2020年10月26日発売の週刊少年ジャンプ2020年47号で、『ブラッククローバー』269話が掲載されました。
ブラッククローバー269話は、悪魔である自分の事を良くしてくれた人間であるリチタを、ルチフェロによって始末されたリーベ。
そんなリーベから激しい怒りと憎しみ、そして悲しみを感じ取ったアスタは何か訳があるのだと察しつつ、その気持ちを受け止めて戦い勝つと宣言します。
リーベは魔法が使えない片腕のアスタに負けるものかと言って断魔の剣を操るも、アスタは回避して接近するとリーベをぶん殴り、自分はこの肉体で勝つと言い放ったのです。
果たして、勝つのはどっちなのでしょうか。
本記事では、ブラッククローバー269話『魔法が使えないヤツ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ブラッククローバー269話のあらすじネタバレ
悪魔の自分に良くしてくれたリチタをルチフェロによって始末されてしまったリーベ。
そんなリーベの氣から途轍もない怒りと憎しみと悲しみを感じ取ったアスタは、何か理由があるんだな、と言いつつ、じゃあ戦ってその気持ちも受け止めて自分が勝つ、と言い放ちました。
その言葉を聞いたリーベは、ふざけるな、魔法も使えない片腕のアスタに勝てるか、と言いながら断魔の剣を繰り出すもアスタは即座に回避して接近すると、リーベを殴り飛ばしたのです。
そして、ふざけてないし、自分はこの肉体で勝つ、と宣言するアスタ。
殴られた箇所がズキズキと痛むリーベ。
戦いを見ていたナハトは、悪魔の使う反魔法は魔法の力を打ち消す力であり、そもそも魔法が使えないアスタにとって分が悪い戦いではない、と思っていました。
そしてリーベは魔導書から宿魔の剣、滅魔の剣を引き抜き、自分の元へと引き寄せて、負けるわけにはいかない、と言ったのです。
更に魔導書にはヤミの刀も抜かれそうになっていたので、その前にアスタが掴みました。
リーベは、自分の力が無ければアスタにとって断魔の剣等は重いだけのナマクラだ、と言って一斉に放っていき、アスタは回避したり防御したりしたのです。
どれだけ身体能力が高くても瞬間移動は出来ないし、鉄は砕けない、とリーベは言って断魔の剣を振り下ろし、アスタはヤミの刀で受け止めるも油断すれば真っ二つにされそうでした。
上級悪魔の魔法相手じゃ全然通じないし、アスタじゃ勝てない、とリーベは叫びつつ、五つ葉の魔導書に封じ込められた後の事を思い出していたのです。
封じこまれたリーベは何もない所を漂っている状態の中で、ひたすらにルチフェロを始めとした悪魔達をひたすらに憎み始め、やがて魔法を持たないリーベは反魔法を身に着けます。
しかし、魔導書から出られなくなっていて、そんな中でアスタが魔導書も選ばれたため、リーベは、魔力がない自分が再び現世に出るには、アスタを依り代にするしかなく、そのためにはアスタを始末してでも悪魔を倒す、と心の中で決意したのです。
現在に至り、リーベは、悪魔を倒すと言う自分の情念が負けるわけない、と叫びながら断魔の剣等を一斉に飛ばすがアスタは全て回避すると、集中して氣を読めば捉えやすかった、と言います。
アスタは今まで戦い、共に戦った魔法剣士の動きに近づけるようにずっと鍛え続けていたのです。
それ故に本来魔法騎士には敵わないアスタですが、リーベとの戦いにおいては互角に戦えたのです。
そんなアスタの戦い方がヤミと同じだったせいか、イラッとするナハト。
リーベが戦っているのは魔法が使えない自分じゃなく、沢山の猛者と戦ってきた魔法が使えない自分だ、と言うアスタの後ろにはヤミを始めとした魔法騎士や強敵達の姿が浮かび上がります。
これに対してリーベはアスタの攻撃を受けつつ心の中で、負けるわけがない、と言いつつも動揺は隠せませんでした。
そして、俺が勝つ、と言って刀による一閃をリーベに浴びせました。

ブラッククローバー269話の感想と考察
五つ葉の魔導書の中にいる間、リーベがずっとルチフェロを始めとした強大な魔力を持っている悪魔に対して激しい恨みを抱きながら生きていたようでしたね。
その末に魔力を打ち消す力を持っている反魔法でしたが、その魔法のせいで魔力を持つ者ばかりのこの世の中から出られなくなり、最終的には珍しいと言わんばかりに魔力を持たないアスタが手にしたから、こうして外に出れたからアスタの体を奪おうとしているのだと思いますね。
それにしてもアスタはこうして魔導書を手に入れたからも鍛錬を続け、ヤミを始めとした剣士達の戦いを見て、多くの戦いを繰り広げてきたから最初は追い詰められていたけど、リーベと互角に戦えているのでしょうね。
それに最後では遂にリーベに一撃を浴びせたので、どんな展開になるのか気になりますね。
次回は、アスタが勝つ事になるのではないでしょうか。
最後のシーンでアスタが劣勢の状況を覆して、リーベに一撃を浴びせる事に成功しましたが、それでもリーベは引き下がる事なく攻撃を仕掛けてくると思います。
しかし、アスタはリーベが操る断魔の剣等の軌道を氣で読む事をして避けていましたので、攻撃を一度も浴びる事なくリーベに一撃を何度も浴びせ、最終的にはアスタが勝つのではないでしょうか。
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