2021年9月30日発売の週刊ヤングジャンプ2021年44号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』229話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜229話では、明日始まるフランス校との交流会の事を話す白銀とかぐや。
前回は準備する側だったので、かなり気が楽でした。
そんな中、以前校長の刺客として白銀に対してフランス語での暴言を吐いていたベツィーが生徒会長として白銀の元へとやって来ます。
以前よりも日本語が上手くなっていた彼女だが、白銀の事を悪しく言ったお返しと言わんばかりに恐ろしい言葉を自分に吐いたかぐやの事を非常に怖がっていたのです。
そんな彼女に白銀は交流会の準備はどうかと聞きます。
果たして、彼女は何と答えるのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜229話『Adolphe Pescaroloは守りたい』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 228話 | 一覧 | 230話 >> |
かぐや様は告らせたい229話のあらすじネタバレ
明日始まるフランス校との交流会について話す白銀とかぐや。
1年前は彼らが中心となって準備していましたが、今回はフランス校側が準備してくれているので、とても気が楽でした。
それ故に、白銀は笑っていました。
そしてかぐやと別れた白銀は生徒会室に行くと、以前交流会で知り合い、校長の指示で自分に対してフランス語による暴言を吐いていたベツィーがいました。
今の彼女は白銀と同じ生徒会長に就任していて、日本語もそれなりに喋れるようになっていたのです。
そうしたら彼女は周囲を見回し、かぐやは今日不在か、と聞くと、白銀は、今日は家でやる事があるから帰った、と答えます。
以前、ベツィーは白銀に暴言を吐いたがフランス語を理解していなかった彼には通じず、逆にフランス語が分かるかぐやにフランス語による恐ろしい言葉を吐いたのです。
ベツィーはかつて多くの者達を言葉で泣かせてきた事があったが、かぐやの言葉を聞いて母国に戻れないと感じるくらいの恐怖を味わったのです。
それ故に今もかぐやの事を恐怖の対象として見ており、今回フランス校が中心として交流会を開いたのも、かぐやの機嫌を直してもらうためでした。
白銀は、現在は準備はどれくらい進んでいるのか、と聞くとベツィーは、全てにおいて進んでない、と言います。
元々日本の企業等と関わりが無いし、コンタクトを取るのが難しく、ミスとか人材不足に悩まされている、と言うベツィー。
それ故に、ほんの僅かでいいから協力してほしい、とベツィーは白銀に頼み、白銀は渋々応じると共に校長に対して悪口を言います。
しかし、校長には恩義があるベツィーは白銀に対して怒ると共に、以前の交流会の時も校長は白銀達がちゃんと出来るかどうか試練を与えていた、と告げます。
彼女と別れた後、白銀はゲームをしている校長を見つけると、ベツィーが言っていた事について問いただしたのです。
最初は誤魔化そうとしていた校長だったが、白銀がこの学校の生徒会長を立派に勤められるかどうか試練を与えた、と告げます。
白銀は呆れながら、何故そんな事を、と聞くと校長は真剣な顔をして、この学校は様々なお偉いさんの息子や娘が通い、そんなお偉いさんが学校に抗議したら押し黙るしかなくなる中、学校の問題を難なく解決できる生徒会長が必要だった、と言ったのです。
それにこの学校も、色んな場所に四宮家の息がかかっていて、孤立無援のかぐやを救えるのは白銀しかいない、と言う校長。
更に、これからかぐやを中心に大きな争いが巻き起こるが、白銀は持てる頭脳や人間関係をフルに生かしてかぐやを助けてほしい、と校長は頭を下げながら言います。
この事から白銀は、これまで試練を与えたのもかぐやを救えるかを見極めるためか、と言いました。
同時に、何故そうまでしてかぐやを助けたいのか、と聞く白銀。
そうしたら校長は、スヌーピーは人生は手にしているカードで生き抜かないといけないと言っていて、今の白銀達はどんなカードがあるか理解出来ていない状況だから、大人に付き従うのは全部カードを使ってからだ、と言います。
そして、その時が来るまでは自分が様々な手を使ってかぐや達を守り抜く、それが教育者としての自分の考えだ、と言って去っていく校長。
残された白銀は心の中で、時が来れば彼を恩人を言う日が来るかも、と呟くのでした。
かぐや様は告らせたい229話の感想と考察
大分昔に登場したベツィーが再登場しましたが、未だにかぐやに恐怖心を抱いているみたいですね。
かぐやがあの時何と言ったのかは分かりませんが、今でもなおトラウマを抱いているところを見ると滅茶苦茶怖い事を言われたのでしょうね。
そしてかぐやの機嫌を少しでも良くしようと、彼女達が中心に交流会の準備をしている事も明らかになりましたが、本当に少しでも和解できると良いなと思います。
それから校長の真意もようやく明らかになりました。
日本や世界各地に大きな影響力を与える四宮家に対抗するために、白銀に対して試練を与えていた様子でしたね。
勿論、白銀だけで如何にか出来る相手ではないので、少しでも多くの者達と繋がりを持つ事で人間関係を築いて対抗してもらいたい感じでもありました。
校長の話を聞いた白銀がどう動くのか、気になりますね。
次回は交流会の準備をする事になります。
本来はフランス校だけで行いますが、ベツィーの台詞から察するに余り準備は進んでいないのでしょう。
彼女から手伝うように言われた白銀はかぐや達にも協力を要請すると思います。
交流会を成功させたいと思う気持ちはかぐや達も一緒だと思いますので、快く了承すると思いますね。
<< 228話 | 一覧 | 230話 >> |