2020年11月4日発売の週刊少年マガジン2020年49号で、『ダイヤのA act2』232話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』232話は、打席に入った倉持に対し、天久は三振で抑えようとして初球にスライを投げてきて、倉持はそのスライを当ててファールにしました。
続いて天久は内角にストレートを投げてきて、倉持は見逃してボールになったのです。
天久は内角高めにストレートを投げて、倉持はバットに当ててファールにしたのでカウントは1ボール2ストライクになり、天久は三振で抑えるために内角にスライダーを投げようとしていました。
果たして、この勝負の行方はどうなるのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』232話『自分の形』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 232話のあらすじネタバレ
応援歌が流れる中、打席に入る倉持。
現在、2アウトながらランナーは3塁にいて、外野に抜ければ点が入るチャンスであり、しかも倉持は俊足なので内野安打でも点が取れる状況でした。
それ故に観客は倉持の事を、ランナー3塁に置いて一番迎えたくないバッターだ、と評していました。
キャッチャーの高見は心の中で、初回はストレートを弾き返したからストレートを狙っている筈、と思っており、天久も下手に当てられるとヒットになる可能性があるからここは狙って三振を取りに行く、と思いながら外角低めにスライを投げ込んだのです。
そのスライを倉持はバットに当ててファールにしたので、高見は当てられた事に驚きを隠せませんでした。
ベンチにいる市大三高の田原監督にスコアラーは、前の試合でも倉持は追い込まれたらすり足に切り替えていたが、この打席は初球からすり足だ、と言います。
話を聞いた田原監督は、アイシー、とだけ言うと心の中で、これが青道の2巡目であり、イージーに打ち取る事が出来るバッターは誰もいない、と呟いていたのです。
天久は倉持の手元を見て、バットも短く持っていて、それがいなたくて宮田や星田みたいな野球星人にも通じるなりふり構わなさが逆に怖い、と思いながら内角低めにストレートを投げ、倉持は際どいと思ったのか見逃しました。
結果、ボールとなりましたがその時の球速は150km/hとなっていたので、観客は盛り上がったのです。
天久は3球目に内角高めのストレートを投げてきて、倉持はバットに当てるもファールになり、天久は心の中で、当てるんだ、と呟き、倉持も心の中で、手が出ちまった、と思っていました。
観客席で見ていたクリスは、ついていけている、と言い、小湊亮介も、集中できている、と言ったのです。
高見は心の中で、ボールゾーンにどうやって手を出させるか、と思っており、天久は心の中で、2球目の内角低めは布石だ、と思っていて、倉持は心の中で、くさい所も全部食らいついてやる、と思っていました。
そして天久は心の中で、内角低めの膝元のバックフットスライダーが打てるか、と思いながら投げる構えをし始め、倉持は心の中で、形は何でもいいから今だけは結果が欲しい、と思ってバットを構えます。
天久は内角低めの膝元にスライダーを投げ、倉持は驚きながらもバットに当てたのです。
しかし、打球自体はセカンドゴロだったが、倉持は何とかセーフになろうと自慢の俊足で走り出しました。
それ故にセカンドがボールを拾って投げようとした時には、倉持は一塁を駆け抜けようとしていました。
しかし、セカンドはすぐさまボールを星田に投げてギリギリアウトにしたのです。
結果的には抑えた形になりましたが、天久は打ち取ったと思っていないのか喜んでいませんでした。
先生のチャンスをフイにしてしまった倉持は悔しい表情をしていて、その表情を見ていた御幸は準備をしながら、プレッシャーは間違いなくかけているから無駄なアウトかどうかは試合が終われば分かる、と思っていました。
そして、青道ナインは守備につき始めました。
ダイヤのA act2 232話の感想と考察
倉持の二打席目は期待が持てる感じがしましたが、惜しかったですね。
エラーとか送球ミスをしてくれれば、セーフになったかもしれませんね。
それでも倉持の俊足は確実に市大三高ナインの脳裏に焼き付いたと思いますので、次の打席には期待したいです、
次回は、天久が制球を乱し始めるのではないでしょうか。
何故そういう考えに至ったのかは、今回の話の倉持の打席によるものです。
倉持は懸命に粘っていたけど、次第に追い込まれていきましたし、天久は倉持が塁に出すと面倒なバッターであるのが分かっているから三振を取ろうとしていました。
それ故にストレートからの内角膝元のスライダーを投げて確実に三振にしようとしていたと思いますが、倉持はゴロだったとはいえ、ボールを当てたのです。
ギリギリではありましたが結果的にはアウトになりましたので、問題ないかと思いますが、天久は三振で抑えようと思っていたのか表情は余り嬉しそうではありませんでした。
しかも次の回から、青道打線は倉持みたいに粘ってくるでしょうし、天久は抑えるために投げると思いますが粘る姿を見て、倉持の打席の事が脳裏にちらついてもっと厳しくいかないといけないと思って投げてしまい、四球を出す等制球を乱していくのかなと思います。
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