2019年11月6日発売の週刊少年マガジン2019年49号で、『ネクロマンス』11話が掲載されました。
ネクロマンス11話は、デートをしているシブキとサフィでしたが、何でも本音で語ってしまう香りがする香水を嗅いでしまいました。
その事で本音を言ってしまい、サフィに穢れていると言われたシブキは落ち込んでしまいます。
そんな彼の様子を敏感に感じたサフィは自分を愛するが故に出た言葉だと言って許しましたが、腹筋100回と聖書を読む事を言いつけるのでした。
デートが終わった後、一人になったサフィは無意識のうちに穢れているのではないかと感じていました。
そこへシブキがやって来て、呪いが解けたら改めてデートをしてくれと頼むと共に魔王の刺客が2人の前に現れました。
果たして、2人は魔王からの刺客を相手に生きて帰れるのでしょうか。
本記事では、ネクロマンス11話「芽生え」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ネクロマンス11話のあらすじネタバレ
自白剤を元にして作った香水の匂いを嗅いでしまったシブキとサフィ。
シブキは今自分の中では嫌らしい事を考えていて、このまま喋ってしまってはサフィに幻滅されるからどうしようと思っていました。
しかし、その事も全部言ってしまっており、聞いていたサフィは赤面しながら嫌らしい事に免疫がないので目をグルグル回していました。
5分後、香水の効果が切れましたが2人はぐったりしていたのです。
シブキは効果が切れるまで、ひたすら心の中に秘めていた下心を暴露していました。
その事をサフィに穢れているとずっと言われてしまったので、落ち込みます。
その様子に気付いたサフィはそっとシブキの手袋を摘まみます。
サフィは嫌らしいのは良くないが、自分を愛しているが故の言葉だから嫌ではないと言います。
あんな事を言った自分を許してくれるのかとシブキは言うと、サフィは今日のデートは楽しかったから気にしないでと言いました。
それからもう少し歩く事にしましょうと言ったサフィですが、シブキに色欲が過ぎるという理由から聖書音読と腹筋100回を後でするようにと言い渡します。
その後、シブキはリコとバニラにサフィとのデートの事を話していました。
リコはシブキとサフィがデートをしている間に、シブキの呪いを解いてくれるであろうアイテムを買い漁っていたのです。
魔王を倒すのに必要な聖剣が使えないんじゃ駄目だと言うリコに、そうだなと頷くシブキ。
そんな中、バニラはリコが殆どの時間をビバと呼ばれる者へのラブレターを書いていたと暴露しました。
シブキはその事を問い詰めようとしますが、リコはその話はいいからと遮ると呪いを解くアイテムとしてタコ型のアイテムを差し出します。
タコ型のアイテムを始め、次々とアイテムを使いますがシブキの呪いは解けませんでした。
その頃、夜空を一人で見ていたサフィは懐から取り出した自白剤の香りがする香水を見ていました。
香りを嗅いでいる時は、昨日シブキに抱きしめられた時は嬉しく思っていましたが、現在ではそれは穢れた考えだと思って振り払おうとしていました。
それでも昨日の夜でのシブキを思い出すたびに、無意識に穢れた心を持ってしまったのではと思い、振り払おうと腹筋をします。
その途中で、シブキはちゃんと腹筋をしているのだろうかと思っていました。
そこへシブキが急に現れたので、サフィは驚きましたが彼から聖書音読も腹筋を終えたという報告を聞きました。
それから2人は夜空を見ていると、シブキが口を開いて呪いが解けたら手繋ぎデートをしてくれるかと言います。
そして自分はサフィとイチャイチャしたいし、今日みたいな楽しい毎日を過ごしたいし、自分はそのために生きたいとはっきり言います。
また穢れていると言われそうだと呟くと、サフィはいえと答えつつドキドキしていました。
そんな中、サフィは何らかの魔力を感じ、命の大樹が見事に枯れているのに気づきます。
そしてそんな2人の元に魔王が差し向けた刺客が現れました。
ネクロマンス11話の感想と考察
自白剤入りの香水のせいとはいえ、シブキが心のうちに閉まっていた嫌らしい事を許すとは、やはり心優しい聖女だなと思いました。
普通だったら幻滅するか、ドン引きするか、気味悪がられるかの三択となり、破局する確率は高まるものですがそうしなかったのでシブキは内心ホッとしたのではないでしょうか。
その分、ちゃんとお仕置きも用意していましたので香水の効果が切れてからこのお仕置きをしようと考えていたのだと思います。
そして遂に魔王に仕える幹部が現れましたね。
戦闘は避けられませんが聖剣が使えない今のシブキでは厳しいので、相性的に有利なサフィがシブキに代わって戦うのではないかと思われます。
次回は今回現れた魔王の刺客とシブキが戦いつつ、2人の間にある因縁が明らかになると思われます。
次回のタイトルは在りし日の因縁となっています。
このタイトルから察するに、魔王の刺客と呪いを受ける前のシブキの間に何らかの因縁があると思われます。
恐らくシブキが今回差し向けられた魔王の刺客と初めて出会って戦い、打ち負かしたが彼に止めを刺さなかったのではないかと考えられます。
人間風情に負け、その上情けをかけられたと感じた魔王の刺客はそれからも何度もシブキと戦っていき、そうした中で因縁が生まれたのではないでしょうか。
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