2021年8月5日発売の週刊ヤングジャンプ2021年36・37合併号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』223話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜223話では、大仏の話を聞いたかぐやは疲弊でぐったりしており、生徒会室に戻った白銀は何かあったのかと聞きます。
かぐやはプライバシーもあって伊井野、大仏、石上の過去や関係性を彼らの名前を出さないように白銀に話し、この場合自分はどうすればいいのかと聞いたのです。
果たして、白銀は何と答えるのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜223話『四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編⑧』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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かぐや様は告らせたい223話のあらすじネタバレ
かぐやに自分達の過去の事を大仏は彼女のもとを去り、小野寺と共に行動していました。
そうしたら伊井野とすれ違うが、仲たがいしているので何も言いませんでした。
何かおかしいと感じた小野寺は、何かあったのか、と聞くと大仏は、いずれこうなっていたからこれで良い、としか言いませんでした。
その頃、生徒会室では大仏の話を聞いたかぐやはかなりぐったりしていて、生徒会室に来た白銀はそんな彼女に、どうしたのか、と話しかけます。
かぐやは、女性は面倒な生き物だよね、と聞くと白銀は心の中で同意しつつも、そんな事はない、と茶を濁しました。
そして改めて、どうしたのか、と聞くとかぐやはプライバシーの事も考え、大仏が言っていた話を話すも彼女や伊井野、石上の名前は伏せて話したのです。
事件を起こした男性に味方しなかったのに後々で恋をした女性A、味方しなかったのに女性が男性に恋をした事を許せないと感じている女性B、どちらの味方をすればいいのか、と聞くかぐや。
白銀は、男性に恋をした女性Aを許せない女性Bは本当は男性の事を好きじゃなく、本当に好きなら事件を起こした際に味方すれば良かったのでは、と答えます。
対するかぐやは、色々ある、と言いつつ、もし両方の女性が動けば確実に三角関係になっていたし、女性Bはそれを望まないから距離を置いたのだ、と言ったのです。
白銀は、それなら女性Aが男性を好きになった事に難癖をつけるのは違うのではないか、と言うとかぐやは、そこも色々ある、と言います。
続けて、恋愛感情が無くても好きと言う感情は残るし、それに好きと言う概念には色々あるし、何より女性Bは男性の幸せを願っているから、彼を助けなかった女性Aを素直に応援できないんだ、と言うかぐや。
そして話を聞いた白銀は、面倒だな、と呟くのでした。
そんな中、大仏がやって来て、風紀委員長が呼んでいる、と白銀に伝え、彼は大仏と共に生徒会室から出ていきます。
その途中、伊井野がやって来て、伊井野と大仏は顔を背けたのを見て、何となく察する白銀。
そして生徒会室に入った伊井野にかぐやは、大仏と仲直りしないのか、と聞くと伊井野は、悪口を言う人と親しくは出来ない、と言い返しました。
かぐやは、悪口も捉え方ひとつで変化するし、大仏の立場で考えれば何か分かるのではないか、と言うも伊井野は、自分を嫌う人の立場で考えたくはない、と拒否します。
この答えからかぐやは、自分の判断基準で正しい間違っていると決め、間違う切っ掛けになった事を調べない人に次期生徒会長の座はやれない、と言ったのです。
伊井野は、そんな事は自分でもわかっているし、自分の判断基準でそう決めているから石上を助けられなかったし、その事を今かぐやや大仏が注意している事も分かっているし、当時の自分だったら分からなかったが、今なら理解できる、と口にしました。
伊井野は全然変わっていないと思っていたが、今の会話で思った以上に変わっていたと判断したかぐやは、大仏とちゃんと謝るように言ったのです。
かぐや様は告らせたい223話の感想と考察
かぐやの言う通り、女は面倒な生き物だなと思いますね。
普段は仲が良いように見えますが、恋愛要素を始め、些細な事で喧嘩を始めてしまいますので、男性からしても、時には同性からしても理解できない所があります。
今回の場合は過去の事から現在に至るまで複雑に絡まっている状態なので、そう簡単に解決できる問題でもないので、それがより面倒な事になっているのでしょう。
そして伊井野が何故かぐやや大仏が言っていた事を理解している事には、驚きましたね。
生徒会に所属するようになってからは、多少丸くなった感じはありましたが根っこの部分は変わっていないと思っていたので、ちゃんと理解していたのには本当に驚きです。
前回、事件を起こした石上は伊井野に対して突き放す言葉を言っていましたが、これは彼なりに伊井野を守ろうとしていたのではないでしょうか。
この時の石上は周囲の人間達からすれば悪人です。
そんな彼に伊井野が味方しようとすれば、ただでさえ嫌われている彼女がより嫌われる状態になってしまいます。
あの場で真実を述べれば彼女は味方すると思いますが、同時に傷つく可能性もあるので、それを阻止しようと、自分とは何の関係もないと突き飛ばしたのでしょう。
しかし、この時の伊井野はこの時の石上の言葉を悪口を捉えていましたから、そう言うのもあって大仏は快く思わないのだと思いますね。
どちらにせよ、今の仲たがいの状況は好ましくないので、早く仲直りしてほしいです。
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