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アルキメデスの大戦300話ネタバレ考察感想あらすじ!櫂の辞書に反省あれども後悔なし!

漫画ネタバレ

2022年2月7日発売の週刊ヤングマガジン2022年10号で、『アルキメデスの大戦』第300話が掲載されました。

 

『アルキメデスの大戦』第300話は、連載300回という節目もあって、これまでを振り返る櫂の姿が描かれます。

 

櫂は坂巻が眠る寺を訪れ、偶然にも寺の住職と遭遇。

 

住職から気遣われたことで、これまで自分がしてきたことを振り返るきっかけに。

 

櫂自身、全力で奔走してきた自負はあるものの、結局日本は最悪の事態の一歩手前の状況。

 

己の力の無さを痛感した櫂は……

 

本記事では、『アルキメデスの大戦』第300話[宿命]のあらすじと感想を紹介していきます

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アルキメデスの大戦300話のあらすじネタバレ

【某寺】

 

櫂は坂巻が眠る寺を訪れていました。

 

坂巻の墓前で手を合わし、心内であの後に日本が辿ってきた道を報告し、自身の不甲斐なさを詫びます。

 

そこへ寺の住職が顔を見せ、櫂は経をあげましょうかと話しかけられます。

 

櫂は是非にと頭を下げ、住職の読経が始まりました。

 

 

読経を終えた住職は坂巻の話が聞きたいと話し、二人は寺の広間へと移動。

 

 

住職は櫂が坂巻の最期を看取ったことを知り、何か坂巻に報告でもあったのかと尋ねます。

 

軍の機密情報でもあるため、口籠る櫂。

 

その様子に、立ち入ったことを尋ねてしまったと住職は詫びました。

 

住職は櫂があまりにも気苦労しているように見えたため、話を聞くことで少しでも気がやわらげばと思い、ついよかれと思って声を掛けたのです。

 

櫂も住職の心遣いを感じていましたが、軍の情報を話すわけにはいきません。

 

言いたくとも言えないでいる櫂の様子に、何か大きなものを一人で抱え苦しんでいるのではないかと住職は察しました。

 

詳しいことは何も聞かず、住職はただ静かに語り始めます……

 

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一人の力とは所詮微々たるもの…

 

時代の大きな渦の中では無力という他ない…

 

今の、この世に生きることを宿命とし、与えられた役割に応えることのみに精力を尽くす…

 

あとは天が決めてくれる…

 

己の力の及ばざるを悟れば、おのずとまた道も開く…

 

 

住職のありがたい言葉を聞き、まるで心内を読まれたような気がしてドキッとした櫂なのでした……

 

 

【寺からの帰り道】

 

住職に礼を述べ、櫂は寺を後に。

 

帰りの道中、住職に言われた言葉を思い返し、ふとこれまでを振り返ります。

 

 

軍の不合理を改め、正しい方向に導けば組織は正常化すると信じてきた…

 

そうすれば結果的に戦争を抑止することに繋がると考え、軍人を務めてきた…

 

住職の言う通り、一人では無力であるからこそ山本長官を信頼して海軍での理想の実現を試みてきた…

 

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櫂はこれまで自分のしてきたことに間違いはなかったとの自信がありました。

 

しかし現実は甘くなく、日本はもはや対米開戦は不可避な状況。

 

櫂はなぜこうなってしまったのかを考え、反省すべき点として、自分が山本長官を見誤り、頼りきってしまったのが誤りであったと自身を責めます。

 

なにより、自分に関わったせいで命を散らした坂巻やマキコ、職を失い犯罪者扱いになってしまった桑野ら協力者に申し訳がない思いでいっぱいでした。

 

軍に入って8年間、結果的に自分がやってきたことは全て徒労に終わったに等しいともいえる今の状況。

 

虚無感にも似た感情を覚え、自然に足が止まる櫂……

 

立ち止まったことにより、ここまで目にしていながら気にも留めていなかった田園風景の美しさに改めて気がつきます。

 

眼前に広がった田んぼ、青々と実った稲穂、畦道の草を刈る農民、美しい山々と麓の農村。

 

しばらくの間景色を眺めていた櫂は、ふと住職の言葉を思いだします。

 

 

”今を生き、与えられた役割にただ精力を尽くす”

 

 

櫂はこの景色を守るため、ただ実直に今の自分に出来ること、与えられた役割に精力を尽くすのみと、思いを新たにするのでした……

 

 

【鹿児島県・錦江湾】

 

1941年8月2日

 

櫂の姿は鹿児島県・錦江湾にありました。

 

連合艦隊参謀として、真珠湾攻撃を想定した実践訓練の視察に訪れたのでした……

 

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アルキメデスの大戦300話の感想と考察

【櫂の反省】

 

今回で連載300回とのこと、誠におめでとうございます。

 

作中での時間も櫂が軍に入ってから、すでに8年もの歳月が経ちました。

 

今回の作中で櫂自身も語っていましたが、櫂は軍に入隊してからというもの、ここまでひたすら対米戦回避のために働いてきました。

 

そのほとんどは合理的判断を軸にした目的第一、感情度外視な行動に終始しています。

 

これは何も間違ってはいません。

 

いませんけれど、櫂が暮らす国は米国でも欧州でもありません、日本です。

 

日本人は合理的でなくとも、たとえ理不尽であろうと、利がなかろうと、時に感情最優先で動く文化を形成・熟成させてきた長い歴史があります。

 

ゴリゴリ理数系の櫂には感情最優先など理解しがたいでしょう。

 

言い換えれば、櫂は人情とか意地とか特に利益に繋がりそうもない、いかにもな日本人的感情に対して理解が乏しいといえます。

 

利を諭せばわかってくれる、動いてくれるとの考えが根本にあるのは別に構わないのですが、利だけでは動かない人間が日本には大勢いるのです。

 

ともすれば多勢かもしれません。

 

また、櫂の考える利と、他者の考える利が同一の種類とも限りません。

 

だからこそ話し合って妥協案なり折衷案を作るのですが、櫂の場合は相手に妥協を求める割合があまりに顕著。

 

櫂は軍人の気質に理解が足りなかったと山本を指して反省していましたが、日本人の気質に理解が足りないのではないでしょうか。

 

櫂に政治的能力まで求めるのは酷ってものですが、このへんをもう少し理解していれば作中とはまた違った結果、歴史になったのではないかと思えてなりません。

 

今回、櫂は反省を口にはしていましたが、自分がしてきた行動に対する後悔はしていませんでした。

 

行動自体は間違ってはいないとの自負があるからでしょう。

 

なんだか一神教信者に通じるものがありますね、とても多神教の国の住人とは思えないそんな櫂の揺るぎの無さに危うさを感じるのです。

 

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