2020年11月25日発売の週刊少年マガジン2020年52号で、ランウェイで笑って165話が掲載されました。
ランウェイで笑って165話では、パタンナー勝負の結果、選ばれたのは心でした。
花丘は結果を聞く前に、育人に勝てたのなら満足したと言い、立ち去ってしまいました。
2人の審査をするとき、柳田から靴を渡された佐久間。
その意味とは何なのでしょうか。
本記事では、ランウェイで笑って165話「ウチのショー」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って165話のあらすじネタバレ
アプロの社員たちから、何故アプロを辞めて独立を選んだのかと質問されていた佐久間。
育人との仕事が楽しいからと説明しましたが、軽い理由に思われ、あまり理解されませんでした。
柳田は佐久間に返すと言い、一足の靴を渡します。
その靴は佐久間が作ったもので、柳田が持っていたようです。
いつか返そうと思っていたようで、今日持ってきました。
佐久間は柳田に質問をしようとしますが、柳田は聞きたくないようで話を止めます。
佐久間はデザイナーとして、次のショーが最後になります。
せっかくだから、自分で作った靴を使えばいいと思ったようです。
佐久間は大事そうに抱えて、柳田にお礼を言います。
ファッションウィーク当日、慌ただしそうに準備をする育人たち。
佐久間がデザイナーとして、最後のショーが始まります。
佐久間がまだ学生の頃、柳田に自分が作った靴を柳田のショーに使って欲しいと頼みました。
しかし柳田はなかなか使ってくれず、佐久間がプロになったら使ってあげると約束しました。
デザイナーを辞めるので、本当にこれが最後のショーだと気づいた佐久間。
育人と二人で、柳田がでたパリコレを見に行った時、モデルが佐久間の作った靴を履いてるのを佐久間はしっかりと見ました。
社員たちに、何故独立をするのかという質問の答えは、柳田にプロと認めて貰えたからです。
しかし、柳田は佐久間のことを、デザイナーのプロとして認めたわけではありません。
それを理解した上で、これから一緒に頑張る育人に、恥ずかしくない自分でいると佐久間は決めました。
ショーが終わり、自分達のデスク周りを片付けている育人と佐久間。
育人は佐久間に、花丘が悪かったところは、勝手にデザインを変えたところだけだよねと確認します。
佐久間は、そうなのかなと答え、育人は勢いよく部屋を飛び出して行きました。
あのデザインを作ったのは柳田で、ボツ案だったといいます。
ボツにした理由がもちろんあって、それはきっとデザインがつまらなかったんだと育人は考えます。
花丘がいる部屋のドアを開け、花丘にもう一度パタンナー勝負を持ちかける育人。
パリには派手なデザインがいると思っていましたが、育人は派手なデザインに自信がありません。
そこで花丘が作る、派手さが欲しいと思いました。
勝負の結果、育人が無事に勝ちました。
その報告を聞いた佐久間は、パタンナーを二人も雇えるかと心配しています。
自分を必要としてくれることは嬉しいようですが、つまらないデザインを作ったら辞めると花丘は騒ぎます。
佐久間のショーは終わりましたが、これからは4人のショーが始まります。
ランウェイで笑って165話の感想と考察
佐久間がデザイナーとしての最後のショー、すこし胸が熱くなりました。
靴から始めて突っ走ってきた佐久間を、ちゃんと見て来てくれた柳田。
パリコレでは約束通り、佐久間の靴を使ってくれていました。
いつもは口が悪い柳田ですが、元はすごくいい人ですよね。
人を育てる力があると思います。
こうゆう上司がいたら、自分はすごく成長しそうですよね。
佐久間をデザイナーとしてのプロではなく、経営や商売、この業界のプロとして認めてくれたということでいいのでしょうか。
これからは、育人の隣で、ブランドを支え、引っ張って行って欲しいですね。
そして育人は、ずっと花丘のことを考えていたのでしょうか。
パリを目指している育人には、心も花丘もどちらも必要と思ったのでしょう。
思いがけない、4人でのスタートとなりました。
育人のブランドが次回から始まるので楽しみです。
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