2021年1月28日発売の週刊ヤングジャンプ2021年9号で、『推しの子』32話が掲載されました。
今ガチが終了し、メムが本当はアイドルを目指していたと知ったアクア。
そんなメムを新生B小町のメンバーに入らないかと誘うと・・・。
本記事では、『推しの子』32話『適正年齢』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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推しの子32話のあらすじネタバレ
新生小町は今メンバーを募集しているんだけど、とアクアが言うとメムは「そんな冗談・・・」と最初は言うも、徐々に顔が真剣になりました。
苺プロにメムを連れてきたアクアは、ミヤコに「あなたはスカウトマンとして雇うべきだった」と言われます。
ミヤコは、人気youtuberでインフルエンサーのメムがアイドルに興味があったのは意外だったと言い、どこの事務所かと尋ねます。
メムは個人事業主で、今はFARMという事務所と業務提携という形だから仕事は自由にできると答えました。
それを聞いてミヤコは、苺プロからアイドル業務を依頼するという形になることは問題ないけれど、と前置きした上で、メムの顔を見る限り何か言わなければ事情があるのではないかと言います。
ミヤコは察しがつくと言い、「年齢、サバ読んでいるでしょう?」と聞きました。
メムはやっぱり分かりますかと肩を落とすと、ミヤコは私の眼は誤魔化せないと言います。
さらにミヤコは個人でやっている子が年齢を若く言うのはよくあることだと言い、本当はいくつなのかと尋ねました。
するとメムはミヤコにひそひそ話を始めます。
一瞬で顔色が変わったミヤコは、大声で「ガッツリ盛ったわね」と叫びました。
ミヤコは公称18歳ってことはなかなか肝が据わってると言うと、アクアが本当はいくつなんだ、3歳くらい盛ったのか?と尋ねました。
するとメムはその倍と言い、春までは24歳だったと言いました。
アクアはそれを聞いて、つまり25じゃないか、今さら悪あがきするなと言います。
25でJK名乗ってたのか、メンタルがバケモノなのかとアクアが言うと、メムはこれには事情があると言います。
昔からアイドルになるのが夢のメムだったが、母子家庭で弟が2人いて、働きに出た方がいいよなぁと思っていたら、母親が自分の夢を追いかけなさい、応援するからと言われたからそこからオーディションを受け始めたと言います。
そして大手の最終までいったこともあったが、高校3年の時に母親が入院して弟二人を大学に行かせたいし、オーディションを辞退して高校も休学して働きに出たと言います。
そのおかげで弟たちを大学に入れられたし、母親も元気になって、でもそのときにはもう23歳になっていた、この世界は20歳でもうババア扱いされるし、夢を追う年齢じゃなくなっていたと寂しげな表情で言いました。
その頃高校休学中だったから現役JKみたいな感じで配信をしていたら思いのほかウケて、登録者数もどんどん伸びて、今に至ると言い、25でアイドルなんて無理よねと言うと、話を聞いていたルビーが「そんなことないよ」と言いました。
かなはメムの話を聞いて涙を流しながら、自分も年齢のことでうだうだ言われた側だからよく分かると言います。
そしてルビーが「アイドルをやるのに年齢なんて関係ない、憧れは止められない」と言い、「ようこそ、B小町へ」とメムの前に手を差し伸ばしました。
その手をしっかり握ったメム。
アクアはそれを見て、かなにルビーとメムをよろしくと言うと、殺気立った怖い顔になったかなは、気安く話しかけるなと言い、このグループは私がなんとかする、アクアはあかねとよろしくやってなさいよと言いました。
メムが加入し、新生B小町はいよいよアイドル活動が始まりました。
推しの子32話の感想と考察
メムにそんな過去があっただなんて全く知らず、明るい性格なのでまさか苦労人だったとは驚きました。
すごく家族想いで優しい子なんだなぁと感心しました。
確かに年齢が25歳だと今からアイドルってさすがに無理かもと誰でも思うけれど、それでもアイドルになりたいという熱い想いがメムにはあったからこそ、アクアの誘いが嬉しかったでしょうね。
かなのやきもちを焼いているところは、怖いけれどなんだか可愛いですよね。
やっぱりアクアのことが好きなんだろうなぁと思いました。
いよいよ新生B小町がスタートし、3人はどんなふうに活躍していくのかこれから楽しみです。
なんといっても既にファンがたくさんいるメムや、かながいるので、B小町はすぐに売れるんじゃないかなと思っています。
もちろんアイドルってそんな簡単に活躍できるものではないだろうけれど、なんせアイの子ルビーがいるので、きっとすごいことを成し遂げるような気がします。
そしてアクアと鏑木Pとの食事会もまだ行われていないようなので、アイの新しい情報が何なのかも気になります。
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