2021年4月7日発売の週刊少年マガジン2021年19号で、ランウェイで笑って182話が掲載されました。
ランウェイで笑って182話では、ファッションウィークでAとBホール、両方使う為には借金をするしかないEGAO。
SNSを利用し、EGAOとしての実績も得ることを考えながら、心にもモデルとして出て欲しいという育人の思いを佐久間に話します。
その話を陰で聞いていた心は、育人の思いに応えたいと気合を入れます。
本記事では、ランウェイで笑って182話「提示」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って182話のあらすじネタバレ
新しくBEYONDに変わった事務所から、暗い表情で出てくる千雪。
社長室では研二とBEYONDの社員がシャルの仕事についての打ち合わせをしています。
あれだけ改名を嫌がっていた割に、かなり精力的に働く研二は一目置かれていました。
EGAOの事務所内に、たくさんカメラを設置する佐久間。
何がバズるか分からないため、出来るだけカメラを回すそうです。
育人からSNSを任されましたが、はっきり言って不安しかありませんでした。
バズろうと思ってバズれるわけではないので、運営を動かすほどのことが出来るか確信がありません。
SNSもそうですが、実際に仕事を受けて実績も残していかなければいけません。
他に運営が食いつく実績を取りたい佐久間は、毎日色んな所と交渉し、仕事を取り続けます。
その頃、研二も慌ただしい毎日をこなしていました。
机で仕事をしている育人の携帯に、ある一件の連絡が入ります。
シャルロットのダブルブッキングが発生したと、研二の部屋に飛び込んでくる社員。
すでに研二はNYだと、雫は微笑みながら報告します。
研二は今日、その報告が来るだろうと確信をし、NYに旅立ったのです。
NYにあるBEYONDの本社で、オリヴィアの前に立つ研二。
オリヴィアは、アジアでの研二の仕事ぶりを聞いていました。
その研二がオリヴィアに謝罪をします。
その内容は、シャルのダブルブッキングについてです。
オリヴィアは声を低くし、わざとやったのかと圧を掛けます。
しかし研二は、わざとではないが、自分の判断ミスであれば責任を取ると言います。
研二はBEYONDになったことを利用して、ある策を練っていました。
BEYONDになれば、もっと仕事が増え、自分の評価は上がります。
それと、シャルのスケジュールを把握でき、コントロールできます。
もし、シャルが受ける仕事の大きさに穴を開けてしまい、代役を立てざる得なくなったらどうするでしょう。
研二は慎重に行動し、千雪の為になる仕事を取ろうとします。
今回のダブルブッキングで、ocelotの雑誌の特集ページが無くなりました。
そこで研二は代行案を、オリヴィアに提示します。
それは、アプロの合同展示会でオリヴィアが目をかけていたデザイナーがEGAOというブランドを立ち上げたことです。
ランウェイで笑って182話の感想と考察
前回、育人の成長が見れた佐久間は喜んでいましたが、厳しい現状には変わりありませんでした。
SNSでみんなに見てもらうことは、いつなにがどんな状況で目に止まるのか分かりません。
バズりたくても、そう簡単ではないと佐久間は知っていました。
SNSの件もありますが、実際に仕事も取らないといけないので、佐久間は毎日忙しかったでしょう。
育人の入った連絡は、研二からなのか、千雪からなのか、どちらか気になりますね。
そしてかっこよくなっていた研二が見れました。
以前は過労死するのではないかと思っていましたが、表情も戻り、健康的に見えました。
元々仕事は出来る人ですが、BEYONDになったことで、更に評価を得ることが出来、とてもかっこよかったですね。
そんな研二が企てていたダブルブッキング、千雪の為になるように、EGAOを売り込む算段を取っていました。
まさかここでEGAOが出てくると思っていなかったので、とても驚きました。
たしかにオリヴィアは、育人のデザインを気に入っていました。
その育人が、ブランドを立ち上げた時の話しもしていましたよね。
その時の話しが、今ここで使われるとは、とても嬉しいというか、気持ちいい流れですね。
これであとは、オリヴィアが承諾してくれるかどうかです。
次回も楽しみです。
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