2022年2月2日発売の週刊少年マガジン2022年10号で、『ダイヤのA act2』278話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』278話では、山岡が打った球を麻生が何とかキャッチする事に成功するも、勢い余ってフェンスに激突してしまいます。
そしてぐったりと倒れてしまった麻生の元に東条や審判が向かい、青道高校の面々はこの光景に呆然としていました。
稲城実業はツーアウトと言う事もあって、ランナーが走っていて、続々とホームへと突っ込んでいたのです。
果たして、麻生はフェンスにぶつかってもなお捕球したボールを掴み続けているのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』278話『英雄にあこがれて』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 278話のあらすじネタバレ
山岡は降谷のストレートを打ち返したが、打球の勢いが途中失速していたので、麻生は懸命に追いかけて打球をキャッチする事に成功します。
しかし、がむしゃらに追いかけていたのでフェンスにぶつかってしまい、倒れてしまいます。
東条や審判は彼の元に向かい、青道高校の面々は呆然としていたのです。
稲城実業の面々はツーアウト言う事もあって、続々とランナーが帰還していました。
そんな中、麻生はグローブを掲げるとそこにはボールがありました。
これによってアウトになり、スリーアウトとなったので稲城実業は1点しか取れなかったのです。
しかし、フェンスに激突している影響がなくもないので、審判は、担架を持ってきて、と言います。
降谷と御幸はベンチに戻る中、御幸は降谷に対して、山岡の打球の勢いが途中で無くなったのは、ボールに球威があるからだ、と言いました。
同時に、麻生が捕ってなかったら2点タイムリーになっていたから、麻生に救われたな、と言う御幸。
そして担架で運ばれる麻生に沢村は彼のガッツを褒めると、麻生は、注目されているか、と聞いてきたので沢村は肯定します。
そして観客席からも麻生の好プレーを評価する拍手が送られる中、成宮は今の光景を見ていて、先制点を取ったのに、流れはあっちに行っちゃった、と呟いたのです。
神谷、山岡、白河も成宮と同じ事を思っていました。
国友監督は、流れが自分達にあるとは考えず、振り出しに戻ったかのようにプレーしろ、と言います。
成宮は頷きつつ、内心では、そろそろ本気を出すか、と呟いたのです。
グラウンドの整備が始まり、麻生が担架で運ばれる中で万が一に備えて結城将司はキャッチボールを始めます。
落合は、麻生が出れないなら結城将司が出る事になるが、打撃は置いといて守備では麻生よりも劣るからこの決勝と言う舞台ではそれは致命的で、下手すれば付け入る隙が生まれる、と感じていました。
選手達は片岡監督の前に集まると、片岡監督は、自分達がすべき事は変わらないし、天久の時に見せた諦めない姿勢で食らいつけば、活路を見出せる、と言って鼓舞。
そして6回表、倉持が打席に入ると応援に来ていた母親が懸命に声援を送っていました。
倉持は打つ気満々であり、成宮も、先頭バッターを封じれば勢いを抑えられる、と思ってボールを投げます。
外角のストレートでしたが、外れてボールとなりました。
地元の友人もテレビを通じて応援する中、倉持は内角に来たストレートを打つもファールとなってしまいます。
成宮は低めに変化球を投げ込んでいくが、倉持は見逃した事でボールとなりました。
多田野は内心で、成宮は力が入り過ぎている、と感じつつ、倉持の目を見て怖さを感じていたのです。
観客席にいる天久も倉持と対峙した時の事を思い出します。
沢村が懸命に応援する中、倉持は心の中で、沢村と降谷は成長しているし、試合に出れない川上のためにやるしかない、と思っていましたがチェンジアップに空振りして追い込まれます。
観客席にいる小湊亮介は心の中で、成宮はチェンジアップを投げたのではなく投げさせたのだから、このまま食らいつけ、とエールを送りました。
ダイヤのA act2 278話の感想と考察
正直、捕ったか落としたかのどちらかだと思いましたが、前者でしたね。
これ落としていたらランナー一掃で、山岡も二塁か三塁のどちらかにいたと思いますし、勝敗も決まってしまう所だったのでナイスプレーだと思いました。
それ故に交代すると言う事になると、痛いなと思いましたね。
降谷は疲労は出ているけど、ボールに相変わらず力があるので次の回も続投と言う事にはなるでしょう。
それ故に結城将司が入るとは思いますが、守備力に関しては麻生の足元にも及びません。
打撃には提供がありますが、確実性が無いため、成宮の球を捉える事は殆ど不可能と言えるでしょう。
今は青道の攻撃なので、まだどうなるかは分かりませんので麻生続投か、誰がレフトにつくのか気になりますね。
次回は倉持が懸命に喰らいついていくと思います。
彼は成長を続ける沢村と降谷を見て、自分ももっと頑張ろうと思って成宮の球に食らいついています。
成宮は先制点を取ってもらった後、ギアを入れて投げていますが追い込んでもいないのにチェンジアップを投げ込んできました。
切り札とも言えるチェンジアップを早めに投げてきたと言う事は、内心では点を取られないようにと気負いすぎているのではないでしょうか。
そうなって来ると必然と甘い球が来る可能性があるので、倉持はその球が来るまで粘るでしょう。
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