2021年5月12日発売の週刊少年マガジン2021年24号で、『ダイヤのA act2』252話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』252話では、続投する事になった沢村は9回表も投げる事になりました。
2番バッターに対して厳しく攻め続ける沢村。
そして2番バッターは打球を当てると、打球は沢村の元に向かって行き、ぶつかってしまったのです。
この事に騒然とする野手陣だったが、沢村は打球をグローブでキャッチしていて、ファーストに投げてアウトにしました。
そして3番の宮川が打席に入ったのです。
果たして、沢村はこのまま抑える事が出来るのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』252話『記憶の扉』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 252話のあらすじネタバレ
9回表、続投する事になった沢村が9回のマウンドに立ち、2番バッターに対して球を投げていました。
青道高校の応援団の声と市大三高の控え選手の声が響く中、沢村は2番バッターに対して厳しく投げていたのです。
そして2番バッターは外角の球を思い切り打ち返し、打球はピッチャー強襲の打球となって沢村にぶつかり、御幸、小湊春市、倉持、前園は騒然とします。
しかし、沢村は打球をちゃんとグローブの中に収めており、事なきを得ていたのです。
そして問題なくファーストへと投げて1アウトを取ったので、青道高校の控え選手は盛り上がり、逆に市大三高の控え選手は落ち込んだのです。
小湊春市はピッチャー強襲の打球を捕った沢村に、怪我してないか、と心配するが沢村は、全然平気だ、と言います。
青道高校の控え選手の樋笠と山口は沢村に、確実にアウトを取って行こう、と言ったのです。
そして3番の宮川が打席に入り、市大三高の応援団の声援の声が大きくなりました。
御幸は心の中で、勿論長打は気をつけないといけないけど、この状況では確実に繋いでいくだろうから、思い切り攻めろ、と言ったのです。
沢村も心の中で、彼らも自分達と同じようにこの勝負に負けられないんだ、と言って投げます。
宮川もストライクギリギリの球は粘ってファールにし、際どいコースは見逃してボールにする等、甘い球が来るのを待っていました。
沢村は投げながら心の中で、このまま気持ちで攻めて相手を抑えよう、と考えて投げたのですが手元が狂って、宮川の足にボールがぶつかって死球となったのです。
沢村が投げたのはカットボールだったのだが、疲弊しているのか曲がらずにぶつかってしまったのです。
宮川は駆け寄って来る選手に対して問題ないとアピールし、塁に出られた事にガッツポーズしていました。
この事から沢村は1年前の夏の事を思い出していたのです。
1年生の時に稲城実業との試合でバッターボックスギリギリに立って沢村の内角攻めを潰そうとする白河に対し、内角に投げたのだが手元が狂って死球にしてしまいました。
それが原因で秋季大会の途中まで内角に投げ切れないイップスの状態になってしまったのです。
そして4番の星田が打席に入ると、御幸は一度タイムを取って沢村の元へと向かいます。
市大三高の選手達が星田にエールを送り、天久もベンチから出てキャッチボールを始めたのです。
御幸は沢村に、相手は4番だし、ランナーもいるから一発長打は防ぎたい、と言いつつ、高めに投げる際は甘いコースに投げるな、ボールにする事ははっきりとボールにしろ、と言います。
最後に、今も球には球威があるから思い切り投げろ、何より沢村は1人じゃなくて皆がいるからこれまで通り投げろ、と言いつつ、笑いながら、4番を抑えようぜ相棒、と言って戻っていきます。
そして沢村は肩の荷が下りて、目の前の星田と対峙したのです。
市大三高の田原監督は、自分が知る限り星田程バットを振った打者はいないから、これまでの全てをぶつけろ、と心の中で思っていました。
そして沢村は星田に対して投げたのです。
ダイヤのA act2 252話の感想と考察
先頭バッターは何とか抑えましたが、宮川は死球で歩かせてしまいましたね。
厳しく攻めた結果でこうなったのでしょうが、沢村にとっては1年の夏の時のトラウマを思い出す事になりましたね。
しかし、1年の時と今の時とは違って沢村は成長しているので、きっと抑えてくれるのでしょう。
しかしながら、次回は沢村が打たれて同点にされてしまうのではないでしょうか。
沢村も天久同様に9回まで投げていますが、疲労度も天久同様にある筈です。
しかも追加点を取られないように投げていたので肉体的にも疲れていますし、精神的にも疲れています。
それに同点にさせてしまって、折角点を取ってくれた野手陣の頑張りを無駄にしたくないと思って9回表を投げていると思いますので、精神をすり減らして投げているでしょう。
宮川を歩かせて、星田との勝負になりますが彼には長打を打たれていますので、勿論ランナーがいるので厳しく投げると思います。
しかし、沢村は宮川を死球で歩かせてしまったようにコントロールが少し悪くなっている状態です。
それ故に最初は厳しく攻めるも、途中で甘い球を投げてしまって星田にホームランじゃないにしろ、長打を打たれてしまって同点にされてしまうのではないかと思います。
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