2019年11月13日発売の週刊少年マガジン2019年50号で、『ネクロマンス』12話が掲載されました。
ネクロマンス12話は、以前倒したはずの魔王の側近であるシオンが現れます。
ここで彼を倒せば、魔王の手掛かりになると踏んだシブキは戦い始めました。
しかし、今のシブキでは聖剣が扱えず普通の剣で戦いますがシオンにダメージを与えられず、サフィもシブキを気にして攻撃できませんでした。
次第にシオンに追い詰められてしまいますが、この危機にバニラとリコが駆けつけます。
果たして、ここから反撃開始となるのでしょうか。
本記事では、ネクロマンス12話「魔王様の血は永遠に(マーフザングヴィエム)」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ネクロマンス12話のあらすじネタバレ
時は魔王との決戦の日へと遡ります。
シブキ達は魔王城へと乗り込み、シブキはある魔族相手に戦い、聖剣で彼の顔の右半分を斬りつけてダメージを与えます。
それでもまだ倒すには至っていなかったので、リコが火炎魔法、サフィが聖魔法による強力な攻撃を彼に叩き込みました。
そして魔族は魔王が世界を支配するまでは倒れないと言って、崩れてくる瓦礫に飲まれました。
これで倒したと思ったシブキ達は魔王の元へと向かったのです。
やがてシブキ達は魔王を倒し、城を後にした後、魔族は辛うじて生きており、また辛うじて生きていた魔王を見つけたのでした。
そして現在に至り、魔族とシブキ達は対峙していました。
魔族の名はシオンで別名血濡れのシオンと呼ばれており、魔王の側近を務めていました。
生きていたのかとシブキが呟くと、シオンは魔王から貰ったこの体はそう簡単には壊せないと言い放ちます。
シブキはシオンに魔王も生きているのかと言いつつ、聖剣を使ってもかなり手こずった相手だと内心では脅威に感じていました。
しかし、同時に好機だとも思っていたのです。
理由は魔王への手掛かりになり、魔王側の戦力を削る事が出来るからです。
それに以前聖剣で斬りつけた顔の部分に仮面をつけている事からまだダメージが残っている筈だと考え、剣の柄を握ります。
そんな中、シオンはサフィに目を向けると邪悪な笑みを浮かべ始めました。
それと同時に自らの首を斬りつける事で血を飛び散らせました。
シオンはサフィをこの場で始末して魔王に捧げようとしていたので、シブキは戦う事を決意したのです。
シオンは自らの血を操って剣に変えると、サフィに向かって斬りつけようとします。
それをシブキは剣を使って防ぎ、サフィは十字架型の杖を手にして呪文を唱えようとしていました。
まだ時間がかかるので、シブキは時間を稼ぐために剣を振るってシオンと戦います。
激しい剣劇を繰り広げていると、シオンが持っていた血の剣が液体に変わったのです。
シオンは血を自由自在に操る能力を持ち、液体化させたり固体に変えたり出来るのです。
シオンは液体化させた血を棘状に変えると、一斉に放っていきます。
シブキは全てかわすと、シオンに向かっていって剣を振るうとシオンは再度血を剣に変えて防ぎます。
そうしたらシブキはすぐさま蹴りをシオンに叩き込んで、岩壁に激突させました。
シブキは強力な攻撃を仕掛けようとし、サフィも呪文を放とうとしますがシブキに影響が出るかもしれないと思い、躊躇してしまいます。
シブキはシオンに強力な攻撃を仕掛けるも、簡単に止められてしまい、サフィ共々吹き飛ばされました。
シオンは平和ボケしたのだと感じ、彼らに対して猛攻を仕掛けてシブキの右腕を切断したのです。
シオンが彼らに止めを刺そうとしたら、炎の弾丸が飛んできて彼の目はそっちに向きます。
その間にバニラが2人を助け、シオンは追撃をしようとしたら巨大な炎のドラゴンがシオンを飲み込みました。
炎を放ったのはリコで、自分達の本気を思い知らせてあげるとシオンに言い放ちました。
ネクロマンス12話の感想と考察
シオンは魔王の側近なので強い事は今回の話で分かりましたが、同時に察しが悪いなとも感じましたね。
そう感じたのはシブキが聖剣使いなのを知っていながら使わない理由や、サフィが聖魔法を放つのを躊躇していた理由を考えずに短絡的に平和ボケで片づけたからです。
この事からシブキが魔王の呪いでアンデッドになったのを知らないと言う事にも繋がり、魔王から何も聞かされていなかったのかなとも思いましたね。
兎も角、察しが悪いとはいえ強いのは間違いありませんので正直、バニラとリコが来てくれなかったらシブキ達は間違いなくやられていたのではないかなと思いましたね。
しかし、彼女達が来たことで事態が好転する可能性もありますので期待したいです。
次回はリコが活躍するのではないかと思われます。
第1話から始まってからまだ戦いの場では力を発揮できずにいるリコですが、彼女も魔王討伐の旅に同行しているので実力は勿論高いです。
今回の話でも強力な炎の魔法を繰り出している事から、彼女の実力が垣間見えたと思われます。
しかし、最後のページで次回は最強の魔法使い・リコの真価と書かれてありましたので、今回のはほんのご挨拶程度の力しか見せていない可能性があるのです。
なので、次回は彼女の真の力が発揮されるのではないでしょうか。
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