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アルキメデスの大戦304話ネタバレ考察感想あらすじ!亡き永田から東條への忠告と提案

漫画ネタバレ

2022年3月7日発売の週刊ヤングマガジン2022年14号で、『アルキメデスの大戦』第304話が掲載されました。

 

『アルキメデスの大戦』第304話は、首相となった東條の孤独が描かれます。

 

近衛の後を継ぎ、現役軍人のまま内閣総理大臣となった東條。

 

首相となった今、陛下の心情とその言葉の重みに、対米開戦も辞さずの心構えが揺らいでいた。

 

官邸で一人思案にふける東條の前に、夢か誠か死んだはずの永田鉄山が現れる。

 

永田は無数の火の玉と大勢の軍人を引き連れて現れ、東條に忠告と共にある提案をするが……

 

 

本記事では、『アルキメデスの大戦』第304話[東條の孤独]のあらすじと感想を紹介していきます

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アルキメデスの大戦304話のあらすじネタバレ

【首相官邸】

 

第三次近衛内閣の後を引き継ぎ、現役軍人のまま第40代内閣総理大臣に就任した東條。

 

これまでも複数の大臣を兼任するなどして権力強化を図ってきた東條としては、ついに念願である最高権力の座に就くことが叶ったといえます。

 

東條は日本を正しい道に導くためならば、対米開戦も辞さない構えで首相になったつもりでいました。

 

しかし、いざ自分が首相となって聞く陛下の心情と言葉は、これまで聞いてきたものとは全く異なる重みを持って東條の耳に届いたのです。

 

陛下は東條たち新内閣に対し、対米戦争は最大限尽力してこれを防ぐように心情を述べていました。

 

これにより東條は対米戦回避を無意識の内に考えるようになっていたのです。

 

それは対米戦も辞さずとしていた構えに揺らぎが生じていることを意味していました。

 

たとえ正義が自分たちにあっても、戦って勝てば官軍、戦って負ければ賊軍とされるのは世界の歴史が証明しています。

 

万が一日本が負けた場合に陛下はどうなるのか、連綿と受け継がれてきた天皇を中心とした日本の歴史を自分のせいで終わらせることになってしまうのではないか。

 

この不安が頭に浮かんでは消え、また浮かんでは消えを繰り返すことで、東條の精神状態は不安定なものとなっていました。

 

 

この日も東條が一人官邸で対米戦回避に思いを巡らせていると、夜でもないのに急に室内が暗くなります。

 

何事かと思った矢先、東條を囲むようにして無数の火の玉が浮かび上がり、火の玉の傍らには中国で戦死した陸軍の兵士たちの姿が。

 

さらに東條の目の前に一際大きな火の玉が現れ、その傍らにいたのはなんと、亡き永田鉄山が!

 

驚いて腰が抜け、地面にへたり込んだ東條に、永田は声をかけました。

 

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”陛下の御心に従って対米戦回避に尽力しろ”

 

 

”お前に回避の知恵が無いのは知っている、だから櫂を使え”

 

”櫂ならばこの危機を脱する方法を見つけ出せる”

 

 

永田はそれだけ言うと兵士たちと共に消えていなくなり、室内は明るさを取り戻しました。

 

 

【首相官邸・後日】

 

海軍大臣となった嶋田が首相官邸を訪れていました。

 

応接室で二人きりとなった東條と嶋田。

 

お互いに今のポジションまで上り詰めたことを感慨深げに語る嶋田は、二人きりで会うのは永田が殺された時以来だと亡き永田の名前を口にしました。

 

ふいに嶋田から先日お化けになって出た永田の名前を言われ、東條は顔には出さないまでも内心激しく動揺。

 

それでもすぐに平静さを取り戻し、永田の名前が出たこともあって、ふと櫂が今どうしているかを知りたくなり嶋田に尋ねました。

 

東條から櫂の名前が出たことに嶋田は驚きますが、現在櫂が主計長をしていることを伝え、櫂に何か用事でもあるのかを逆に聞き返します。

 

東條は首相にまでなると櫂のような直言する者がまわりにいなくなるため、ふと思い出したまでだと答えました。

 

嶋田はそれを聞き、カミソリ東條とまでいわれた男が随分ヒヨって老けたものだと内心思うも、心労を察すると労いの言葉をかけるのでした。

 

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【首相官邸・嶋田退室後】

 

嶋田が帰った後、東條はあらためて櫂のことを考えていました。

 

櫂が米国でルーズベルト大統領とサシで長時間議論を交わし、米国から奇跡的な妥協をもぎ取ってきたことを思い出します。

 

 

言うなれば櫂は米国大統領と腹を割って話せる唯一の日本人ではないか……

 

櫂を渡米させてまた極秘交渉を行わせれば和平合意を達成できるかもしれない……

 

世論は対米開戦を望んでいるため、和平合意となれば暴動が起こる危険があるが、自分なら首相兼陸軍大臣の権力で警察と陸軍を動かして鎮圧できるだろう……

 

 

都合の良いように想像が膨らんだ東條は、すぐさま海軍に連絡を取り、櫂を官邸に呼び寄せようと受話器に手をかけました。

 

が、しかし、ここで首相としてのプライドが急速に東条の脳内を支配し、これを邪魔してしまいます。

 

 

自分は首相であり、櫂のような若造ごときに頼るなど面目が立たん!

 

 

受話器から手を放し、総理の椅子にどっかりと腰を降ろした東條。

 

首相である以上、対米開戦であろうと何であろうと決める時は決めると腹を括ります。

 

東條が腹を括った途端、またもや室内が暗くなり、火の玉とともに永田や兵士たちが現れました。

 

永田は今を逃すと二度と櫂を和平交渉に使えないぞ!と、東條に迫ります。

 

前回は腰が抜けた東條でしたが、腹を括った今、お化けなんぞ怖くはありません。

 

永田や兵士たちに”黙れ””消え失せろ”と怒鳴り散らしながら一人室内で暴れまくるのでありました……

 

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アルキメデスの大戦304話の感想と考察

【またも結果的に櫂】

 

櫂は戦争回避のために力を尽くしてきましたが、その性格というか態度が仇となる宿命のようです。

 

例え国民のためというよりも陛下のためという思いが強かったにせよ、せっかく東條が開戦よりも回避に考えが傾くまで柔軟な姿勢を見せていたのに、また頭の固い元の東條に戻ってしまいました。

 

「大和」の平山といい、ハワイ作戦の山本といい、鏡子の晴彦といい、今回の東條といい、みんな櫂きっかけでプライドを刺激され意固地になってしまう。

 

ここまでくると容姿まで含め、櫂の存在自体が他者を逆撫でし、ともすれば誤解を生ませる原因と言っていいでしょう。

 

櫂はピースメーカ―になり得る人間です。

 

しかし、ドイツであろうがアメリカであろうが日本であろうが、世界中何処へ行っても頑張れば頑張る程、結果的にトラブルメーカーにしかなれないのが櫂かもしれません。

 

 

【臣下・東條英機】

 

今回は世間で言われているところの「臣・英機」の一面をお化け騒動を交えてポップに描いたオチャラケ回でした。

 

史実では東條は対米戦を回避するためギリギリまで交渉に掛けていたと思われる記録が残されています。

 

とはいえ、どう考えたって時すでに遅しであり、首相になる前の東條の言動や行動の記録を見るに、何を今更感は否めません。

 

首相になる直前に、軍と省庁のエリートを集めて作った模擬内閣が緻密な計算を基にシミュレーションした戦争の結果を机上の論理だと一蹴して潰したり、近衛が自ら米国へ和平交渉に向かうとしたのを辞職で潰したり、開戦派といっていい行動を東條はしていました。

 

だからこそ作者はたとえ史実や記録で東條がギリギリまで対米戦回避を模索していたことが明らかだとしても、それが断片的であるとして、やはり東條が心から国民を思い、和平を望んでいたとは思っていないのでしょう。

 

あくまで天皇の御身、天皇を軸にした日本の歴史が終わることも考えられるその重圧から逃れるために、ギリまで交渉に一縷の望みをかけていたにすぎないとの考えを今回作中で表したように感じました。

 

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