2021年12月27日発売の週刊ヤングマガジン2022年4・5合併号で、『パラレルパラダイス』176話が掲載されました。
パラレルパラダイス176話では、リーメアリーから服を受け取りつつ、彼女を見て特に行為に興味が無い事を察するヨータ。
更に一応罪人で、ここに閉じ込めていると言う事になっているから、下手な行動をすれば見張りの者達が始末すると言うリーメアリー。
ヨータは仁科に会わせるように言うも、結託するのを嫌がった彼女が禁じたのです。
リーメアリーはこちらに来たルーミに対しても、ヨータと会うのを禁じました。
果たして、ヨータ達はどうするのでしょうか。
本記事では、パラレルパラダイス176話『誉れと怖れ(オナーアンドテラー)』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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パラレルパラダイス176話のあらすじネタバレ
仁科が金城を倒すなら、国母を倒さないといけないと言った事からリーメアリーはヨータ達を閉じ込める事にしました。
そしてリーメアリーはマロンが斬った事により、服が着れないヨータのために新たな服を用意したのです。
ヨータは自分の裸を見ても、何一つ反応しないリーメアリーを見て、これまで何かしらの匂いを発していた女性の中でも性欲に興味が無い、と感じていました。
そして女性ものの服を着ると、リーメアリーは改めて、この世界ではヨータは悪者であり、閉じ込めてはいるが一応国母の手の者から守っているから、外には出るな、と厳命。
続けて、もし黙って行くのならば外にいる見張りの衛兵が始末するだろう、と言うリーメアリー。
ヨータは、仁科に会いたい、と口にするがリーメアリーは結託するのを恐れたので、それを禁じました。
そしてルーミがやって来て、リーメアリーに対して、ヨータと合流しに来た、と言うのだが彼女から、ヨータは仁科と組んで国母を始末しようとしたから、閉じ込めている、と言います。
続けて、ルーミも国母に忠誠を誓う存在なのだから、ヨータに手を貸すような馬鹿な真似はしないと信じている、と言って去っていったのです。
そして町へと出たリーメアリーはドラゴンに乗ろうとしつつ、昔の事を思い出します。
幼い頃のリーメアリーは魔女らしい服を着ている女性と共に国母の元へと向かっていたのです。
魔女らしい服を着ている女性は、自分達が平和に暮らせているのは国母の力によるもので、本来誰でも気軽に会える存在ではないが、ガーディアンになっていないリーメアリーが国母に会えるのは初めてだ、と言いました。
そして国母がいる部屋へとやって来た彼女へ膝をついて頭を下げていると、国母が、もう見てもいいぞ、と言います。
リーメアリーが見た国母は、黒髪のロングヘアーで美しい顔をしていました。
お前がかなり才能があるリーメアリーだな、と言うと彼女は緊張しながら返事をします。
国母は彼女に、自分の元まで来い、と言うと髪を撫でながら、その才能をこの世界や自分を守るために使ってほしい、と言い、リーメアリーは、勿論、と返事をしたのです。
そう言う経緯があったため、リーメアリーは、自分が生きているうちは国母の命は奪わせない、と思っていました。
その頃、ヨータはベッドで寝転がりながら心の中で、国母を始末出来ても金城とやる事には変わりないからこのままでいいか、と諦めモードでした。
そこへ見張りの衛兵を気絶させたルーミが駆けつけ、自分には国母よりもヨータの方が大事だし、ヨータがやっている事は間違っていないから国母の元へと行くよ、と言います。
しかし、金城には勝てないと今も思っているため、ヨータはそれを拒むと共に自分に期待しているルーミに申し訳ないと思っているため、謝罪しました。
そんなヨータの姿にルーミは、その金城と昔何があったの、と聞くとヨータは考えた末に喋る事を決意したのです。

パラレルパラダイス176話の感想と考察
今回の話で、国母の素顔が明らかになりましたが、かなり美しい顔をしていましたね。
聡明そうですし、これならリーメアリーも忠誠を誓うのは当然と言えます。
しかし、今となっては素顔を頭巾で隠していますが、何故なのでしょうか。
多分年が進んで老化になっているから、顔を見せられないのかもしれませんが、リーメアリーは別に気にしないと思いますし、他にも理由があるのかもしれません。
そしてヨータは完全にやる気を失っていますね。
金城相手にはどう足掻いても勝てないと心の中に刻み込まれているので、リーメアリーが監禁しなくても多分動かないと思います。
それにルーミが来てくれましたが、後の事をどうするのかなと思いましたね。
リーメアリーからヨータの元に来るなと言われているのに、このままだったら反逆罪に問われてしまいます。
しかし、彼女はヨータがいない世の中は嫌だと感じているので、問題無いのかなと思いましたね。
次回は金城について明らかになると思います。
ヨータにとってトラウマが刻み込まれた出来事なので、躊躇すると思いますがずっと隠し通すわけにはいかないので話すと思いますね。
ヨータの母親がどのようにかつ何故始末されたのか、気になるところです。
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