2021年1月13日発売の週刊少年マガジン2021年7号で、ランウェイで笑って170話が掲載されました。
ランウェイで笑って170話では、千雪の交渉のおかげで、北谷の映画でEGAOの衣装を使ってくれることになりました。
しかし、合計で300着作れと言われた育人たち、立ち上げたばかりのブランドで、育人たちにはかなり厳しい話でした。
それでもやって見せると決めた育人、300着どうするつもりなのでしょうか。
本記事では、ランウェイで笑って170話「わかんないです」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って170話のあらすじネタバレ
育人は佐久間と北谷と会い、映画の話を聞いてきました。
これからのEGAOの仕事は、映画のシナリオと役の詳細を読み込み、北谷の映画のイメージを明確にして提出します。
その後は、メインのブランドの20着、サブの20着、残りの普段着260着を作っていくという流れです。
北谷に、ダメなようならいつでも下ろすと言われた育人。
机に向かい、ブランドのイメージを考えながらデザインを作ります。
夜、育人の部屋に来ている千雪は、役のことについて、まだほとんど聞かされていないと話しています。
手を動かしながら話をしている育人を見て、千雪は心のことを聞きます。
育人のブランドにパタンナーとして居る心ですが、元はデザイナー志望ではなかったかと疑問に思っていました。
実は育人も、そのことを気にしていました。
パタンナーからデザイナーになることも多いのかと千雪に聞かれ、育人はむしろその方が多いと答えます。
なら、そのうち辞めるんだと千雪に言われた育人は、すこし寂しいなとこぼします。
その育人の様子を見た千雪は、少し妬いたのか、頬を膨らませ、素っ気ない返事をします。
今まで自分が周りに支えられ、成長してきたことを思い出す育人。
今は自分がリーダーになったのだから、自分のことだけでいっぱいになってちゃダメだと話します。
育人は佐久間と外を歩いているとき、デザインは大丈夫そうかと聞かれます。
一応算段がついたが、かなり大変そうだと育人は報告します。
佐久間は最近、芸華大の学園長とお茶をしたらしく、育人はいつの間に仲良くなったんだろうと驚きます。
学園長から、心が伸び悩んでいると聞き、その理由は目標が見つからないことだと言います。
芸華祭以降目標が無く、ただがむしゃらに頑張っているようです。
心が目標について考えていると、花丘が一緒に帰ろうと育人を誘います。
育人は誘いを断り、心に声を掛けます。
デザインの素材について、一緒に考えて欲しいと相談します。
素材をこうしたら、原価が安くなると提案する心。
しかしその場合、見た目の質感が変わってくると考えます。
育人は心の意見を聞き、パタンナーとしての視点、デザイナーとしての視点、どちらも持っていると判断します。
育人は心に、まだデザイナーになりたいかと質問します。
心は困惑し、わからないと答えます。
育人は柳田から教わった、野望が無いと、何かあった時、乗り越えられないという言葉を教えます。
自分の野望は、着てくれる人が笑顔になるのと、パリへ行くことだと話します。
育人は心に、既製服260着を手伝って欲しいと頼みます。
ランウェイで笑って170話の感想と考察
何とか交渉が成立した育人たちですが、合計300着もの衣装、どうするのでしょうか。
ダメなら下ろすとも言われている育人。
かなりのプレッシャーがかかっているのではないでしょうか。
これから映画の衣装製作に向けて、話が進むと思ったのですが、ここで心の話に入りますね。
芸華祭の時は、優勝することを目標に頑張っていた心ですが、それ以降目標が無く、行き詰っていたんですね。
そんな時に育人のブランドに誘われ、育人と一緒に仕事をしたかった心はパタンナーの仕事を受けました。
しかし心の元の夢は、デザイナーになることでしたもんね。
私も完全に忘れていました。
育人は心の成長のきっかけになればいいと思い、今回の260着の手伝いを頼んだのでしょう。
デザイナーになりたいのか、このままパタンナーとしてやっていくのか、これで何か心の考えが決まればいいなと思います。
まだ始まったばかりの映画衣装製作、色んな問題が出て来そうですね。
次回も楽しみです。
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