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アルキメデスの大戦271話ネタバレ考察感想あらすじ!言霊の宿る国「日本」

漫画ネタバレ

2021年6月28日発売の週刊ヤングマガジン2021年31号で、『アルキメデスの大戦』第271話が掲載されました。

 

『アルキメデスの大戦』第271話は、櫂が陸軍幹部たちを手玉に取る様子が描かれます。

 

ハワイ占領に陸軍の12万もの兵を使うと聞かされ、東條はふざけるな!とご立腹。

 

そんな東條にも櫂は意に介さず、追い打ちをかけるように陸軍の痛い所を突く始末。

 

はたして櫂の狙いとは……

 

本記事では、『アルキメデスの大戦』第271話[転進]のあらすじと感想を紹介していきます

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アルキメデスの大戦271話のあらすじネタバレ

【首相官邸・大本営会議場】

 

ハワイ占領には6個師団12万の兵が必要と説明した櫂は、その兵力を陸軍にお願いしたいと申し出る。

 

陸軍と海軍は同じ日本の軍隊ではありましたが、決して良好な関係を築いているとはいえず、協調性は低いと言わざるを得ませんでした。

 

そんな事情もあって陸軍大臣・東條は櫂の申し出をふざけるな!と一蹴。

 

しかし会議前に黒沼と模擬問答を何度も繰り返してきた櫂にとって、陸軍(東條)の反発は想定内でした。

 

櫂は猛る東條に対し、この提案が陸軍にとって大きな利益になると伝えます。

 

これまで何度も櫂に言いくるめられてきた東條は騙されてなるものかと猛反発。

 

しかし櫂の発した陸軍の利益になるという魅力的なワードがどうしても気になってしまいます。

 

無意識のうちに櫂に利益の意味を話せと詰め寄っていました。

 

これで東條は櫂の手のひらに自ら乗ったようなもの。

 

 

【利益の意味】

 

櫂は陸軍の利益になるという言葉の意味を説明。

 

それは国民の意識を変える効果が大いに見込めるというものでした。

 

現在中国で引くことも出来ず、泥沼にはまっている状態の陸軍。

 

それは蒋介石が徹底抗戦の構えを崩さないことも要因の一つでしたが、なによりこれまでに生じた犠牲と忠義に対して国民が見返りを求めていたからでした。

 

つまり、陸軍が手ぶらで後退するなど国民が許すはずがなかったのです。

 

そのことを陸軍も政府もよく理解していたため、勝利、すなわち前進しか解決策を示せず、結果日中戦争はドロ沼化するに至っていました。

 

櫂はこの後退を許さないという国民意識を言葉の魔術によって刷新させることができると話します。

 

中国から兵を一部ハワイへ投入することを「転進」と呼び、あくまでも「退却」ではないことを国民に示すことで実質的に兵を退却させることが可能になる。

 

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そして中国に代わり、新たな強敵アメリカを打ち破るための単なる兵力の再配置に過ぎないと新聞に大々的に報道させることで国民も納得させられる。

 

これならば国民の陸軍への批判も抑えられ、逆にハワイ占領作戦成功時には陸軍に対して惜しみない賛辞が送られることは明白だと断言するのでした。

 

 

【櫂のダメ押し】

 

櫂の説明を聞き、それでも東條はそんなことは絵空事に過ぎない、言葉のまやかしだと反発。

 

しかし東條を除く杉山をはじめとした陸軍幹部たちは櫂の説明に興味津々と言った表情を隠せないでいました。

 

そんな反応を見た櫂はさらにダメ押し。

 

ハワイ制圧直後にダイヤモンドヘッドに日章旗を立て、陸軍が占領宣言をする写真を新聞に載せて大々的にアピールすることを併せて提案。

 

世界の大国アメリカの領土に日の丸を立てる。

 

それを成し遂げたのは帝国陸軍。

 

まさに歴史的快挙。

 

国民は大熱狂。

 

櫂は陸軍幹部たちの琴線に触れるような言葉を矢継ぎ早に並び立て感情を煽りました。

 

これには陸軍幹部だけでなく政府関係者たちもイチコロ。

 

陸軍の杉山、議長の近衛が櫂の案に賛成の意を表明。

 

あとは陸軍大臣である東條の決断ひとつのところにまで議場の雰囲気を持ってきた櫂でしたが……

 

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アルキメデスの大戦271話の感想と考察

陸軍にとって利益となることとは、国民感情の刷新でした。

 

まあ確かに利益といえば利益。

 

いろいろ考えてたんですけれどね、まさか「言葉」による魔術までは思いつきませんでした。

 

さすが櫂です。

 

あらためてあの時代、国民が新聞という言霊の塊を盲信していたのだなと考えさせられましたね。

 

 

【ダイヤモンドヘッドの日章旗】

 

なかなか衝撃的な画が見開き2ページにわたって描かれていました。

 

それは帝国陸軍の兵士数人が巨大な日章旗をダイヤモンドヘッドに掲げている様。

 

今回この画を見て”あの写真”を想起した読者は大勢いたと思います。

 

なぜならこの画のモチーフになった写真は、我々日本人にとってはそれだけ屈辱的であり、切なさ、やりきれなさといった感情を隆起させる忘れ難いものだからです。

 

知らない方のためにモチーフ写真の説明を簡単に。

 

その写真とは、太平洋戦争末期の1945年2月23日、硫黄島の摺鉢山の頂上に星条旗を掲げる米海兵隊員たちを写したもの。

 

撮影2日後にこの写真は米国の新聞日曜版の第一面を飾りました。

 

結果、増える戦死者数に日本憎きの感情を溜まらせていた米国民の溜飲を下げ、イケイケに熱狂させるに至りました。

 

作者(櫂)はまさにこれと同じことを日本がやったらというタラレバ世界を議場にいる東條たち(読者)に見せたわけです。

 

そりゃあ現場で戦う兵士でもない当事者意識の低い政治家や幹部たちはワクワクしてしまいますよね。

 

読者である我々も。

 

何だかんだで非戦を謳ってきた「アルキメデスの大戦」も結局史実通りに開戦を迎えてしまいそうです。

 

それでは史実とは異なる結果を期待してきた読者の不満は募るばかり。

 

なんせ史実とは異なる「大和」であれだけワクワクさせてきたのに、あんな理由で一瞬にして無かったことになりましたからね。

 

不満も募るってもんです。

 

今回の日章旗を掲げる日本兵の画は、そんな読者の不満を和らげ、新たな期待を抱かせる画になったのではないでしょうか。

 

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