2021年9月29日発売の週刊少年マガジン2021年44号で、『ダイヤのA act2』263話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』263話では、そして7月28日、決勝戦の日を迎えました。
御幸はじっくり睡眠をとっていたつもりが、それ程眠る事が出来ず、起床して外へと出てきたのです。
そうしたら自分と同じように眠れていなかった沢村と降谷を見つけたので、彼らと合流して行動を共にしたのです。
その後、殆どの選手達が目を覚ましたので、食堂に向かうのだが、彼らはある人物達の姿を見て、非常に驚いていました。
果たして、誰と誰に驚いていたのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』263話『主将の役割』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 263話のあらすじネタバレ
7月28日になり、青道高校と稲城実業の決勝戦の日を迎える事になりました。
アイマスクをしながら熟睡していた御幸は目を覚ますと共に、アイマスクを外して時計を見ます。
そうしたら午前5時半くらいだったので、思っている以上に早起きしてしまっていました。
それ以前に元々眠れておらず、試合も午後からだったので、あとちょっとだけ眠りにつきたかった、と心の中で思っていたんです。
その頃、外では沢村が道を歩いていましたが、稲城実業の打線をどう抑えるかを考えていたせいで眠れておらず、欠伸までしていました。
そうしたら立っている降谷を見つけたので声をかけるも、彼も沢村と同じように眠れていなかったのか、立ったまんま眠ってしまっていたのです。
沢村はそんな降谷を起こして雑談していると、御幸も合流してきたので3人で散歩しながら会話します。
それから食堂に全ての選手が揃うのだが、ある選手の姿を見て、驚く事になります。
それは麻生が髪を切って頭丸めていたからでした。
関は、今の麻生の髪型は決勝に向けての覚悟の表れであり、かつての麻生は既にいない、と言うのでした。
倉持は、今時頭を丸めるなんて古いな、と言いつつ、前園に同意を求めるのだがその前園も頭を丸めるどころか、かつての丹波と同じように坊主になっていたのです。
その事に気づいた倉持は驚くと共に、皆に見るように言い、他の選手達も、麻生と一緒、とからかいました。
そして午後1時になり、遂に決勝戦が始まります。
神宮球場には多くの選手達が集まっており、沢村の両親や幼馴染の若菜、峰と大和田、結城哲也、小湊亮介、クリス、門田とOBOGも集まっていました。
ベンチ裏では御幸と稲城実業のキャプテンの福田が先攻後攻を決めるじゃんけんをしており、福田が勝ったのです。
そして稲城実業が後攻、青道高校が先攻となり、両者は握手を交わしました。
福田は稲城実業のベンチに戻り、勝った事を皆に伝えたのです。
そして青道高校は降谷が先発で麻生がレフトなので、結城将司は出場しません。
一度勝負したかったと思っていたのか、成宮は少し残念そうにしていました。
そして隣にいる多田野の様子を見て、寝不足か、と聞くと多田野は頷きつつも、問題ない、と力強く発言します。
対する成宮は、自分もそれ程寝てないし、こういう日はどうやったって気持ちが滾って寝付けない、と言いました。
一方の御幸もじゃんけんの結果を伝えるも、元々それ程結果に関して期待されていなかったのか、責められる事はありませんでした。
片岡監督は御幸に、キャプテンとしての仕事をしろ、と命じると御幸は皆と共にベンチから出て、円陣を組み始めます。
円陣を組んだ後、御幸は皆に対して、今でもなお自分がキャプテンとして役目を果たしていたかどうかは分からない、と言いつつ、それでも秋の大会を勝ち抜き、夏の大会でも決勝戦まで来れたのは皆がそれぞれ努力した成果だ、と言いました。
最後に、皆と一緒に頑張れた事は誇りだし、このチームはまだ成長する、と言って久々に王者の掛け声を発して、士気を高めます。
この様子を見ていた成宮は見せつけてくれるじゃんと言わんばかりに、闘志を燃やしていました。
ダイヤのA act2 263話の感想と考察
遂に決勝戦を迎えましたが、お互い余り寝れなかったみたいですが、気合だけは十分な様子ですね。
この試合で勝ったチームが甲子園へと向かえるので、気持ちが昂って眠れないのでしょうね。
しかも青道高校からしたら去年甲子園行きを阻んだチーム、稲城実業からしたら去年の夏の予選や甲子園にかけて数少ない自分達を苦しめたチームとの試合なので、余計に眠れなかったのだと思います。
それに前園と麻生が髪をバッサリ切っていたのには驚きました。
麻生からしたら、フラれてしまった女性への思いを断ち切らんがために切ったのでしょう。
前園に関しては元々短髪なのに、切ったせいで完全に坊主になってしまっていましたね。
どちらにせよ、2人とも気合を入れ直したのでしょう。
次回は試合開始となり、成宮相手に立ち向かう事になっていくと思います。
今回の話の最後で円陣をしていましたので、この後稲城実業の選手達ともに整列して、試合開始の挨拶を交わして試合に臨むでしょう。
青道高校は先攻なので、成宮相手に立ち向かう事になります。
先制点を先に先取して有利に立ちたいところですが、成宮も去年よりレベルアップしている事は間違いないです。
それ故にそんな成宮からどのような形で先制点を奪い取れるのか、気になるところですね。
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