2021年7月1日発売の週刊ヤングジャンプ2021年31号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』219話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜219話では、ゲームを通じて仲良くなった石上ところもを見ている伊井野は複雑な様子を見せていたのです。
人には誰にでも趣味があり、同じ趣味を持つ異性がいたら親しくなるのは必定です。
このままでは2人がくっついてしまうのではないかと感じた伊井野は何かを決意しました。
果たして、何を決意したのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜219話『四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編④』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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かぐや様は告らせたい219話のあらすじネタバレ
ゲームを通じて知り合った石上ところもは親しくなり、今日もゲームの話題で盛り上がっていました。
伊井野は彼らの会話を聞いていましたが、伊井野はゲームに詳しくないので何を言っているのか理解できませんでした。
様子を見ていた小野寺は大仏に、伊井野の後押しはしないのか、と聞きます。
大仏は、つばめが駄目だから伊井野と付き合おうとする石上は嫌だし、傷心の彼に付け入ろうとする伊井野の事も素直に応援できない、と答えたのです。
そして石上ところもが親しい事に関しては、ゲームが上手い同士で親しくなっているだけで、恋愛関係になっているわけではないが、伊井野にとっては複雑だろう、と言う大仏。
趣味に関しては誰にでもあり、同じ趣味を異性が持っていたら仲良くなるのは必定。
これは趣味を持つ限り付きまとうものであり、例え恋人や家族でも禁じるのは難しいのです。
ましてや恋人でもない伊井野が止められるわけがありません。
そして伊井野は何かを決意して、御行がいる生徒会室へとやって来ます。
御行に頼みたい事は、石上がしているゲームのレクチャーでした。
御行は、好きな男の趣味がどんなのか知りたいのか、と聞くと伊井野は否定します。
それなら石上に習えばいい、と御行は言うのだが、伊井野はそれでは石上に見下されるため、嫌だったのです。
それ故に、FSPと言うゲームを自分もやっているから一緒にやろう、と言う感じで行きたかったのです。
これに対して御行は心の中で、直接言えばいいのに、と思いつつも、自分も前はそんな感じだったので言う事が出来ませんでした。
それ故に、ギガ子に相談すればいい、と勧めるも伊井野は、彼女は石上と関わりがあるから駄目、と却下します。
御行もFSPに詳しくないのでどうすればいいかと考えていると、1人詳しくて石上と関わりが薄い人を思い浮かべるも、その人物を勧める事に躊躇いがありました。
しかし、御行の知り合いなら大丈夫だし、どんな人物でも問題ない、と伊井野が言うので勧めます。
そして御行が勧めたのは、自分の父親でした。
御行の父親は、FSPの配信をYoutubeでしており、大会にも招待される程の腕前でした。
御行は実戦形式で伊井野を鍛える事にしました。
ゲームをそれ程やらない伊井野は苦戦を強いられ、指導は連日深夜まで続いたのです。
そしてある日の深夜、御行の父親は、ここまで、と言うも伊井野は眠そうにしながら、あと1試合、と言います。
御行の父親は、自分は職業不定だから何時でも付き合うが、伊井野は学生だからこれで最後だ、と言ったのです。
伊井野はお礼を言いつつ、何としても上手くなりたい、と言うと御行の父親は、好きな人がいるのか、と伊井野に聞いたので、彼女は赤面します。
御行の父親は、こういうゲームを女子がする場合、誰か好きな人がいるからなのが分かっており、伊井野も好きな人に振り向いてほしいから自分に教えを乞うていると察したのです。
その間に御行の父親は相手にやられており、伊井野に対して、落ち着いて撃て、とアドバイスして彼女はその通りにすると見事勝利して優勝。
喜んでいる伊井野に対して御行の父親は、好きな人がハマっている世界が分かったかな、と聞きます。
対する伊井野はゲームとは言え、人を撃つ事に快感を覚えており、もう1試合お願い、と言ったのです。
御行の父親は、好きな人よりゲームにハマって上手くなるのもゲーマーあるあるだよな、と心の中で呟きました。
翌日、ゲームにハマり過ぎたせいで、伊井野は眠そうにしていたので小野寺は声をかけて、寝不足なのか、と聞きます。
伊井野は、父親が遊んでくれた、と言うと小野寺は伊井野の父親だと感じ、良かったね、と言ったのです。
そうしたら、その父親じゃなくて職業不定の人で、最初は嫌悪感があったけど、優しく教えてくれたし、初めてやった時は気持ちよく感じたし、何回もやっていたら朝になった、と言う伊井野。
彼女の言葉から、小野寺は伊井野がパパ活をしていると感じ、内心危機感を覚えていました。
かぐや様は告らせたい219話の感想と考察
石上はころもと一緒にゲームをしてから、ゲームの話題で盛り上がっていますね。
つばめのおかげである程度他者からの評価も良くなる中、ゲームの事で自分と対等に話が出来る相手が出来たのですから、石上にとっては喜ばしい事だと思います。
しかし、伊井野にとっては突然知らない女性がゲームを介して石上と親しくなったのですから、気が気じゃないでしょうね。
それ故に御行に相談して、彼の父親の指導の元、ゲームをしていく事になりましたが、指導を見ていくと御行と千花の特訓を彷彿とさせましたね。
しかし、それでも諦めずにゲームをやっていく彼女を見ていると、それ程石上とゲームがしたいのが感じられました。
次回は伊井野が御行の父親と更にゲームをやり込んでいくと思います。
実戦的練習で伊井野もゲームにハマり、それなりに上達したでしょう。
しかし、彼女はまだ満足していない筈です。
伊井野はまだ昨日今日やったばかりの素人であり、石上はずっとやり込んで来たプロです。
それ故に今やっても、足を引っ張るのは目に見えています。
それは伊井野にとって本意ではありませんから、安定した強さを得るまでは御行の父親の指導を受けつつ、上達させていくのではないでしょうか。
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