2021年1月27日発売の週刊少年マガジン2021年9号で、『彼女、お借りします』173話が掲載されました。
『彼女、お借りします』173話では、二人でサイゼリアでご飯を食べることになり、今まで見たことのない水原を見れた和也。
休みだからとワインを注文する水原ですが、お酒が進み、頬を赤く染め、目が虚ろになっていました。
本記事では、『彼女、お借りします』173話「告白と彼女」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします173話のあらすじネタバレ
ボーっとしている水原は、和也が着ているティシャツを指さし、なんて書いてあるのか聞きます。
和也はティシャツの文字がよく見えるように見せ、イタリア語で魚と書いてあることを教えます。
すると水原は、体を小刻みに震わせ、そんなに魚が好きなんだと笑い始めます。
それがツボに入ったようですが、笑ったら失礼だと胸に手を当て深呼吸をし、落ち着こうとします。
それでもどうしても思い出してしまい、涙が出るほど笑っています。
笑い上戸なのか、些細なことで子供のように笑う水原が、とても可愛いと見ている和也。
今までにもお酒を飲むことはあったのが、こうゆう姿を見たのは初めてでした。
自分に心を許してくれたのかと考え、改めて、ご飯を一緒に食べていいのかと確認します。
水原はすこし落ち着き、もちろん事務所には秘密だけれど、近所の同級生とご飯しているだけだと説明します。
和也は、やはり深い意味はないんだと納得していると、水原がデザートの注文をします。
しかし水原は、ケーキを二つ頼みました。
和也が驚いていると、もうおばあちゃんが居ないのでタイムリミットは無いと、上を見上げる水原。
明日から頑張るという水原を見て、今までの水原と大違いだとさらに驚きます。
恐らく今までは、夢と現実の狭間で常に気を張って、自分自身に厳しくしてきたのでしょう。
なので、今くらいはゆっくりして欲しいと和也は思います。
今みたいな、少し弱っているときに支えてくれる彼氏が欲しいとか思わないのだろうかと、心の中で和也は自分を候補にあげます。
そんなことを考えていると、水原から、私が好きかと聞かれます。
あまりにも突然で、理解しがたい質問に、固まる和也。
顔を上げると、こちらを見ている水原と目が合います。
和也は顔を真っ赤にし、突然なんだと慌てます。
この前のデートの時話していた、理想の彼女とは、私のことだろうと水原は聞きます。
和也はなんて答えていいのか分からず、言葉に詰まっています。
水原は、あの時辛そうな自分のことを見かねて言った、仮初めの理想像だと分かっていると言います。
しかし、もし違うなら色々と変わってくると言い、以前八重森に聞いた話をし始めます。
八重森は、和也が水原のことを異性として好きだと言っていました。
その話を聞いた時は、そんなことないと否定していましたが、瑠夏や他のお客さんのこともあるので、確認しときたいそうです。
水原は、まっすぐ和也を見つめ、自分のことが好きかと聞きなおします。
彼女お借りします173話の感想と考察
2人のサイゼリア、ただご飯を食べて終わりではなかったですね。
いつも見せなかった酔った水原の姿、とても可愛かったです。
水原は酔うと笑い上戸になるということが、新たに知ることが出来ました。
ツボが浅く、何にでも笑っちゃう水原をずっと見ていたいと思いました。
そんな水原が急に口にしたこと、自分ことが好きかということ。
あれはとても驚きますよね。
先程まで笑っていて、ケーキ頼んだりしていたのに、急に前触れもなくあの質問は、和也の反応に共感できます。
一瞬固まってしまいますよね。
今なんて言われたか、何が起きたかを理解するのに時間が掛かりますよね。
今日ずっと、水原の様子がおかしかったのは、好きかどうか聞きたかったからでしょうか。
ご飯の誘いを受けなければ、いつ聞くつもりだったのでしょうか。
それも考えて、ご飯の誘いを受け、お酒を飲み、聞きやすい状態を作っていたのでしょうか。
だとすると、聞くのも結構勇気がいったのだと思います。
じゃないと、もし勘違いだった場合、恥ずかしいですもんね。
なので、この前の理想の彼女の話を気を遣ってのことだと、理解していることを伝えて、聞いたのでしょう。
和也は何て答えるのでしょうか。
一番いいと思うのは、瑠夏のことがあるので、今はまだ言えない、とかが良いのではないかと思います。
これだと否定しているわけでは無いので、今後の為に良い返事の仕方だと私は思います。
次回、和也がなんて答えるのか、とても気になります。
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