2021年2月3日発売の週刊少年マガジン2021年10号で、『彼女、お借りします』174話が掲載されました。
『彼女、お借りします』174話では、和也に自分のことが好きかと聞く水原。
あの日の夜に話した、和也の理想の彼女について、ずっと考えていました。
急な質問に戸惑う和也、このまま本当の気持ちを伝えるのでしょうか。
本記事では、『彼女、お借りします』174話「告白と彼女②」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします174話のあらすじネタバレ
改めて和也に、自分のことが好きかと聞く水原。
和也が答えられずにいると、先程注文したデザートを店員が持ってきます。
水原は、やはり自分の勘違いかと思い、今の話は忘れて欲しいと頼み、トイレに行きます。
サイゼリアを出て、和也は先ほどのことを考えます。
あと5秒あったら、水原のことが好きだと伝えていたかもしれません。
アパートまでの帰り道、和也はずっと気になっていたことを水原に聞きます。
それは、おばあちゃんに二人の本当の関係のことを話せたかです。
言おうとしたけど言えなかったことを、水原は報告します。
それでも後悔はしておらず、何が自分の為、何がおばあちゃんの為など、よく考えることが出来たとそうです。
和也には感謝をしていますが、これで和おばあちゃんに、更に言い辛くなったと言います。
小百合おばあちゃんには嘘をついて、和おばあちゃんには本当のことを言うなんて、軽蔑されてしまうと考えています。
和也は、元は自分が悪いのだから、水原のことは自分が守ると声を張ります。
水原は笑って流し、これで自分達の関係は元通りだと話します。
その言葉の意味が分からない和也は立ち止まり、水原はアパートの階段を上っていきます。
本来は、和也に素敵な彼女が出来るまで、レンカノとして手を貸すという話でした。
笑顔で振り向き、最高の彼女を作らないと許さないよと言う水原は、自分の部屋に向かいます。
自分はただのお隣さんで、ただのお客さんで、水原を守る方法なんてないと和也は気づかされます。
グッと力を入れ、仮初めの言葉ではなく、あの日話した理想の彼女は水原のことだと伝えます。
ずっと前から水原のことが好きだと言おうとする和也。
急に車が止まり、中に乗っていたのは木部達です。
心臓が飛び出そうなほど驚いた和也は、何故ここに居るのかと質問します。
木部達は、今日の飲み会の前にスポッチャへ行こうと思って、迎えに来たそうです。
和也は慌ててアパートの二階を見ます。
そこに水原の姿はなく、せっかく勇気を出したのに、伝えられなかったと落ち込みます。
部屋に入り、着ていたニットを脱ぎ捨て、布団に倒れる水原。
和也に好きかと聞いてから、先程の和也の言葉までのことを、頭の中で思い出しています。
自分が馬鹿みたいだと呟き、頬を赤く染めています。
何とかしなければいけないと、水原は考えます。
彼女お借りします174話の感想と考察
前回、ドキドキの質問に固まる和也でした。
とうとう告白するのかと気になっていましたが、タイミング悪く、デザートが運ばれてきてしまいましたね。
言うチャンスを逃してしまい、水原は自分の勘違いだったと話しを終えてしまいました。
大体こうゆう時って、タイミング悪く言えないことが多いですよね。
一人、悶々とする和也の気持ちがよくわかり、見ているこっちはムズムズしてしまいますね。
言うべきなのか、言わないべきなのか、あの短時間での判断はとても難しいです。
もし和也がすぐに答えていたら、どうゆう返事が返ってきたのでしょうか。
こうゆうのは、じれったく時間をかけたほうが、相手の気持ちをどんどん大きくして、成功率があがるなどありますかね。
逆に、時間をかけて相手の気持ちが冷めてしまう時もありますよね。
どっちがいいのか私には分かりませんが、今回、アパートの下で和也が出した勇気は無駄にはなってないと思います。
あそこまで聞いたら、もう誰でもわかりますよね。
わかったから、水原もなんとかしなくてはいけないと考えたはずです。
このじれったさが、とても可愛くて、見ていて面白いですね。
気持ちを伝えられなかったと思っている和也と、和也の気持ちを知った水原、この後何が起こるのか、とても楽しみです。
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