2022年4月6日発売の週刊少年マガジン2022年19号で、『彼女、お借りします』230話が掲載されました。
『彼女、お借りします』230話では、和おばあちゃんから皆に説明し、とりあえずみんなを納得させることが出来ました。
水原がトイレに行くと瑠夏が追いかけて来て、かなり怒っています。
しかし水原の反省している顔を見て、あまり強く言えませんでした。
するとそこに麻美が現れ、水原に掴みかかります。
本記事では、『彼女、お借りします』230話「楽園と彼女㊷」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします230話のあらすじネタバレ
自分のことを馬鹿にしていると怒り、水原に掴みかかる麻美。
レンタル彼女とは何なのか、全然笑えないギャグだと怒りが収まりません。
水原は麻美がバラしたことについて言い返しますが、麻美が更に言い返します。
これで水原が、お客を誘惑し続けていたのが明白になったと言います。
麻美は、水原の人を食ったような態度が気に入りませんでした。
恋や想いなど言い、自分だけいい子ちゃんぶっているところに、腹が立つのです。
今すぐ事務所に電話してやると、麻美はスマホを出します。
さすがにそれはまずいと、瑠夏が慌てて止めに入ります。
すると、水原が麻美の腕を掴み、麻美も変だと言います。
水原から見ると、麻美は自分の気持ちに嘘をついているように見えます。
何故そう思ったかというと、ここまで和也に執着するのはおかしいからです。
確かに今回の件は、レンカノとして完全に逸脱行為なので謝罪します。
そして引き続き、事務所に言わないでくれとお願いもします。
開き直りになるが、ここで手をついて謝れと言われればすぐにして見せます。
しかし、麻美の本心を検めてからでも遅くは無いと主張します。
水原は麻美の手を振りほどいてトイレから出ていき、瑠夏も水原を追います。
残された麻美の表情からは怒りは消え、悔しそうにしています。
ご飯を食べ終わり、みんな部屋に向かって歩いています。
水原はみんなより先に部屋に戻ったようです。
和也の母親は、水原の元気が無かったと気にかけています。
和也はトイレに寄って行くと声を掛けますが、誰も聞いていません。
トイレの個室に入り、和也は先ほどのキスを再び思い出します。
考えないようにしていても、どうしても思い出してしまうのです
今までもレンカノとしての規約を超えてきましたが、今回のキスは明らかに一線を越えてしまった感があります。
そして水原とのキスは、楽園だったと思い返します。
優しく包み込む陽だまりのような暖かさ、お花畑のような水原の香り、二度と戻れなくなるような感覚でした。
思い出す度頭が熱くなりますが、このまま開放感に身を任せたらダメだと、頭を冷やそうとします。
和也は、水原はあのキスをどう思っているのか、好きではない相手にでも出来るのかが気になっています。
部屋で一人佇む水原は、先程麻美に言ったことを思い出し、溜め息をつきます。
するとドアが開き、振り返ると和也が立っていました。
彼女お借りします230話の感想と考察
前回は怒り狂った麻美の登場で終わり、どうなるのかとヒヤヒヤしました。
麻美が言っていることは全て正しいですし、水原に弁解の余地はありません。
それでも水原は、最後に反撃をしました。
それは、麻美の本心についてでした。
水原は、ずっと気になっていたのでしょう。
なぜここまで、自分達に突っかかってくるのか。
麻美はもしかしたら、和也のことがまだ好きなのではないかと気づいたんですね。
そして最後、麻美の表情を見て確信したのでしょう。
この賭けともいえる反撃に、水原は勝ったのではないでしょうか。
この後麻美が、事務所に電話をかけるかもしれませんが、それはそれでしょうがないと思います。
水原は、レンタル彼女を辞めるしかないでしょう。
麻美がどうゆう行動を取るのか、とても気になりますね。
そしてキスを忘れられない和也ですが、とうとう水原と二人きりになりました。
何を話すのか、次回が気になります。
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