2020年2月10日発売の週刊ヤングマガジン2020年11号で、『レッドカード』10話が掲載されました。
レッドカード10話は、由紀虎からのパスを貰い、ゴール前まで来た高梁でしたが岩嶋にボールを奪われてしまいました。
ボールは一気にヒロシの元へと渡ってしまいましたが、木村はハンドと見せかけたディフェンスで何とか止めて前線にボールを送ったのです。
そして由紀虎は再び高梁にパスを送ったのですが、またも岩嶋に防がれてしまいました。
打つ手が無くなる中、高梁は由紀虎に自分が追いつけないくらいのスピードのパスを寄越すように要求しましたが、その意図とは何なのでしょうか。
本記事では、レッドカード10話『汚れ仕事』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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レッドカード10話のあらすじネタバレ
由紀虎から完璧なパスを貰った高梁はGKと一対一になりましたが、速いスピードで向かってきた岩嶋に防がれてしまいます。
そしてヒロシからパスの要求がありましたので、岩嶋は彼に向かってダイレクトにパスしたのです。
木村は由紀虎にヒロシを振り向かせるなと指示を飛ばし、由紀虎はその通りにしようとしますがヒロシのフィジカルの前に押されてしまいました。
そうしたら今度は清水が向かい、木村は距離を取って抜かれないようにしろと指示を飛ばしたのです。
しかし、向かっていった清水はあっという間に抜かれてしまいました。
清水はカードを貰ってでもヒロシを止めようと彼のユニフォームを掴みますが、ヒロシは振り切ってしまったのです。
この光景を見ていた木村達はユニフォームを掴んででも止められないのかと思っており、ヒロシは全員抜き去るつもりでいました。
そんな中、木村は汚れ仕事は任せろと高梁に言った事を思い出し、絶対に止めるぞとDF陣に言い放ったのです。
しかし、ヒロシの前に抜かれてしまいますがそれでも一瞬バランスを崩させる事に成功しました。
今度は木村が向かっていくと、手を使ってでも止めようとしていたのです。
まさか手を使ってでも止めようとしているとは想定していなかったヒロシは一瞬躊躇します。
これを待っていたと言わんばかりに木村は一旦手を引っ込めると、スライディングタックルに切り替えてヒロシを止めてボールを弾く事に成功したのです。
止めてやったぜと叫ぶ木村を見ていた由紀虎は内心凄い気迫だと言いました。
木村は高梁に次はお前の番だと叫び、高梁はお前にしては上出来だと返したのでした。
弾かれたボールは逢原が拾うと、すかさず由紀虎にパスしました。
木村が必死に止めたこのボールを必ず繋げると思いながら由紀虎は、前線にいる高梁に目を向けたのです。
さっきのパスでも岩嶋に止められたことから、さっきよりももっと正確かつ高梁がトラップせずにダイレクトシュートが撃てる位置に撃つと由紀虎は思っていました。
そうしたら高梁が素早い動きで相手DFの裏に抜けていたので、由紀虎はここだと思って高梁に対してパスを出しました。
相手DFの裏を抜けるかのようなパスに高梁だけが反応しており、まさにビッグチャンスが到来していたのです。
しかしながらパスが完全に通る前に岩嶋のスライディングタックルによって阻止されてしまいました。
ボールはラインを割り、またも阻止されてしまったことに由紀虎は唖然とし、チームメイト達も頭を抱えたのです。
逢原からは自分へパスをしろと言われ、立ち上がった岩嶋が自分の元に来て謎のポーズをしたので困惑する由紀虎。
由紀虎は高梁は岩嶋と勝負して勝ちたいと思っているのは理解していましたが、自分はどうすればいいのか分からずにいました。
そんな由紀虎の元に高梁がやって来て、パスがまだ遅いから岩嶋も自分も追いつけないような速いパスを寄越せと言って去っていったのです。
由紀虎は高梁が言っている事は理解できずにいました。
レッドカード10話の感想と考察
木村が反則ギリギリのディフェンスでヒロシを止めましたね。
まさに汚れ仕事ですね。
しかし、岩嶋は厄介極まりないですね。
下手すればヒロシ以上に厄介な存在だなと感じてしまいました。
しかし、裏を返せば彼を振り切る事が出来れば相手の戦意を折る事が可能となるでしょう。
高梁もその事を知っているから由紀虎に岩嶋も追いつけないような速いパスを出すように指示したのだと思います。
その策で岩嶋を抜き去って点を取る事が出来るのか、楽しみですね。
次回は由紀虎は意図が分からないまま、高梁の言う通りに速いパスを出す事になるのではないでしょうか。
高梁が言っていた事に対して由紀虎は理解できていませんが、しかし岩嶋を攻略する手段は他にはありません。
それにストライカーである高梁が寄越せと言っているので、その通りにパスを出すのが自分の役目だと思ってその通りにするのではないかと思います。
そしてボールが渡ったと同時に由紀虎は逢原にパスを出す仕草をすると思われるでしょう。
与野中央はこれまで高梁へのパスは止められているのを知っていますので、油断していると思います。
そこを突くかのように由紀虎が注文通り速いパスを出し、高梁は懸命に走って追いつくのではないでしょうか。
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