2022年3月30日発売の週刊少年マガジン2022年18号で、『彼女、お借りします』229話が掲載されました。
『彼女、お借りします』229話では、自分は和也と付き合っていると、二度のキスで示した水原。
和おばあちゃんは一度和也たちから、部屋で話を聞くことにしました。
水原は和也との出会いから小百合おばあちゃんが亡くなる前までのこと、すべて真実を話しました。
ただ、本当に付き合っているという嘘だけを隠していました。
本記事では、『彼女、お借りします』229話「楽園と彼女㊶」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします229話のあらすじネタバレ
和おばあちゃんは、みんなに和也たちのことを聞いたまま説明をしました。
和也の両親は納得し、木部と瑠夏のことは本当に二人の友達ということになっています。
レンタル彼女という、特殊な職のせいでこの現状が生まれたことに対しては、今後の考えようと和おばあちゃんは話します。
和也は、木部が居ないことについて栗林に聞くと、散歩に行ったと言います。
誤解が解け、水原はお手洗いに向かいます。
バイキングを取りに行くことになり、一人になった和也を捕まえたのは栗林でした。
栗林は、レンタル彼女の水原が彼女のふりをしてくれていると信じていたので、混乱していました。
和也はこっそり、栗林に本当のことを話しました。
しかし、栗林の興奮は収まりそうにありません。
今までにも彼女のふりをするために、水原はレンタル彼女の規約を飛び越えてきたと栗林は想像できます。
ただ今までとは違い、和也がさっきしたのはキスです。
いくら彼女のふりに付きあってくれているとはいえ、キスまでするのかと、そこに栗林は興奮していたのです。
すると後ろから和おばあちゃんから声を掛けられ、栗林は慌てて和おばあちゃんを、別のところに上手く誘導します。
残された和也は、先程のキスを思い出し、顔を真っ赤にしながら一人で悶えています。
一方お手洗いに行った水原のところには、瑠夏が迫っていました。
瑠夏も栗林と同じく、本当のことが知りたくて我慢できませんでした。
水原に詰め寄り、自分の彼氏を寝取ったと騒ぎ立て、以前和也との交際を勧めてきたことについて怒ります。
しかし水原は、怒っている瑠夏に対しごめんと一言だけ返します。
何も言い返せない落ち込んだ水原の表情を見て、瑠夏は拍子抜けしますが、許さないと再び怒ります。
すると、その二人に急接近してきた人が居ます。
それは怒りで顔を真っ赤にした麻美でした。
彼女お借りします229話の感想と考察
前回は、二度目のキスに驚きましたね。
あれだけ優勢だと思っていた麻美も唖然としていました。
そして今回は、木部と麻美を除き、みんなに説明をしました。
和也の両親は、もちろん和おばあちゃんの説明もあり、すぐに納得しました。
栗林と瑠夏は、友達ということになっていましたが、二人はいい子ですよね。
特に瑠夏は、仮ですが一応和也と付き合っているのに、ここまで協力してくれています。
見ているこっちの方が、胸が苦しくなりますね。
栗林が和也に言ったキスのことですが、あれは水原も和也に気があるぞということを言いたかったんでしょうね。
じゃないと、さすがにキスまではしないという興奮だったのでしょう。
和也もそのことに気づいているけれど、まだ分からないというモヤモヤに悩んでいるのでしょう。
はやくハッキリと、水原の気持ちを聞きたいですよね。
そして瑠夏は、ようやく言いたいことを言えました。
どうしても和也を取られたくないと思っているので、もちろん怒りますよね。
しかし予想外に、水原が本当に反省しているのが分かったので、これ以上何も言えなくなると思ったのでしょう。
そしてそこにまた邪魔が入り、本命の麻美が登場です。
今の瑠夏との会話を聞かれてしまったのか、次回が気になります。
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