2021年11月24日発売の週刊少年マガジン2021年52号で、『彼女、お借りします』214話が掲載されました。
『彼女、お借りします』214話では、覚悟を決め水原に告白をしようとする和也。
その和也の様子をみて水原は勘づき、和也の言葉を止めます。
水原がスマホを気にしているのを気づきましたが、絶対にここで告白をすると決めていた和也は一歩も引きません。
しかし、水原は和也の横を走り去っていってしまいました。
本記事では、『彼女、お借りします』214話「楽園と彼女㉗」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします214話のあらすじネタバレ
走り去っていく水原が見えなくなったあと、和也は椅子に腰かけ無気力になります。
水原は和也から離れた後、スマホを見て再び走り始めます。
和也が来る直前、麻美から連絡が来ていました。
その内容は、和おばあちゃんが朝のトイレでの会話が少し聞こえていたので、もう誤魔化せないとのことでした。
そして今なら一緒に話に行ってあげるので、指輪を持ってきてというのです。
どうにかもう少し猶予が欲しいと頼んだ時に、和也がやってきたのです。
そして和也との会話中、8520と書かれた部屋の写真が送られてきました。
和也の手を振りほどき走ったあと、今向かっているから待って欲しいと送ると、麻美はロビーで待つと返事をくれました。
そして走り続ける水原は、やはり麻美は最初からバラすつもりだったんだと考えます。
とりあえず引き留められたけれど、これ以上自分に何か出来ることがあるのでしょうか。
そして、先程の和也の顔が思い浮かびます。
美少女が走っていると、一般男性客たちが水原を見ています。
あんなに慌ててどうしたのだろうと思うのと同時に、すごく顔が真っ赤なことが気になっています。
ロビーに着くと麻美がスマホを手にしたまま、こちらに手を振ります。
麻美は和おばあちゃんのからの連絡を、既読無視したまんまだと画面を見せてきます。
こうゆう時のマニュアルは無いのかと、冗談を言ってきました。
水原が覚悟を決めてくれたと、麻美は嬉しそうに話します。
そして麻美は、ある一つの話をし始めます。
束縛されている女ほど、彼氏への依存度が高いんだと言います。
最初は嫌だったのに、だんだんとその人の言うことが正しく思えてきてしまうのです。
そこに例えで出したのが、お金を貰っている関係だと話します。
特に優しい子にこの症例は多く、麻美も水原を救うことを一生懸命考えたそうです。
しかしどのサイトを見ても、環境からの脱却が一番だと書かれていたそうです。
麻美を説得しようと発言をしようとした水原ですが、麻美はすぐに気になっていることがあると遮ります。
それはお金のことで、こうゆう旅行などのイレギュラーの時はどうしているのかと聞いてきました。
もう隠せないと思った水原は、後から該当分の予約を入れてもらっていると説明します。
麻美は少し呆れた様子ですが、朝怒鳴ったことを謝り、部屋に指輪を取りに行こうと立ち上がります。
水原が引き留めようとすると、麻美は封筒を水原に差し出します。
今水原の意見は聞いてないのと、人を巻き込んでいる自覚があるのかと麻美は話し始めます。
水原は被害者で悪いのは和也で、今ならまだ庇ってあげられます。
いつまでそのお人好しを続けるのか、プロ失格とか言うのなら言い訳もあげます。
この封筒は自由へのチケットで、一緒に行くなら受けとる、だらだらと先延ばしにするならNOです。
麻美は、今から水原をレンタルさせてと頼みます。
彼女お借りします214話の感想と考察
水原に告白の言葉を言えなかったにしろ、気づかれた上でごめんと言われ、フラれたと思った和也は意識飛んでいましたね。
ただタイミングがダメだったと思いますが、今水原には麻美という恐ろしい存在と戦う必要があったのです。
水原は麻美のことを少し信じた時があったので、今色んな感情が入り混じっているのではないでしょうか。
麻美や和也、瑠夏と和おばあちゃん、色んな人に揉まれている水原が苦しそうです。
そんな時でも、先程の和也から告白をされそうになるという状況を思い出し、顔を真っ赤位にしていたようです。
やはり、ただの女の子なんだなと安心しました。
そして一人で話し続けていた麻美ですが、まさか水原をレンタルしようなんてすごい発想ですよね。
イレギュラーの場合のやり方も先に聞いていたので、水原がここで断る理由が見つけられません。
これを断れば、今和也としていることも断らなければおかしいということになります。
一体水原はどう応え、封筒をどうするのでしょうか、次回も気になります。
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