2021年12月22日発売の週刊少年マガジン2022年4・5号で、『彼女、お借りします』217話が掲載されました。
『彼女、お借りします』217話では、水原派麻美に手を引かれ、指輪を取りに部屋まで戻ってきました。
麻美は、木下家はおかしいと水原に話し、指輪も雑に扱います。
和おばあちゃんのところに行こうと水原の手を引っ張りますが、水原は動きません。
さらに、先程の発言を撤回して欲しいと言い始めます。
本記事では、『彼女、お借りします』217話「楽園と彼女㉙」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします217話のあらすじネタバレ
よく聞こえなかったと、麻美は笑顔で水原に聞き返します。
水原は、やはり和也に黙って全てを話しに行くのは、間違っていると話します。
たしかに嘘をつき、今まで引きずってきているのは悪いことですが、それは和也の自由です。
そして今まで何度も、和おばあちゃんに本当のことを話そうとして来ていました。
これがいつまでも続けられることではないことも分かっているし、周りに迷惑をかけているのもわかっています。
そのことについては、何度でも謝罪をするつもりです。
ただ、今までの和おばあちゃんの笑顔は本当のものでした。
そう思っているのは、自分だけかと水原は麻美に迫ります。
静かに話を聞いていた麻美は、人は嘘をつき続けるとこうなるんだと呟きます。
自分と水原は、嘘に対する価値観が違うと話し始めます。
そんな考えだから、未来のおばあちゃんも悲しませることになります。
そして自分のおばあちゃんはどうだったのか、いつも自分を指名してくれるお客さんもどうなのでしょうか。
もしかしたら、そのお客さんには本当の彼女が居るかもしれません。
結局は、どこかで不幸が起きてしまうんです。
レンタル彼女だから仕方がないかもしれないが、嘘はそれだけで悪だときっぱり言います。
麻美はもう一度水原の手を引きますが、水原は振りほどきます。
やっぱりいけないと言う水原に対し、麻美は冷たい目で振りほどかれた手が痛いと訴えます。
水原はそのことについて謝り、どうしても行けないことを伝えます。
事務所にも言わないで欲しい、和おばあちゃんにも黙っていて欲しい、とても虫のいい話だと分かっています。
水原は麻美に頭を下げ、言わないで欲しいと、もう一度お願いをします。
彼女お借りします217話の感想と考察
前回は麻美が本性を水原の前に出し始め、木下家の悪口を言われ、水原は見過ごせなかったというところで終わりました。
とうとう水原が、反撃するんだと楽しみにしていました。
確かに嘘をついた方が悪いんですが、水原の言う通り、それは和也の自由です。
ただそのことに、周りを巻き込んでいるのは悪いと、二人はわかっています。
嘘をついた張本人の和也が、自分で謝罪をしなければならないと水原は考えています。
しかし今回、第三者の麻美が嘘をバラそうとしているので、それを止めたいだけなんですよね。
麻美は自分が幸せになれないことに絶望し、みんなが幸せになるのが許せなくなっています。
そんな麻美を説得するのは難しいと思いますが、このまま麻美を引き留めて欲しいですよね。
やはり当人たちの問題であるので、そこが動かないといけないと思います。
もしこれで、和也が本当のことを言うつもりがないとかだったら、また状況は変わってくると思います。
二人だけではなく、周りの人たちにも永遠に嘘をつかせるわけですからね。
水原に振られたと思っている和也が、この後どのような行動を取るか気になりますね。
そこで大きく話が動いてくるのでなないでしょうか。
次回も楽しみです。
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