2020年11月11日発売の週刊少年マガジン2020年50号で、『炎炎ノ消防隊』243話が掲載されました。
『炎炎ノ消防隊』243話では、まず前半はカロンとオグンの戦いが描かれました。
オグンはカロンの攻略法を見つけて試そうとしますが、失敗してしまいました。
その攻略法はなぜ失敗してしまったのか?
そして、後半は訓練校時代の回想となりました。
当時、周りがシンラのことを“悪魔”と言って嫌っていますが、オグンはシンラと仲良く接していました。
オグンがそのようにしていた理由とは?
本記事では、炎炎ノ消防隊243話『あのころ俺たちは』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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炎炎ノ消防隊243話のあらすじネタバレ
カロンの攻撃でオグンがやられてしまったと思ったタマキは彼の名を叫びました。
一方、カロンは次の相手はアーサーだと思いました。
「俺はまだやれる‼︎」
右腕を負傷したもようですが、オグンはまだ戦うことができる状態でした。
そして、ドラゴン戦のためにアーサーには体力温存をさせようとしました。
その後、オグンは再びカロンに勝負を挑みますが、彼をどうやって攻略しようか悩んでいました。
まずパンチをしますが、カロンはその衝撃を吸収。
吸収後すぐにカウンターのモーションをとったので、オグンはある作戦が浮かびました。
それは、カウンターに対してカウンターを喰らわせるというものでした。
なぜなら、カロンはエネルギーの吸収と放出は同時にできないと思ったからです。
“FLAMY INK”を発動してカロンの顔面を殴ったオグン。
彼は手応えがあると思いました。
しかし、カロンはオグンの腹に強烈な一撃を放ちました。
「ただの打撃なら吸収状態を保ちながら攻撃もできるぞ」
オグンの作戦は失敗に終わってしまい、カロンの炎の攻撃をくらって倒れてしまいました。
「こんな怪物どうやって止める」
カロンのことを考える一方で、オグンは訓練校時代のことを思い出しました。
訓練校で自己紹介をした後、外でシンラとアーサーが仲良さそにしているところを目撃したオグン。
そんな彼は、シンラと仲良くなろうとしていました。
そして、その様子を見た2人の生徒は羨ましそうにしていました。
なぜなら、実技試験で優秀な成績を収めたシンラと最高火力を誇るアーサー、さらに首席のオグンというスクールカーストのトップが一緒にいたからでした。
その生徒たちの話を聞いていた火鱗に他の生徒がシンラの話をしました。
それは、彼が家族を殺した悪魔であるという話でした。
「オグンとかいいやつそうだし騙されなきゃいいケド」
その話を聞いた火鱗は怒った表情をしていました。
ある日、廊下を歩くシンラは“親殺しの悪魔”と言うことを話すのを聞いてしまいました。
それにより引きつった笑い方をしますが、その様子を見ていた生徒は怖がっていました。
「気にすんなよ」
シンラを心配してオグンが話しかけてきました。
なぜなら、周りがシンラ“親殺し”の噂を信じる一方でオグンは信じていなかったからです。
そのことが気になったシンラは理由をオグンに聞きますが、オグンは噂は本当なのか聞き返してきました。
それに対してシンラは事故当時のことを話そうとしますが、オグンは違うことを確信してたので途中で話を止めました。
彼がそのような行動をとった理由は、噂を理由に仲間を疑うことはしないようにしていたためでした。
そして、シンラと同じ隊に配属される可能性があったからというのも理由にありました。
そのことを知って安心したシンラは再び笑いました。
続いての舞台はバスケットボールで遊ぼうとしているところ。
「ヒーロー‼︎」
「騎士‼︎」
何がきっかけかわかりませんが、シンラとアーサーは口論を開始。
その状況を見ていたオグンや一緒に遊んでいた男子は困惑していました。

炎炎ノ消防隊243話の感想と考察
今回は前後半で話が変わる構成でした。
前半はまず、前回の流れでオグンが戦闘不能で次のカロンの相手は誰になると言う展開になると思ったら、ダメージは大きいもののオグンは戦闘可能な状態で登場。
“FLAMY INK”のおかげで大ダメージは防ぐことができたのかもしれませんね。
そして、引き続きカロンに挑むオグンでしたが、カロンに再び強力な一撃をくらってダウンしてしまいました。
相手の打撃が普通のものであればカロンは攻撃可能。
“FLAMY INK”は肉体強化の技のようなので、これだとオグンの攻撃を吸収しながらの攻撃ができてしまいそうです。
ちなみに、“ヨルバの鍛治”のようにオグンには炎による遠距離攻撃がありますが、それだとカロンに吸収されてしまう。
なす術なしですね。
そんな中、後半は訓練校時代の話になりました。
まず、明らかになったのは火鱗がシンラを目の敵にするきっかけ。
“親殺しの悪魔”の話を聞いてしまったことによりオグンを守りたいと思ったような印象を持ちました。
一方、オグンはその噂があってもシンラのことを仲間だと思って接していました。
優しすぎですね。
そして、最後にオグンたちとバスケをしている最中にシンラとアーサーが口論を始めてしまいました。
どうやら、この一件が2人が犬猿の仲になった理由のようです。
その理由が次回明らかになるようなので、何が理由なのかとても気になりました。
そして、ここで回想を入れたと言うことは、回想の中にカロンを倒すヒントがあるのかもしれませんね。
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