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アルキメデスの大戦318話ネタバレ考察感想あらすじ!偶然の賜物?米国民の敵「日本」誕生

漫画ネタバレ

2022年6月20日発売の週刊ヤングマガジン2022年29号で、『アルキメデスの大戦』第318話が掲載されました。

 

『アルキメデスの大戦』第318話は、開戦を目前にして日米両国に緊張が高まってくる様が描かれます。

 

ワシントンではルーズベルトが国務長官を筆頭に幹部たちを集め、日本軍による奇襲攻撃の可能性を強く示唆。

 

その頃、北太平洋上を航行する空母機動部隊にハワイ真珠湾に停泊する艦艇の情報が入る。

 

12月6日、ワシントンにある駐米日本大使館では本国から送られてきた詔書を英訳し、12月7日13時にアメリカ側に届けるよう指示が下されていた……

 

本記事では、『アルキメデスの大戦』第318話[パブリック・エネミー]のあらすじと感想を紹介していきます

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アルキメデスの大戦318話のあらすじネタバレ

【ワシントン・ホワイトハウス】

 

大統領執務室ではルーズベルトが国務長官をはじめとする幹部たちを前に声を荒げていました。

 

ルーズベルトは陸海軍の作戦参謀が考えるような定石通りの攻撃など日本はして来ないと叱咤。

 

日本は必ず奇襲攻撃を仕掛けてくるに違いないとまで断言します。

 

幹部たちはその根拠と理由を訊ねますが、ルーズベルトはただカイ・タダシがそう言っていたとの一点張りで、具体的な説得力がありません。

 

幹部たちの反応の薄さに業を煮やしたルーズベルトは、先の極秘交渉において櫂と二人だけで交渉した時のことを話して聞かせました。

 

カイはまるで頭がカミソリのように切れる実に厄介な男であったと…

 

そのカイが奇襲攻撃こそが最も効果のある戦い方だと断言していた以上、必ず日本は奇襲攻撃を仕掛けてくると確信し、幹部たちに強い口調で迎撃の準備を訴えたのでした。

 

ところが国務長官のハル以外、ここに呼ばれた幹部は誰もカイ・タダシのことを知りません。

 

ルーズベルトの根拠の薄い一方的な話と態度を見かねたハルは、カイは先の交渉決裂の責を取って左遷、もしくは退役させられているはずだと話し、その証拠に日本の海軍省中央人事にその名が見当たらないことを伝えました。

 

しかしハルごときの推測など、カイ・タダシを新鮮な生直で体験したことのあるルーズベルトには届きません。

 

考えすぎではないかと口を挟んだハルを”黙れ!”と一喝し、カイ・タダシは必ずアメリカ打倒の秘策を練っていると声を荒げます。

 

激昂したルーズベルト、ついには自分たちが相手にするのは東條でもエンペラーでもなく、カイ・タダシであり、アメリカはカイ・タダシと戦うのだと言い放ちました。

 

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あまりに極端で、あまりに根拠のないルーズベルトの発言に、幹部たちは今の大統領に何を言っても無駄と察し、ただ沈黙するばかり。

 

ルーズベルトはそんな幹部たちに今すぐ奇襲攻撃に備えるよう全軍に最高レベルの警戒命令を出すよう厳命。

 

幹部たちのケツを叩くかのようにして執務室から追い出しました。

 

執務室を後にした幹部たちは、皆がルーズベルトの変わりように戸惑いを覚えていました。

 

そんな中ハルだけは執拗に「奇襲でくる」と固執して訴えていた理由が、大統領自身の保身から発せられた側面もあるのではないかと疑っていました。

 

万が一攻撃を受けた場合においても自身の面目が立つために、幹部たちに事が起きる前に奇襲攻撃に備えるよう発言しておいただけなのではないかと……

 

 

【空母「赤城」艦内】

 

作戦通り、北太平洋を航行中の空母「赤城」に、真珠湾に停泊中の米国太平洋艦隊の情報が届きます。

 

艦橋にいた南雲をはじめ将校たちは真珠湾に停泊中の艦船情報を知り、落胆の色を隠せません。

 

落胆の理由は、最も沈めたかった空母が一隻しか停泊していないことにありました。

 

アメリカが保有する空母は七隻あり、その内の一隻しか停泊していないのですから、南雲たちが落胆するのも無理もありません。

 

櫂は士気の下がる南雲と将校たちに、たとえ一隻でも悲観することではないと声を掛けました。

 

太平洋艦隊に所属しているのは七隻の内、三隻。

 

停泊している「レキシントン」は「赤城」に匹敵するほどの大型空母であり、これを撃沈できればその後の戦局が有利になるのは間違いないと話し、落胆する必要はないと言って聞かせました。

 

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予想よりも多くの戦艦を含む艦船が停泊しており、これらに大打撃を与えれば大きな戦果であるとも。

 

停泊情報を知って少し士気が落ちかけていた南雲も将校らも、櫂の言葉で再び士気を上げるのでありました……。

 

 

【ワシントン・駐米日本大使館】

 

1941年12月6日

 

11時6分

 

来栖と野村の特命大使と丹原ら外務省幹部職員が集まり、本国から送られてきた詔書の指示についての会議が開かれていました。

 

 

詔書は計14部。

 

最終章は12月6日に送る。

 

タイプで全文を打つこと。

 

タイピストは日本人職員が行うこと。

 

12月7日13時にアメリカ側に届けること。

 

 

これら指示から、詔書の14章に重要な結論が書かれていると考えられ、丹原は詔書が宣戦布告文で間違いないと確信するに至ります。

 

野村も来栖も覚悟していたこととはいえ、実際に開戦日が想定される指示書を目の前に言葉がありませんでした。

 

櫂と共に戦争回避に動いて来た丹原もその例外ではありません。

 

それでも丹原は立ち上がり、自分の役目を全うすべく詔書作成の準備に取り掛かるのでありました……

 

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アルキメデスの大戦318話の感想と考察

【いよいよ問題の騙し討ち】

 

ついに「アルキメデスの大戦」も連載開始から8年余りにして宣戦布告文をアメリカに届ける直前まできましたね。

 

今回、詔書の14章だけ遅らせて本国から送られること、タイプにて日本人職員が打ち直すことが作中で語られていましたので、ほぼ間違いなく、史実通りに奇襲攻撃開始から遅れる形でアメリカに詔書が届く結果になると思われます。

 

アメリカとルーズベルトにとっては思わぬギフトって感じでしょうか。

 

日本との開戦に必要であった国民の支持、それを得られる口実というか大義を当の日本からギフトされるのですから願ったり叶ったりといったところ。

 

議会でルーズベルトがしたり顔で日本の”騙し討ち”をことさら大げさに語り、国民感情を煽る様が本作で見られそうで複雑な心境です。

 

パブリック・エネミー「日本」誕生まであとわずか。

 

 

【カイ・タダシ】

 

今回、冒頭で描かれていたルーズベルトのある意味、カイ・タダシ推しといえる発言と、ムキになってカイ・タダシを連呼する姿は、ちょっと面白かったです。

 

読んでいて思わずクスってなりました。

 

カイ・タダシはトラウマ級のインパクトをルーズベルトに植えつけたのでしょうね。

 

ルーズベルトだって冷静になって考えれば、日本が奇襲攻撃作戦を仕掛ける理由と根拠が、カイ・タダシという人間が存在しているからだけというのは無理があることくらい理解できるはずです。

 

しかしカイ・タダシは国内国外を問わず、出会った権力者を冷静にさせない”何か”を持っている男。

 

東條然り、ヒトラー然り、ルーズベルト然り。

 

時にその”何か”が強みにもなりますが、無駄に相手を逆撫でする弱点にもなっています。

 

カイ・タダシに”何か”のバランスを上手く制御できる柔軟さがあったなら、本作が史実通りの展開とはならなかったかもしれませんね。

 

今回のタイトルである「パブリック・エネミー」とは、日本のことでもあり、もしかしたらカイ・タダシのことなのかも……

 

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