2021年1月6日発売の週刊少年マガジン2021年6号で、『ダイヤのA act2』238話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』238話は、天久が投げてきた球を御幸が打ち返し、打球は1・2塁間を抜けようとしていました。
対するファーストの星田は何とか捕球すると、2塁に投げ、ショートもボールをキャッチしてベースを踏むと1塁に向かう天久にボールを投げ、天久がキャッチしてベースを踏む事でダブルプレーにしました。
そして次のバッターである前園もサードゴロに終わってしまい、決定的なチャンスを逃してしまった青道打線。
沢村は5回のマウンドに上がるが、果たして市大三高打線を抑える事が出来るのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』238話『Beyond the limit』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 237話 | 一覧 | 239話 >> |
ダイヤのA act2 238話のあらすじネタバレ
天久が投げてきた球を御幸は打ち返し、打球は1・2塁間を抜けようとしていました。
対するファーストの星田は精一杯右腕を伸ばして打球をキャッチすると、すぐさま2塁へとボールを投げたのです。
ショートもボールをキャッチしてベースを踏む事で、2塁へ向かおうとしていた白州をアウトにし、すぐさまファーストに向けてボールを投げます。
1塁にはベースカバーしようと走る天久がいて、天久は向かってくるボールをキャッチするしてベースを踏む事でアウトにする事で、3-6-1のダブルプレーに仕留めたのです。
4番の御幸を抑えたためか、雄たけびを上げる天久。
これによりノーアウト1塁・2塁からツーアウト3塁になり、観客席では真田が試合の様子を見ていました。
続く5番の前園が打席に入り、天久が投げる球を打ち返したのだが打球は弱く、サードゴロになってしまい、これでスリーアウトチェンジになったのです。
これに対して市大三高ベンチや観客席で応援している選手達は盛り上がっていたが、青道側の応援している選手達は静まり返ってしまいます。
観客席にいる関は、試合の数日前で練習の際に打球を足に受けている前園の事を心配していたのです。
その前園はベンチへと戻ってきていて、小湊春市から、済んでしまったものは仕方ない、と労われていて、前園は、今の自分に出来る事を行う、と答えます。
御幸はマウンドへと向かう沢村に対して、今はとてもボールが走っているから力んだりするな、と注意しつつ、何とか点を取ってやるから耐えてほしい、と言ったのです。
対する沢村は、自分は全然大丈夫だし、それにまだ半分行ったばかりだから、切り替えていこう、と笑いながら言ってマウンドへと向かいました。
ここまでの沢村の投球内容は38球投げて、2安打無四球の状態でした。
5回表のマウンドに上がった沢村は口では大丈夫と言っていたものの、やはり力みが出たのか、高見に対してボール球が多くなり、危うく四球になりかけていましたがセカンドゴロで仕留める事に成功します。
続く天久と宮本もセカンドゴロに抑えたため、沢村はチームに勢いをつける事に成功したのです。
対する御幸は、今回の回の打者は抑えたとはいえ、全員じっくりボールを見ていて、しかも右方向だから油断できない、と警戒している様子でした。
マウンドに向かう天久は心の中で、4回表で1点を取れて良かった、と思いながら薬師高校との試合で真田と投げ合ったのを思い出します。
例え敵同士だったとはいえ、自分と同格の投手と投げ合う事で成長する事が出来ると感じたし、そんな中で勝利をもぎ取った事でもう負けたくないと言う気持ちになれた、と思う天久。
5回裏、青道打線は右打者が殆どだったので、外に逃げるスライダーは見逃し、その代わり内角に入ってくる甘い球を打ち返す方針に切り替えます。
東条は内角の球を打ち返して、内野を強襲するヒットで出塁し、結城将司はフルスイングして際にボールが当たって、バントしたかのような打球になり、東条は2塁へ進塁したのです。
金丸が打席に入ると天久は、まだチームを背負うと言うのは分かっていないが、薬師に敗北した時に抱いた気持ちを忘れなければ成長できる、と思って投げると金丸を三振、沢村も三振に抑えました。
ダイヤのA act2 238話の感想と考察
抜けるか、抜けないか、判断がしにくい打球でしたが捕られてしまいましたね。
御幸は最低でも進塁打を打って、1アウト2塁・3塁にしたかったと思いますが、ダブルプレーだったので内心では最悪だと思っている筈です。
そして再び投手戦が始まりそうな感じになっていますが、点を取られている沢村の方が状況的に不利なので打線には頑張ってもらいたいところですね。
次回は、沢村が少しずつ調子を崩していくのではないかと思います。
現状、沢村は味方のミスが影響して点数を取られてしまい、これ以上点を取られてしまったら勝ち目が薄くなると思って投げている状態なのでしょう。
御幸がチャンスで凡退してしまい、前園も抑えられてしまった後の回、沢村は投げて三者凡退に抑えていましたが、内容的には不安しかありませんでした。
天久と宮本は兎も角、高見に関しては3ボールにしてしまっていた事から、下位打線のバッターに四球を与える寸前にしてしまうくらい沢村は気負っているのだと思います。
しかも天久は次の回も抑えたので、沢村は更に気負うと思いますし、更に市大三高の打線も上位に回って来るし、少なからず疲労も出始めると思いますので、もしかしたら四球とかを出してしまうのではないでしょうか。
<< 237話 | 一覧 | 239話 >> |