漫画『はじまらない結婚』はebookjapanコミックスで連載の木村イマ先生の作品です。
『はじまらない結婚』7話では、陽(よう)の家までやってきた星(あかり)。
ついに星の本性が明らかになり・・・。
本記事では、『はじまらない結婚』7話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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はじまらない結婚7話のあらすじネタバレ
陽は扉を開けずに星に言います。
「何時だと思ってるの?」
星は早くスッキリした方がいいかなと思った、ざわざわして落ち着かないんだもんと嬉しそうに言います。
すると笑顔だった星が、突然恐ろしい顔で言います。
「陽がどんな顔で苦しんでるのか早く見たくって」
その言葉に寒気が走る陽。
木(もく)は陽にとりあえず帰ってもらおうと言うと、高笑いをしながら星は言いました。
「いまさら王子様気取りですか。男って性欲とたてまえの整理で大変ですね」
木は警察に連絡すると言うも、星は「やってみなよ、何も恐くない」と言います。
そして明日都合のいい場所教えてと言って、星は帰っていきました。
恐ろしくて玄関で腰が抜けてしまった陽。
激しい心臓の音が、体中をかけめぐります。
「誰?星ってあんな子だった?」と考えます。
木は陽に、昔もめたりしたのかと尋ねるも、陽は心当たりがなく無言になります。
そして思い出したのは、星が男子から人気があって妬んでいた子はいたこと、でもその中に混ざってはいないし、むしろ陽は星をフォローしていたことを思い出します。
翌日、陽と木と星は3人で会います。
陽は、最初から木と浮気するつもりで私に会おうといったのかと尋ねました。
すると星は笑顔でうんと言います。
「なんで?私恨まれるような何かした?」と言うと、星は「したよ」と言います。
星は、陽のそういう自覚がない所が本当に嫌、と言いました。
そして、具体的になんのことかと陽が尋ねると、星は中学時代のことを話し始めます。
陽が私をフォローしてくれたつもりなのは知っている、でも上履きがなくなった時のことを話し出しました。
陽も一緒に探して上履きが見つかったけれど、その上履きには「エロ女、調子のんな、ブス、こびこび女」といたずら書きがされていました。
その時、陽は「星が可愛いからうらやましがってるんだよ、気にすることない」と星に言います。
星はその時のことを思い出しながら言いました。
男女から人気のある陽から見ても、私は可愛いんだと知っていた、けれど、上履きに書かれているように、実際私は男子に媚びている。
それなのに、陽はなんで自然体で、男子にも女子にも、私より好かれるのかと言いました。
さらに星は、
「長谷部くんのこと覚えてる?私長谷部くんのこと好きで、彼は陽が好きと言った」と言います。
「私とセックスした後に」と言うと、陽は驚いて「え?いつの話?」と聞きます。
星は「中3」と言い、男子たちが星より陽の方がランクが上で、本命にしたいと話していたと言いました。
陽は焦って言います。
「待って?それ私、なにもしてなくない?」
すると整然と星は言います。
「陽がいたから比べられてしまう、陽が悪い」
はじまらない結婚7話の感想と考察
星が怖すぎてたまらないんですが、皆さんは大丈夫ですか?
挙句の果てに、勝手に陽に恨みを抱いていたパターンだったとは。
勝手な逆恨みで夫に近づいて浮気されるなんてちょっと陽が可哀想すぎます。
自分は陽より可愛いけれど、男子に媚びているから好かれている、でも自然体にしていて勝手に男女から好かれている陽が許せないって、どれだけ性格が歪んでいるんだろうと思いますね。
星はせっかくの美人なのにもったいないなぁと思います。
こんなにこじれた女だと、陽に謝るということはできなさそうなので、次は陽と木が今後どうしていきたいか、という二人の話し合いになるのかなと思いました。
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