2021年1月27日発売の週刊少年マガジン2021年9号で、ランウェイで笑って172話が掲載されました。
ランウェイで笑って172話では、心にデザインを手伝って欲しいとお願いした育人。
デザイナーになりたいのかどうか迷っていた心は、このことをきっかけに、自分の野望を見つけることが出来ました。
育人も、自分のブランドのコンセプトが決まり、映画の衣装製作へ本格的に動き始めました。
本記事では、ランウェイで笑って172話「東奔西走」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って172話のあらすじネタバレ
オリヴィアに、中国・韓国・シンガポールで契約を取ってこいという、仕事もきちんとこなす研二。
オリヴィアもその報告を聞き、次の仕事の支持をします。
研二がメールを開くと、広告塔とCMとショーのことが書かれており、深呼吸をし、余裕だと自分に言い聞かせ、再び世界を飛び回ります。
北谷の事務所では、育人と佐久間が衣装のデッサン画を机に広げ、北谷に説明します。
しかし、紙ではわからないと言う北谷。
佐久間は帰り道、全部現物で見せるのかと嘆いています。
サンプルを作るのにも、材料費は掛かるので、佐久間からすれば痛い出費です。
後日、育人は再び北谷の事務所に行き、衣装の色などの指示を受けます。
一方研二は、色んな会社にシャルを売り込んでいます。
どちらも、慌ただしい毎日を送っています。
研二は再び、託された仕事をこなし、オリヴィアはその報告を受けます。
一緒に食事をしているシャルに、次はどうするのかと質問するオリヴィア。
北谷から既製服の合格を貰えた育人は、すぐに心に報告します。
心は安心し、育人も優しく見つめます。
佐久間は今回の心のデザインなどを見て、育人ととても合っていると感じました。
いつかはブランドも大きくなり、セカンドデザイナーなども必要になります。
佐久間は三人を見て、この4人は、最高の布陣だったかもしれないと考えます。
シャルは誰かを待っているようで、そこに現れたのは研二です。
研二が初めましてと挨拶をすると、初めてという言葉に引っ掛かるシャル。
今日会ったのは、広告塔の件で中国が渋っているため、本物のシャルを見せたいと言う協力を求めての話しです。
シャルは研二が差し出す資料も見らずに、協力すると即答します。
付き添いのスタッフがその資料を確認し、次の仕事を渡します。
シャルの早い返事に驚いていた研二ですが、次の仕事内容を見て、この前のショーの時のことを思い出します。
アジアで覇権を取りたいのであれば、少し内容を変えたほうがいいと言う研二。
研二は資料を取り出し、シャルに渡します。
資料を用意していたことに驚くシャル達。
シャルは、これだけ仕事が出来る人が、オリヴィアの前で失言をするはずがないと確信します。
通訳が大げさな言い方をし、よくあることだと話します。
研二には聞こえていませんでしたが、シャルは資料を読み、この内容でやって欲しいと研二に頼みます。
ランウェイで笑って172話の感想と考察
心の野望が決まってから、忙しい日々が始まったようですね。
北谷に紙ではわからないと言われ、絶望していた佐久間ですが、服に関わった学校などに行っていないと分からないですよね。
その通りに想像しても、実際見たら全然違ったりします。
確かに材料費がとても掛かってしまうので、経営としては大変でしょう。
育人も何度も北谷の意見を聞き、ようやく出来たと安堵したはずです。
心の成長にもなり、育人もブランドのリーダーとしての役目を果たせたのではないでしょうか。
既製服260着が出来たので、後はメインとサブの40着ですね。
また更に大変なことが起こりそうな予感がしますね。
そして研二ですが、あれだけの大きな契約を取ってくるなんて頼もしいですね。
顔に疲れは出ていましたが、シャルを上手く売り込めていたのでしょう。
その仕事ぶりを見て、シャルもこの人は大丈夫だと思ったのでしょう。
以前の失言も、何かの間違いだったのだろうと思っていました。
今回協力してもらう仕事を、二人でやりきることが出来たなら、更なる信頼を得ることが出来るのではないでしょうか。
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