2021年2月24日発売の週刊少年マガジン2021年13号で、『彼女、お借りします』177話が掲載されました。
『彼女、お借りします』177話では、海のパーティーに誘われ、不安ながらに待ち合わせ場所に来た和也。
役者関係ばかりだと、明らかに自分は場違いだと感じていました。
そこに、いつもより上品な服装をした水原が現れました。
和也は無事に、パーティーを乗り越えられるのでしょうか。
本記事では、『彼女、お借りします』177話「虎穴と彼女②」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします177話のあらすじネタバレ
パーティー会場に向かう途中、前を歩いていた水原が、今日は無理に誘ってしまって悪かったと気にしています。
和也はそのことよりも、水原の服装の方が気になっています。
レンカノのときよりもフォーマルな服装で、美少女を超えて美女の領域だと感心しています。
会場に着き、テラスへ上がると、すでに30人くらいの人たちが集まっていました。
辺りを見渡すと、どこかで見たことあるような美男美女と太った男の人しかいません。
改めて自分が場違いだと思い知らされた和也は、一気に青ざめます。
水原の名前を呼ぶ声がし、そちらを見ると、海が居ます。
簡単な挨拶をしていると、海はすぐ女の子たちに呼ばれ、戻っていきました。
特に何もないのかと和也が茫然としていると、また水原を呼ぶ声がします。
しかも今度は、水原のことをちーちゃんと呼んでいて、とても距離感が近い雄大君という男性です。
雄大とは以前同じ舞台に出ていたらしく、ちょうど今、その時の写真をみんなで見ていたようです。
水原も一緒に見ようと、水原の腕を引っ張っていく雄大。
水原は和也のことを気に掛けますが、和也は気を遣って平気な表情で送り出します。
遠くから水原たちの様子を見ていると、雄大は水原にピッタリ寄り添い、水原の椅子の背もたれに手を掛けたりなどしています。
和也の汗は止まりませんが、彼は仕事仲間で、水原にも仕事上のお付き合いがあるんだと自分に言い聞かせます。
改めて周りを見渡し、ここが水原の生きている世界なんだと実感します。
5分後、予想通り一人でお酒を飲んでいる和也。
水原の姿も見えなくなり、お腹も空いたけれど、自分で取りに行く勇気もありません。
すると水原が戻ってきました。
挨拶回りがあったと申し訳なさそうな水原ですが、和也は大丈夫だから気にしなくていいと強がります。
和也の目の前に、美味しそうな料理がのったお皿が一つ置かれます。
水原が取って来てくれたそうで、今日は自分が誘ったため、一人にしないと言ってくれます。
水原の優しさに感動する和也。
水原は美味しそうに料理を食べ、和也はドキドキしています。
その二人の様子を、海は遠くから見ています。
彼女お借りします177話の感想と考察
緊張するパーティーが始まりました。
和也が感じたあの場違い感、すごく嫌ですよね。
一人で余裕を持って過ごせる自身もないし、周りから場違いだと思われるのも辛いです。
それでも水原が誘ってくれたからと、勇気を出して行った和也は凄いです。
パーティー仕様の水原も可愛いですね。
いつもと違う服装って、やはりドキドキしますよね。
私服か仕事着かでもかなり雰囲気も違ってくるので、フォーマルなお呼ばれスタイルは、更にドキドキすると思います。
そうそう着ることのない服ですしね。
海と再会し、思ったよりさらっとした挨拶で終わり、和也も拍子抜けだったでしょう。
何か話があると構えていた分、あれ?という感じだったのではないでしょうか。
海よりもやばそうな人が現れましたね。
水原は何とも思っていなさそうですが、距離感が近い人って、男女関係なく警戒しますよね。
しかも、親しそうなちーちゃん呼びです。
まさか水原がそんな呼ばれ方をしているなんて、想像もしていませんでした。
流石に和也もハラハラしていましたが、水原の前では平気そうにしていました。
たしかに彼氏でもないのに、束縛なんて出来ないですもんね。
最後水原が戻って来てくれ、水原らしい優しさを感じることが出来ましたが、海の様子が気になりますね。
やはり何か話がありそうな予感です。
次回も楽しみです。
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