2021年2月10日発売の週刊少年マガジン2021年11号で、『彼女、お借りします』175話が掲載されました。
『彼女、お借りします』175話では、サイゼリアからの帰り道、自分の想いを伝えようとする和也。
しかし途中で木部達が登場し、告白は未遂に終わりました。
部屋で和也の言葉を思い出す水原、今後どうすべきなのか考えます。
本記事では、『彼女、お借りします』175話「溜め息と彼女」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします175話のあらすじネタバレ
居酒屋でビールを飲みながら、告白ってどうするんだと呟く和也。
一緒に来ていた友達に、浮気でもするのかと茶化されます。
最初告白した時は、どうしたんだと皆に聞かれますが、あれは同意して送信しただけだった為、和也は誤魔化します。
先程のことを思いだし、もし最後まできちんと気持ちを伝えていた場合を、和也は想像してみます。
もし伝えていたら、水原にビンタされ、今までそうゆう風に見ていたんだと貶され、二度と関わらないと言われる結末が見えました。
どう想像しても、いい未来が見えない和也は、先程の自分が危なかったと考えます。
そして水原と付き合いたい欲が、限界まで来ていると気づきます。
先程危なかった告白を止めてくれたことを感謝し、木部に抱き着きます。
そういえばと、木部は和おばあちゃんとの打ち合わせに、麻美が現れたことを報告します。
一瞬で冷静になった和也は、なぜそんな状況になったか問い詰めます。
和おばあちゃんがやっている和酒店のTwitterに麻美からDMが来て、木部にアドバイザーとして紹介されたと話します。
木部も最初は麻美を疑っていましたが、下調べもしっかりしてきていて、アプリを作ったらどうかなど、的確な意見を出していたそうです。
それにしても、わざわざ自分のばあちゃんとそんなことになるかと、不安にある和也。
酔いも醒め、自分は帰ると言い、お店を出ます。
翌日、大学に来た和也は、和おばあちゃんに電話を掛けますが、全然出てくれません。
麻美の思惑は何だと考えながら歩く和也。
手に持っていた参考書を落としてしまい、拾おうとしゃがむと、麻美が拾ってくれました。
まさかの登場に固まる和也ですが、麻美は普通に話しかけてきます。
和也は慌てて木部から話を聞いたことを伝えると、麻美は和也の胸に手を置き、驚かせて悪かったと謝ります。
最近日本酒にハマったそうで、和也のおばあちゃんだからいい人だろうし、話を聞きたかっただけだと説明します。
話しているうちに、サイトの経営について意気投合し、自分の卒論のテーマにもなりそうだと考えて手伝っているそうです。
和也との関係を和おばあちゃんには話しておらず、経営が自分に向いているかもしれないと楽しそうに話しています。
自分のことを疑っているなと言う麻美に対し、和也は苦笑いしながら全然だと答えます。
和也と別れ、和おばあちゃんにまたアプリについて話したいので、会いたいと連絡を送る麻美。
その麻美の顔は、とても無表情です。
やはり考えすぎだったかと思いながら歩く和也。
丁度そこに、水原とその友達とばったり会いました。
水原の友達から以前の飲み会のことを茶化されますが、水原は早く行こうと二人を急かします。
和也は麻美のことを、水原に伝えないとなと考えます。
友達二人の後ろを歩きながら、黙っている水原。
昨日の和也の言葉を思い出し、溜め息を零します。
彼女お借りします175話の感想と考察
告白は未遂に終わった和也ですが、結局いい返答はないだろうと想像し、告白をしなくて良かったと思ったんですね。
流石に和也の想像まで、ひどいことにはならないでしょうが、それほど和也はいいイメージが出来ないのでしょうね。
自分の告白を止めてくれた木部を褒めると、まさかの元カノの話が出てきました。
あの麻美だと考えると、誰だって疑いますよね。
何のために和おばあちゃんに近づいたのか、何を企んでいるのか。
同じく疑っていた木部でしたが、話を聞いている限り、真剣に仕事について考えてくれ、アプリの制作の提案などをしてくれ、真面目にやっているように見えました。
それでも和也は疑い続けていましたが、おばあちゃんと電話も繋がらず、モヤモヤとしたまま、タイミングよく麻美に会うと言う驚きの展開でしたね。
麻美のさりげないボディタッチ、ああいう女の人いますよね。
男性はあれだけで、ドキッとしてしまうんですね。
女を上手く使いながら、何も企んでないと説明していた麻美の言葉、私からすれば何の説得力もないですけどね。
しかし和也は、勘違いかもと流されそうになっています。
男が単純なのか、和也が単純なのか、面白いシーンだと思いました。
水原が素っ気なかったですが、あの溜め息はどういう意味があるのでしょうか。
次回も楽しみです。
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