2020年12月9日発売の週刊少年マガジン2021年2・3合併号で、『化物語』115話が掲載されました。
化物語115話は、キスショットに顎を掴まれた暦は彼女の胸に顔をうずめさせられたのだが、キスショットの力が強かったせいなのか暦の顔が彼女の体を貫いてしまいました。
心の中でいきなりパフパフをされてしまうとは考えてもいなかったし、これなら翼の胸を触っておくべきだったと後悔する暦。
キスショットは暦はこれまで戦ってきた中で一番強いから本気で戦うが、それでもスキルを使わないと言うハンデをやると言いました。
果たして、暦はハンデつきの中でキスショットを無事に倒す事が出来るのでしょうか。
本記事では、化物語115話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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化物語115話のあらすじネタバレ
暦はキスショットに顎を掴まれ、その際に彼女の胸に顔をうずめさせられたのだがキスショットの力が強かったのか、暦の顔は彼女の体を貫いてしまいました。
暦は今の状況はパフパフされていると思っていました。
パフパフとは柔らかいもので挟む音やそのさまを表す言葉であり、女性が男性に対する報酬として与える行為でもあり、主にドラゴンクエストで登場する技です。
傍から見ればパフパフされているとは思えない状況の中で暦は心の中で、こんな事になるなら翼の胸を触っておくべきだったし、初めての胸タッチがいきなりパフパフになるとは、と思っていました。
しかし、流石の暦も自分が知っているパフパフと違っているのか、これは流石にノーカウントでお願いしたい、と心の中で思っていました。
そしてキスショットはこの状態で、自分クラスになると本気を出せる機会がない、と言いつつ、暦はこれまでの相手よりも強いから手を抜く必要はない事が嬉しい、と言ったのです。
しかし、そうは言っても空を飛ぶ、霧になる、闇になる、姿を消す、変身する、寝る、眼力を使う、物質具現化をすると言ったスキルは使わないと言うハンデをやる、と言うキスショット。
続けてキスショットは、これからは悪意と殺意を持って暦を始末するが、本気を出す前に終わってしまっても困るから五分五分の勝負をしよう、と言って暦の股間を思いきり蹴りました。
それによって暦は悶絶し、蹴られた勢いでキスショットの体を一気に突き抜けて校舎の近くまで吹っ飛んだのです。
そして体を再生させながら、言っておくが今の自分はここ500年で一番ベストコンディションだ、と言うキスショット。
先程吹っ飛んだ暦はすぐさま体勢を立て直してキスショットの元へと向かうと、よっぽど退屈なんだな、と言ってキスショットの顔面を思いきりぶん殴って顔面をへこませます。
しかし、キスショットも裏拳を繰り出して暦の顔面に命中させてへこませたのです。
お互いの一撃で顔面が吹っ飛んだが、キスショットは顔面が吹っ飛んだ状態で笑いながら、これでこそ吸血鬼同士の殺し合いの醍醐味だな、暦よ、と言うと暦は、聞いておきたい事がある、と言います。
キスショットにとって人間とは、と言う暦だったがキスショットは暦が何を言おうとしていたのか分かったかのように、うまいかまずいか、と言って顔面を再生させます。
暦も顔面を再生させると、自分もキスショットがそう言うのを聞きたかった、と言うと、死んでくれ我が主、と言って向かっていき、キスショットもまた、死ぬがよい我が従僕、と言って向かっていったのです。
そしてお互いに蹴りを繰り出し、蹴りを喰らったキスショットの顔面は吹っ飛び、暦はキスショットの目に目潰しをしました。
戦いながら暦は、自分はやはり人間であり、人は人であろうとする限り人だと言ってくれた忍野の言葉を信じたい、と思いながら戦ったのです。
やがて暦とキスショットは不死力が尽きるまでかどちらかの精神が崩れるまで戦うという不毛な戦いを続けたが、本当はお互いに化け物の始末の仕方が分かっていました。
そしてキスショットは暦に対して昨日とは違う笑顔で見ていたのです。
化物語115話の感想と考察
暦はキスショットに顎を掴まれ、彼女の胸にうずめさせられた事で彼女の体を貫く事になった際、その時の事をパフパフされていると心の中で思っていましたが、絶対に違うと思いましたね。
本来のパフパフは顔を胸の中に押し込められた状態の事を指すと思いますが、完全に体を貫いている状態をパフパフとは言えないのではないでしょうか。
それに暦もノーカウントにしてほしいとも思っていたので、きっと彼もこれがパフパフだとは思いたくなかったのだと思いましたね。
そして壮絶な殴り合いが開始されましたが、見ている限りだと暦はかなり善戦しているなと言う印象ですね。
キスショットが色々な能力を封印していて、殺意は出しているとはいえ全力で戦っていない中だとはいえ、暦は頑張っているなと思いましたね。
戦いの中で、暦はキスショットは昨日とは違う笑みを見せていたと心の中で言っていましたが、きっとこの戦いが楽しいのでしょうね。
殆ど手抜きをしているとはいえ、500年ぶりにベストコンディションの状態の自分相手に互角に渡り合っている暦との戦いが楽しくて仕方なく、この時間が永遠に続いてしまえばいいと思っているのだと思います。
いずれ戦いに決着が着くとは思いますが、どんな結末が待っているのか気になるところです。
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