2022年2月9日発売の週刊少年マガジン2022年11号で、『彼女、お借りします』222話が掲載されました。
『彼女、お借りします』222話では、麻美のスマホから見えたのはレンタル彼女水原千鶴のプロフィールでした。
みんな動揺しているところで、麻美は慌てて言い訳をしますが、和おばあちゃんはサイトを調べ本当のことだと理解します。
そこで麻美は、もう黙っていられないと言い始めます。
本記事では、『彼女、お借りします』222話「楽園と彼女㉞」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女、お借りします』222話のあらすじネタバレ
和おばあちゃんが水原千鶴を初めて見たのは、孫の彼女だと知った病室でした。
麻美の発言のせいで、もうここから逃れることは出来ないと思った和也。
目の前が歪んでいくほど、何も考えられなくなっていきます。
このまま麻美を放置しても全て話し始めるでしょうし、周りも自分らの異変に気付いています。
両親や木部が今何を考えているのか、和おばあちゃんが何も言わないのは何故か、この後の未来が何も想像できません。
和おばあちゃんは、和也の口から本当のことを聞きたいと言います。
水原千鶴はレンタル彼女で、本当の彼女ではないのかということをです。
冷静な和おばあちゃんに、和也は何も言葉が出てこず固まっています。
和おばあちゃんは、最近ようやく不思議に思わなくなったことがありました。
それは和也しては、完璧すぎる彼女だということです。
そして和也が何も言わないのを見て、そうだったのかと下を向きます。
和也はもう、土下座して謝るしかないと思いました。
すると再び、麻美が喋り始めます。
水原に黙っていてと言われたのに、我慢できなかったことへの謝罪をし始めたのです。
家族を騙すようなことをして、思わせぶりな態度を続けているのを、見ていられなかったと言います。
大切な指輪まで受け取り、生活費も使わせ、水原をレンタルするために和也はバイトも始めました。
それを麻美は何度も止めたが、水原は一向に聞き入れてくれなかったと言います。
この麻美の言い方では、水原が悪者になっていると和也と水原は気づきます。
そこで和也の父が麻美に、水原は自分達を騙していたのかと聞きます。
麻美ははっきり騙すつもりだったかはわからないといい、ただこれは仕事の範疇を超えていると答えます。
初めは借り続けている和也が悪いと思っていましたが、実のおばあちゃんを騙していると聞き、もう分からなくなったと話します。
麻美は泣きながら、和也と手を繋いでご飯食べてデートして、そのとき水原はどんな気持ちで笑っていたんだろうと名演技を見せます。
麻美の標的は、水原千鶴だったのです。
彼女、お借りします』222話の感想と考察
前回から始まった麻美の攻撃、もう怖い凄いしか言葉が出ません。
どうやったらこんなに上手く言い回しや演技が出来るのか、凄すぎて怖いですよね。
もし私が和也や水原の立場だったら、目の前で何が起こっているのか分からず、和也や水原と同じように立ち尽くすと思います。
しかも今までは水原の味方で和也が悪者だと寄って来ていたのに、まさかの水原を悪者にするなんて、想像していませんでした。
やっぱり女の方が憎くなるんですね。
水原に近づいたあの時から、この結末を決めていたんでしょうね。
和おばあちゃんに近づいたのも、自分の言葉の信憑性を高めるためで、木部にも同じことでしょう。
ここで今誰の言葉を真実かとなったら、恐らく麻美の言葉になりますよね。
今まで、計画的に積み上げてきた麻美の行動が恐ろしいです。
栗林には何もしていないと思いますが、瑠夏には和也の彼女にさせてあげると言っていたので、この後は本当の彼女は瑠夏だとか言うつもりなのでしょうか。
それとも、瑠夏のこともバラしはじめるのでしょうか。
私の希望は、和おばあちゃんですね。
麻美の言葉よりも、和也や水原のことを信じてあげる和おばあちゃんが見たいです。
木部や両親は、正直麻美に騙されるではないかなと思います。
和おばあちゃんが見てきた水原が、全部嘘だったのか、よく考えて欲しいですね。
次回も楽しみです。
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