漫画『はじまらない結婚』はebookjapanコミックスで連載の木村イマ先生の作品です。
『はじまらない結婚』10話では、陽(よう)が初めて住谷と出会った時のことを思い出します。
そして住谷の言葉で、陽は大事な何かに気付きはじめます・・・。
本記事では、『はじまらない結婚』10話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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はじまらない結婚10話のあらすじネタバレ
住谷は真っ赤な顔をして言います。
「頼ってくれたらそれで嬉しいんですよ」と陽を抱きしめました。
陽は、住谷が気持ちを伝えてくれているのに、私は今自分とお腹の子のことしか考えられないと思いました。
そして、住谷は、風邪をひいてしまうから俺の家に、と住谷の家へ行くことに。
温かいお茶を飲みながら、落ち着いたら帰ると陽が言うと、住谷は言います。
「付き合ってもないのに、子ども産もうとか言って、キモかったですかね」
住谷の言葉に、陽はそこまで想ってくれて嬉しい、だからなおさら気持ちを無視できない、と言いました。
すると住谷は、そういうところがずっと好きです、とさらっと言います。
真っ赤な顔になる陽。
そして、住谷は、初めて会った時のことを覚えていますか?と言いました。
――――― 散らかった住谷の部屋に、収納アドバイザーとしてやってきた陽。
住谷は、使ってなくても、使ってた時があったから、物が捨てられない、と言います。
それを聞いて陽は「情が厚いんだね」と言います。
住谷は「そんないいカンジのことですかね?」と尋ねました。
すると、陽は、「手放したいけど、できないってことは、いいカンジではなくなってきているから、プロに任せるのが一番、判断力ありますね」と言いました。―――――
昔のことを思い出しながら、住谷は言いました。
自分のことしか考えていなかったら、人のことは見れないはずなのに、今だって俺の気持ちなんてどうでもいいのに、と言います。
「愛情深いのは陽さんです、大好きです」
陽はごめんと言うと、住谷も何度も困らせてごめんなさい、でも頼ってくださいと言いました。
帰り道、なんで私は住谷の気持ちを断ったのか、まだ木(もく)に期待しているのかと自問自答します。
そして、決断しないといけないと思いました。
私が自分の名前が好きな理由は、太陽みたいにまっすぐ光っていたいから、そういう自分を大切にしてきたんだと。
大事なのは、私が何を信じたいかだと、陽は結論づけました。
その後、陽は星とのDMのやりとりを見て、星をブロックすることにしました。
いい人でいたいわけじゃない、私とは違うところで輝いてねと。
部屋に入り、この部屋どうしようか、私はどうしようかと、陽は考えます。
はじまらない結婚10話の感想と考察
住谷の言動が可愛くてとてもきゅんきゅんしてます。
頼ってくれたら嬉しいと陽を抱きしめたり、大好きだと、まっすぐに陽に気持ちを伝えるところがいいですね。
あと、つきあってもいないのに、子どもを産もうって言ったのはキモかったかと、本人に聞くところが、すごくピュアで可愛いなぁと思います。
どう考えても、木よりも陽のことをよく見ているのは住谷だし、住谷といる方が陽は幸せなのかもしれません。
でも陽はきっと木のことが好きなのでしょうね。
なんともできないけれど、こればっかりはしょうがないのかもしれません。
星をブロックしたのは大正解ですね。
あんなことされたら、友達でもなんでもない、もうこの先一生、会わない人ですしね。
陽はどんな決断をするのか、ますます気になります。
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