2021年5月26日発売の週刊少年マガジン2021年26号で、ランウェイで笑って187話が掲載されました。
ランウェイで笑って187話では、ランウェイ上で喋る雫と千雪。
千雪を長く見てきた雫は、千雪が今どうゆう状態なのかよくわかっていました。
雫に励まされ、大粒の涙を流す千雪、次に一緒に歩くのはあのシャルロット・キャリーでした。
本記事では、ランウェイで笑って187話「張り合い」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って187話のあらすじネタバレ
ファッションウィークに向け準備中、佐久間からシャルのキャスティングが取れたと聞く育人。
佐久間は研二に、シャルへの伝言を頼んでいました。
それは、千雪ともう一度戦いたくないかという内容です。
その伝言を聞いたシャルは、絶対にスケジュールを開けてと研二に返事をします。
気合が入っているシャルと千雪がすれ違いますが、明らかにオーラの差が出ています。
一般客から歓声を浴びているシャルと、関係者たちから見ても不調が分かる千雪。
佐久間も、不安そうに千雪の調子は戻っているかと育人に聞きます。
育人は、舞台裏に戻ってきた千雪と目が合いますが、すぐに目を逸らされます。
千雪は身長が無い分、普通に歩くだけではダメだと自分を追い込んでいます。
何か声を掛けなくてはと、千雪のところに駆け寄ろうとする育人。
その時、衣装を着た心が育人を引き留めます。
衣装を着た自分はどうかと育人に聞くと、育人は久しぶりに見たモデルとしての心に見惚れます。
ただ今は、はやく千雪の元へ行かなければと焦っています。
心は、千雪に育人の想いは伝わっているから大丈夫だと言います。
次の衣装を着ながら、心から言われた言葉を思い出す千雪。
今回の衣装は一着目も二着目も、風通しがいいです。
見た目はとても重いのに、実際に着て歩くととても軽やかに歩け、自分の得意な動きのあるウォーキングが出来ます。
そんなことを考えていると、育人に声を掛けられます。
以前育人に言われた、千雪は風っぽいという言葉を思い出します。
自分のことを考えて、この衣装を作ってくれたんだと分かり、嬉しくなりました。
ただ素直な言葉が出ず、さっきは心と何を話していたんだと育人に聞きます。
今回、ランウェイを歩いてくれることへのお礼だと説明する育人。
千雪は、育人の少し後ろの方に見える心を見ます。
下を向き、不安な表情で震える手をぎゅっと握っている心。
先程雫が言った、たくさん説得しに来た背の高い癖っ毛のことは、もちろん心のことです。
その心が千雪の家にまで来て言ったことは、ショーに出て欲しいという話だけではありませんでした。
心は、育人のことが好きだと千雪に伝えていました。
千雪は、奥で震えている心を見ながら、そんなに嫌なら出なかったらいいのにと呟きます。
自分を動かすために、それが育人の為になるからと頑張ってくれていることを理解します。
ランウェイで笑って187話の感想と考察
一巡目の雫、二巡目のシャル、三巡目が心ということですかね。
シャルと圧倒的なオーラの違いを見せられました。
もちろん千雪の不調のせいでもありますが、あちらはそんなこと関係なしに、千雪と戦う為に来ているので、この差が生まれるのはわかります。
シャルとのウォーキングが気になりますが、その前に心とのことですね。
千雪を説得しにいっていた心ですが、まさか育人のことが好きだと伝えていたんですね。
今回心のこの説得は、千雪の為でもありながら、私は育人の為に動いているんだと、千雪に喝を入れている行動だなと思いました。
手が震えるくらい怖くて緊張している心を見て、こちらも胸が苦しくなりますね。
千雪も、その心の意図を全て理解していました。
これで動かない人が居るのかと思う出来事ですよね。
千雪に宣戦布告という程の行動をした心、どんなウォーキングが見られるのかとても楽しみになりました。
千雪も自分の為に育人も、他の人もこれだけ動いてくれていると、常に感じながら立っていると思います。
次回はシャルとのウォーキングが見られるのでしょうか、すごくハラハラしますね。
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