2022年1月12日発売の週刊少年マガジン2022年7号で、『彼女、お借りします』219話が掲載されました。
『彼女、お借りします』219話では、木部たちと合流し瑠夏の笑顔が、振られた和也の心に沁み渡ります。
木部達と遊ぼうとプールに入りますが、周りの声が全て水原との記憶を呼び覚ましてしまいます。
和也はプールの中に潜り、大声で泣きました。
本記事では、『彼女、お借りします』219話「楽園と彼女㉛」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします219話のあらすじネタバレ
売店にいるカップルを見て、昨晩は楽しんだのだろうと木部達は羨ましがります。
瑠夏は、トイレに行っているようです。
目を赤くしている和也に気づいた木部はどうしたのかと聞きますが、和也はカップルを見たくないと騒ぎます。
すると、前から水原が水着姿で歩いてきました。
水原の周りの男性は、みんな振り返っています。
あんな美女が、告白連続回数11連敗の和也の恋人だということが、未だに慣れないと木部は言います。
一方和也は、水原がまだレンタル彼女を続けてくれることに驚いています。
それでもフラれたことを思い出してしまい、気丈にしなければと自分を落ち着かせます。
木部が水原に声をかけ、遅かったことについて聞きます。
水原は施設を見たかったと言いますが、それなら和也と回れば良かったのにと木部は不思議がります。
対応力のある水原は、和也はみんなが待っているから一人で行かせたとすぐに答えます。
さっそくお昼にしようと、フードコートに向かうことになりました。
木部達の後ろを歩いている和也と水原。
水原にどう接しようと考えていた和也ですが、水原の表情を見るとすこし暗い気がします。
それでもさっきのことを話さなければと、水原に話しかけます。
教会でのことは忘れて欲しいことと、旅行から帰ったら和おばあちゃんには水原と別れたと話すことを伝えます。
レンタル料の明細はポストに入れておいてもらい、あと半日だけ和おばあちゃんに夢見せて欲しいと頼みます。
これ以上水原に迷惑をかけたくないと、和也はきちんと考えていました。
水原も承諾してくれます。
そういえば麻美のことで何か言いかけていたと、和也は思い出し水原に聞きます。
部屋で、どうしても無理だと頭を下げた水原。
麻美は分かったと返事をし、水原は驚きます。
まだ思うところはあるが、ここまでお願いされたらもう無理だと諦めるそうです。
二人のことは忘れて、和おばあちゃんとのことも口裏を合わせないといけないので後でLINEしてくれと言います。
驚いている水原の表情を見て麻美は笑い、水原のことを救いたかっただけだと話します。
交換条件として、このことは和也に秘密にしといて欲しいといい、部屋から出ていきました。
なので、和也から麻美のことを聞かれても答えられません。
水原は、平気だと答えます。
木部に呼ばれ、和也は走って行きます。
和也は、フラれたらどんな気持ちなんだろうと、ずっと考えていました。
実際、死ぬほど悲しくて辛いことがわかりました。
そして意外と、その後のことははっきり覚えていたのです。
瑠夏とも合流して、みんなでロコモコを食べ、スライダーの音なども聞こえていました。
この後、別れたという伏線を張ったほうがいいのかななども、少し考えていたのです。
和おばあちゃんたちとも合流し、水原は何か和おばあちゃんと話していました。
とにかくあと半日、水原に迷惑をかけないようにと、和也は必死でした。
水原は麻美に、和おばあちゃんには友達との金銭問題だったと話したと報告します。
麻美からはスタンプで、了解と返ってきました。
この時の和也が、想像もしていなかったことが、この二時間後に起こります。
11月24日15時37分、東京駅に着く前に、和也の嘘だらけのレンタル彼女生活に終わりが訪れます。
彼女お借りします219話の感想と考察
フラれて大泣きした和也が、どうなるのだろうと気になっていました。
他のカップルを見れないくらい、素直になれていて少し安心しました。
もっと落ち込んで、何も喋らなくなるのかと思っていました。
何も知らない木部達は、和也を羨ましがっていましたが、逆にその言葉が辛いですよね。
水原もレンタル彼女を続けてくれるつもりで、プールに来てくれたんですね。
麻美とのことも、不安が残るような終わり方でしたよね。
あの麻美が、こんなにすんなり引き下がるとは思えません。
実際に最後、この二時間にレンタル彼女生活が終わるとなっていました。
麻美がバラすのか、水原が何か行動を起こすのか、それとも瑠夏なのか、すごくドキドキます。
一番濃厚なのは、麻美だと私は予想しています。
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