2021年4月8日発売の週刊ヤングジャンプ2021年19号で、『推しの子』40話が掲載されました。
今ガチでカップルになったあかねとはただのビジネスパートナーで、アクアはあかねのことをなんとも思っていないと知って安心した有馬かな。
そして練習中、アクアがぴえヨンの中に入っていたのを知っていたとかなが言うと・・・。
本記事では、『推しの子』40話『負けず嫌い』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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推しの子40話のあらすじネタバレ
かなは、なぜアクアがぴえヨンの中に入って練習指導していたのかと尋ねました。
それを聞いたアクアは一瞬黙りました。
そして「だってお前、俺と話してくれなかったじゃん」とぼそっと言いました。
そう言われてかなは意味が分からなかったのですが、それだけの理由なのかともう一度訪ねると、アクアは何も言いませんでした。
そんなアクアの姿を見て、かなは嬉しくなり、自分と話してくれないからあんな暑い着ぐるみを着て、ぴえヨンの声まねをしていたのか、アクアはものまねが上手だと笑顔で言いました。
アクアは、あくまでも妹の初ライブを成功させる為だったことと、自分の言うことを聞かないかなにはぴえヨンの中に入って指導するしかなかったと説明しました。
かなはシスコンブームでいい言い訳を持っているわねと鼻で笑うと、アクアはかなの態度に腹が立ってきて、帰ると立ち上がりました。
かなは逃げるのかと尋ねると、アクアは何からも逃げてないと言うと、かなはもっと嬉しそうに、自分と話したくてぴえヨンに変装したのが恥ずかしくて逃げるのかと言いました。
アクアはかなに、何か誤解しているみたいだから徹底的に討論すると言って話しだしました。
そんな二人を見ていたルビーは、二人が仲直りして良かったと言うと、メムが今まさに仲が悪くなろうとしているけれどと言いました。
ルビーは、アクアはあまり人と関わらないからこれくらいがいいと言い、色々あって人格がねじ曲がってしまったから、かなといるアクアは昔のアクアみたいだと言いました。
その頃、とある小料理屋で、二人の男性が話で盛り上がっていました。
イベント運営会社マジックフロー代表の雷田澄彰は、大人気漫画でアニメ映画も大ヒットした「東京ブレイド」の舞台化企画を取ってきたと嬉しそうに言いました。
鏑木プロデューサーが台本を見て、自分の娘もハマっているから知っている、舞台ということは2.5次元かと雷田に尋ねると、そうだと答えました。
雷田は、予算もガッツリ取ってきたから今回は派手にいくと言い、裏方もいいところ抑えたし、劇団ララライの協力も取り付けたと言いました。
そして雷田は、あとはキャスティングが問題だと言い、黒川あかねはいけそうだが、ララライには若いキャストが少ないから外部から呼ばないといけない、誰かいい人はいないかと鏑木に聞きました。
鏑木はビール片手に嬉しそうに、これから来る子たちがいると言うと、雷田に貸しひとつだと言いました。
雷田は、鏑木が目を付けている子たちが成長するチャンスを与えてあげるんだからこっちが貸しひとつだと反論すると、二人は不敵な笑みを浮かべて、商談成立だと言いました。
数日後、アクアはあかねと一緒にカフェで会っていました。
二人が写っている写真を撮って、あかねがSNSにアップすると、これでファン向けに彼氏彼女のアリバイは作れたと言いました。
あかねはアクアに「東京ブレイド」の話はきたかと尋ね、劇団ララライが中心になってるから私にも話がきたと言いました。
「劇団ララライ」という言葉を聞いたアクアは、以前鏑木から、アイが劇団ララライにいた人と恋に落ちたのではないかという話を思い出しました。
アクアはもちろんやると言うと、あかねは私は鞘姫役でオファーがきていて、アクアは刀鬼役でしょ、二人は恋人の役だから絶対狙っている人がいると言いました。
さらに、刀鬼は鞘姫と相棒キャラのつるぎとどっちと結ばれるかで盛り上がっていると言い、つるぎは誰だろうと言った瞬間、「私よ」と二人のところにやってきた人物がいました。
それは有馬かなでした。
かなはあかねのSNSの投稿を見て、リアルタイムでの投稿はやめなさい、悪質なファンからストーカー被害に遭う可能性があるから予約投稿が基本だと言いました。
そんなかなに、あかねは共演は何年ぶりかな、もうてっきり役者を辞めたんだと思っていた、今はアイドルだもんねと嫌味たっぷりで言いました。
するとかなもあかねに、最近リアリティーショーで私生活切り売りしてたんだっけとこちらも嫌味たらたらに言いました。
二人は敵対視むき出しで睨み合うと、あかねは仕事デートの続きでもしたらと言って出て行きました。
怒りで震えるあかね。
それを見たアクアは、二人は知り合いだったのかと言うと、あかねは同い年で子役から一緒にこの業界にいるからと言いました。
アクアは共演するから仲良くやれよと言うと、あかねはそれはできないと言い、昔からやりたかった役を片っ端からかなに持っていかれた、でも今は負けないと言います。
かながピーマン体操を歌っていた時に自分は必死で稽古をしてきたから、今こそ積年の恨みを果たす時がきたと言いました。
そんなあかねを見て、アクアは役者って負けず嫌いが多いなと言いました。
その頃雷田は、天才子役のかなと今まさに天才役者と呼ばれるあかね、二人をぶつけてきたなんて鏑木は上手くてエグい、個人的に楽しみになってきたと、嬉しそうに言いました。
推しの子40話の感想と考察
新たに雷田という人物が出てきましたね。
もしかしたら顔も広そうなので、アイの真実を知るための重要人物になるかもしれませんね。
しかし、まさかあかねとかなが犬猿の仲だったとは知りませんでした。
確かに天才子役と呼ばれるかなと同い年で、比較されることも多かったあかねにとって、かなは大嫌いな存在なんでしょうね。
さらに二人ともアクアのことが気になっているし、今度の「東京ブレイド」の舞台でも役柄が恋敵という、リアルでも仕事でも三角関係になるなんて、なかなかエグい環境だなと思いました。
そんなアクアはあかねのこともかなのことも、なんとも想ってないという事実がどう展開していくのか気になります。
あかねとかなが気になるくらい、アクアは本当にカッコよくなってきていますよね。
役者としても、イケメン高校生としても、せっかく前世のゴローとはまた違う人生を送れているのだから、もっと今の自分の人生を楽しんでほしいなと思います。
あかねとかな、そしてアクアの三角関係がどうなっていくのかこれから楽しみです。
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