2021年12月13日発売の週刊ヤングマガジン2022年2・3合併号で、『パラレルパラダイス』175話が掲載されました。
パラレルパラダイス175話では、仁科の口から嫉妬深い神を完全に始末するためには、国母を始末しないといけない事を聞かされ、唖然とするリーメアリー。
仁科は始末したいわけじゃないけど、他の人々を救う為には必要な事で、実際国母は始末されてもおかしくないくらいの事をしてきたとも語ります。
しかし、国母に忠誠を誓うリーメアリーは仁科の提案に乗る事はありませんでした。
果たして、彼女はどのような選択をするのでしょうか。
本記事では、パラレルパラダイス175話『暗君anguish(アングイッシュ)』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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パラレルパラダイス175話のあらすじネタバレ
仁科はリーメアリーに、嫉妬深い神ごと金城を完全に始末するためには、国母こと由真を手にかけないといけない、と語り、それを知ったリーメアリーは唖然としていました。
取りあえず怒りを出来るだけ抑えながら、国母に手をかける気なのか、と聞くリーメアリー。
仁科は、そうしたいわけじゃないけど、金城を始末するためにはやらないといけないわけで、そもそも彼女も色々罪を働いているし、それは現在進行形で続いている、とも言います。
しかし、国母に忠誠を誓っているリーメアリーは、例え国母がどんな人物でも忠誠を違える真似はしない、と言い放ち、仁科は、そうなんだ、と呟いたのです。
本来は処刑されてもおかしくない暴言だが、仁科はどうやってもそれが出来ないから捕まえる、と言うリーメアリー。
その頃、ルーミは2つの満月を見ていました。
そして、ヨータは今マロンと仲良く行為を行っている、と言いながら面白くない表情をしつつも、寂しく感じていたのです。
その頃、ヨータは今も猶マロンと行為をしていて、彼女はヨータのモノをずっとしゃぶって、液体を飲んでいて、全然飽きる様子を見せていませんでした。
そんな中、リーメアリーが現れたのでマロンは正気に戻りました。
そして、服を身につけてここから出て行け、と言うリーメアリーに対し、マロンは頷きます。
ヨータは納得しておらず、リーメアリーが、本来こういう事は禁じられているのだが、許したのはマロンが男性と行為をしたがっていたから、自分なりの慈悲だ、と言ってもヨータは納得しなかったのです。
マロンは自分を庇ってくれるヨータにお礼を言いながら、リーメアリーの要求に従うかのように彼にキスし、服を着替えて出ていこうとします。
その際に彼女はヨータの顔を一目見てから出ていったのです。
彼女がいなくなった後、リーメアリーは、これからヨータを捕まえる、と言います。
そして仁科が言っていた事を言いつつ、ただ嫉妬深い神を始末するならいざ知らず、国母迄手にかけるなら話は変わって来る、と言ったのです。
対するヨータは、捕まえるくらいなら始末した方が手っ取り早いだろう、と言います。
リーメアリーは、自分は人間をこれまで始末した事が無いから、と理由を述べつつ、本当に国母に手をかける気ながら始末するし、自分の命が消えるまではここで待機していろ、と言うのです。
しかし、ヨータは納得できないのかマロンを興奮させた時と同じやり方をリーメアリーに行うのだが、通じずに返り討ちに遭いました。
その頃、国母が住んでいる城では血が流れている兵士が国母がいる部屋の扉の前に立っていたのです。
部屋の中にはかつてヨータを始末するために差し向けられていたナクタがいたのだが、彼女は役目を果たせなかったのか国母に痛めつけられ、ボロボロになっていました。
そんな彼女を罵倒しつつ、国母は仁科に対して怒りを露わにしていて、どうやってもヨータに始末して貰わないといけない、と隠されている素顔を手で覆いながら呟いたのです。

パラレルパラダイス175話の感想と考察
やはりと言った感じになりましたね。
仁科は魔女であるので彼女が言っている事は基本間違っていないと思いますが、国母を始末しないと嫉妬深い神を始末出来ないと言う決定的な証拠はありません。
もし誤りだったら非常に面倒な事になりかねないので、リーメアリーは監禁すると言う手段を取ったのでしょう。
凡人ならそれで終いだと思いますが、リーメアリーはそうではないので国母を始末しないと嫉妬深い神を倒せないと手段を取らないやり方を探すのではないかと思います。
そして国母がいる城ではかつてヨータが倒したナクタがいましたが、彼女はサンドリアで監禁されていたのに何故いるのかなと思いましたね。
彼女は国母がヨータを始末するために差し向けた刺客であり、戻って来た部下から彼女の事を聞いて連れ戻しに向かわせたのでしょう。
そしてナクタを連れて帰ったが、役目を果たせなかったとして仕置きをしていたのだと思います。
次回は国母の過去が明らかになると思いますね。
外見は隠されていますが、嫉妬深い神と関わりがあるのでまともな人間だとは思えません。
しかし、最初からそうでは無かったと思いますから、どのような経緯で今の立場を得られたのか分かるのではないでしょうか。
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