2020年10月26日発売の週刊少年ジャンプ2020年47号で、『ぼくたちは勉強ができない』179話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない179話は、成幸は教師としての仕事に少しずつ慣れていき、真冬も特に言う事がないくらいになっていたのです。
そんな中、藤江と言う女子生徒が成幸に声をかけてきて、成幸には彼女がいるのかと聞いてきたので成幸はいないと答えます。
そうしたら藤江は真冬に対して、最近気になる男子がいるんだけどそう言う男子は如何迫ればオトせるのかと質問したのです。
果たして、この質問に対して真冬はどのように答えるのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない179話『[X]=薄氷の女王編②』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない179話のあらすじネタバレ
成幸は生徒達に対して世界史の授業をしており、その様子を真冬は見ていました。
授業後に真冬は成幸に、大分そつなくなってきたけど、もう少し肩の力を抜いたほうがいい、と助言し、成幸はお礼を言いました。
そんな2人の元に藤江と言う女子生徒がやって来て、成幸は、質問か、と聞くと藤江は肯定しつつ、成幸に彼女はいるのか、と満面の笑みで聞いたのです。
その質問に2人は凍り付くも、成幸はすぐに我に戻って、いない、と答える藤江は、今まで何人付き合った事があるの、と聞いてきたので成幸は、大人をからかうな、と叱ります。
その様子を真冬はジッと見ていたが、藤江は今度は真冬に声をかけると、最近気になる男子がいるんだけど、男子はどんな感じで迫ったらオトせるのか、と聞くと2人は固まります。
成幸は、何て事を聞いているんだ、と言うと藤江は、真冬は美人だし、彼氏くらいいそうだし、男子の気持ちは朝飯前かなって、と言ったのです。
対する真冬は嘆息しつつ、その程度の事は大人として当然の心得だけど、それを直接伝えても意味ないから、1日よく考えて明日には答えを聞かせてほしい、と髪をなびかせながら言います。
この姿に成幸と藤江は、かっこいい、と言うと真冬は、今日は買い物がある、と言って帰ったのです。
その夜、成幸は明日の授業準備を済ませたので、寝ようとした時に真冬が物凄く窓をドンドン叩いてきたので、成幸は、どうしたのか、と尋ねます。
真冬は、女性の水着は赤か白、ビキニかワンピースかではどっちが好きか、と聞いてきたので成幸はそれらの水着を着た真冬の姿を妄想するも我に返って、何を言っているのか、と叫んだのです。
そして真冬の部屋へと来た成幸は真冬が藤江のために男子の気持ちを知ろうと恋愛シミュレーションゲームをしていたのを知ると、先生って恋愛経験、と言ったら真冬が、過分な詮索は身を滅ぼす、と答えたのでこれ以上は追及しませんでした。
ゲームとはいえ、男性心理がこれ程複雑だとは、と呟く真冬。
そして、一緒にテスト問題を作らないか、と言うゲームの中の男性の台詞に対して真冬は選択肢にある中で、『は?一人でやりなさい』を選んだので成幸は、どう考えも駄目な奴でしょ、と突っ込みます。
成幸は、素直に謝ったほうがいいのではないか、と言うも真冬は引き下がらなかったので、成幸は不器用な思いやりは変わらないな、と思いつつ、自分も付き合う、と言ったのです。
真冬はお礼を言いつつ、お願いがある、と言って成幸のワイシャツを身に纏ったので、成幸は驚きます。
主人公と同じ気持ちになるために形から入る、と真冬は言うと成幸も心の中で、不器用なガンコさも変わらない、と思いつつ、服をつまんで上目遣いでいこう、と言うと真冬は驚いたのです。
そしてようやく告白のシーンまで持ち込むと成幸は、まっすぐカレの瞳を見つめ、そっと目を閉じたを選べば、と言いますが今自分は真冬の部屋にいて、真冬は自分のワイシャツを着ていて、今真冬と共に真冬のベッドに座っているという事実に気づくと心の中で、相当あれな状況なのでは、と赤面しながら思っていました。
その事に気づいていない真冬は、成幸は恋愛経験が豊富なのか、と聞いてきたが、愚問ね、と言ったので成幸は、全然子供だし、追いかけてばかりだ、と言ったのです。
真冬は、それはどういうことなのか、と詰め寄ると選択肢の通りになったので、そう言えばお腹空かないと言う選択肢を押して、夜食を作る事になりました。
翌日、藤江は、考えるのが面倒になったから告白した、と寝不足の成幸達に行ったので、2人は心の中で、昨日までの努力は何だったんだ、と思っていたのです。
真冬は、付き合わせて申し訳ない、と言いつつ、お昼ぐらい奢る、と言って服をつまんで上目遣いをしたので成幸はドキッとしながら、はい、と言います。
真冬は、服をつまんで上目遣いには一定の効果がある、とメモしたので成幸は、実験台にするな、と突っ込んだのです。

ぼくたちは勉強ができない179話の感想と考察
今回の話から察するに、成幸は真冬の事が気になっていると思いますが、真冬もまた成幸の事が気になっているのではないでしょうか。
成幸は真冬の恋愛シミュレーションゲームをしている中、真冬の恋愛豊富なのかと言われた際、自分はまだ子供であり、ずっと追いかけてばかりだと言っていましたので、追いかけている相手は恐らく真冬だと思います。
真冬も相談を持ち掛けた藤江が成幸に彼女いるのと聞いた際に、成幸の事をジッと見ていたり、余り詮索するなと言っていたのに成幸に対して恋愛豊富なのかと聞いたりしていたので、自覚しているかは分かりませんが気になっているのでしょう。
いずれにせよ、くっつくのは割と早いんじゃないかなと思いますね。
前回の掃除に続いて、今回も真冬の部屋に来る事になった成幸でしたが、前回の話で真冬はお互い大人なのだから節度を持って暮らせばいいと言っていましたが、真冬が一番節度を持った暮らしをしてないなと思いましたね。
前回のゴミまみれの部屋もそうですし、前回も今回も夜遅くに近所迷惑になるんじゃないかと言わんばかりに窓をドンドン叩くのですからどう考えても節度を持っていないと言われても仕方ないでしょうね。
きっとその面も成幸と交流していく事で、少しずつ良くなるのかなと思いますね。
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