2019年11月20日発売の週刊少年マガジン2019年51号で、『東京卍リベンジャーズ』135話が掲載されました。
『東京卍リベンジャーズ』135話は、タケミチが2006年にタイムリープしたところから始まります。
夜中に公園にナオトを呼び、もとの時代にタイムリープしようとするため握手を試みますが、失敗してしまいます。
その結果、現代でナオトの死を知ったことでひどく落ち込むタケミチの前にヒナが現れ、彼はヒナへの想いを告げます。
タケミチの想いを聞いてヒナはどのように思ったのか?
そして、彼女との再会でタケミチは立ち直ることはできるのか?
本記事では、東京卍リベンジャーズ135話『Even I can』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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東京卍リベンジャーズ135話のあらすじネタバレ
タイムリープして、2006年にやって来たタケミチ。
彼はある場所に向かうためを全力疾走します。
そして、公園にナオトを呼び出したタケミチ。
彼は現代でナオトが死んではいないと信じていました。
一方、いきなり夜中に呼び出されたことに戸惑うナオト。
握手をしたら現代に戻れることを信じナオトに迫るタケミチ。
タケミチに凝視されて困惑するナオト。
握手をしましたが、戻れると信じていたタケミチの期待を裏切る結果となり、握り続けても現代に戻ることはできませんでした。
この結果を受け入れられず、跪くタケミチ。
そして、握っている最中に現代でのナオトとの出来事を思い出します
彼との出会いや、タケミチがナオトの運命を変えたこと。
姉の未来を救うために協力してほしいと頼んできたこと。
何度失敗しても、東京卍會を変えることや姉のことを救うことができるのはタケミチしかいないとナオトが信じ続けていたこと。
今まで現代でナオトがそばにいてくれましたが、戻れないことで彼の死を悟ったのか、号泣していました。
少し時間がたち、滑り台に座っているタケミチ。
彼はひどく落ち込んでいました。
その様子を心配するナオト。
しかし、タケミチは彼に夜中に呼んだことを謝るだけでした。
時刻は深夜2時を過ぎナオトが去りましたが、その場から動かず下を向いているタケミチ。
そして、彼の前に誰かがやって来ますが、タケミチはこう言います。
「まだいたのかよ… …もう帰れって…」
ナオトが戻って来たのだと思っていたタケミチは語り始めます。
ヒナを救うためにタイムリープして頑張って来たけれども、未来に戻れないという現実。
それの現実を突きつけられて、未来のナオトは死んだのだと思いました。
ナオトだと思って話し続けるタケミチ。
しかし、その人影はその場から動かず静かに聞いています。
そして、過去を変えれば戻れるのではないかと思いますが、今の彼には失敗するイメージしかありません。
そんな絶望したタケミチはこのように思い、それを言葉に発します。
「俺 もう死のうかな」
その言葉を発した直後、彼の後ろから何か触れたことに気付きます。
後ろにいた人物、それはヒナでした。
そして、彼女はこうタケミチに想いを告げます。
「大好き」
彼はナオトが戻って来たと思っていたので、彼女がずっといたことに驚きを隠せません。
ヒナはタケミチがずっとナオトと勘違いしていることを知って彼の話を聞き続けていました。
そして、タケミチはヒナに気付かず、ずっと未来のことの話をしていたことに赤面します。
未来から来たことを知ったヒナは彼に本当の年齢を聞いた後、最後に一つだけ質問をします。
「未来のタケミチ君は、もうヒナにプレポーズしましたか?」
その質問にすごく動揺するタケミチ。
結婚願望があることを告げるタケミチはさらに動揺しています。
プロポーズととらえた彼女は最後にこう言います。
「じゃあ、ヒナ死んでもいいよ」
その言葉を聞いて泣き出すタケミチ。
そして、彼は未来を変えることを絶対に諦めないと誓うのでした。
東京卍リベンジャーズ135話の感想と考察
今までそばにいた大切な仲間の死を受け入れられずひどく落ち込むけれども、最愛の人の救いで仲間との誓いを再認識してその想いを強くするという今回の展開。
1回目に読んだ際はあまりにベタな展開と思いました。
しかし、数回読んでみて感じたのは、今回の話を通じて未来を変えるという使命の再認識や現代で亡くなってしまった人たちも救うことの想いを強くさせるという事では今後につなげるために必要な回であると感じました。
あと、現代のナオトの死を知ったことで、今回はタケミチにとって天竺を倒して現代のナオトの死を阻止させて現代に戻るという新たなミッションも追加したことを悟らせるものでもあったと思います。
続いて次回の展開予想ですが、一番あり得そうなものは乾と九井にイザナのことを聞き出すという展開です。
現代では彼らのもとに戻ろうとしたところで稀咲たちの襲撃を受けてしまいタケミチはタイムリープしているので、結局2人から情報を聞き出すことができませんでした。
そのため、2006年で2人からイザナのことを聞き出そうとするというために行動すると思います。
現代で聞くより壱番隊の傘下に黒龍がある今のほうが聞きやすいと現代で乾と九井が現れたとから感じていたのですが、タケミチも気づくのではないかと思います。
例えば千冬のようにだれかと話していてというものあると思いますが、次回はイザナの情報を得るために行動するという展開が有力だと思います。
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