2020年10月26日発売の週刊ヤングマガジン2020年48号で、『パラレルパラダイス』135話が掲載されました。
サタノファニ135話は、メイを失った悲しみが癒えぬまま、戦う事になったヨータとピアノ。
ピアノの武器はモーニングスターであり、ヨータはモーニングスターは動きが遅い相手のための武器だから、攻撃を回避すればそれで終わりだと言います。
対するピアノはそれは無理だし、仮に自分がヨータに触れられたところで絶対に興奮しないと言いつつ、ナクタとの日々を思い出していたのです。
果たして、ピアノはナクタとは一体どんな思い出があるのでしょうか。
本記事では、サタノファニ135話『誇りと驕り』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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サタノファニ135話のあらすじネタバレ
崩月によってメイが命を落としてしまったが、悲しみが癒えぬまま、ピアノはヨータを始末しようとし、ヨータは、行為をさせてやる、と言いました。
しかし、ピアノはそうは行かないと言わんばかりに棘付きの分銅が備わっている武器を取り出し、鎖を使って振り回していたのです。
ヨータはカヅチが作ってくれた叢雲を抜き、ルーミも参戦しようとしていたがヨータはガーディアン同士による戦いを防ぎたかったのか、下がっていろ、と言います。
ピアノは自分一人で充分だし、モーニングスターは鎧を着て動きが遅い相手のための武器だから、一度外したらそこまでであり、外した隙に間合いに入ってキスすればいい、と言うヨータ。
対するピアノは、それは不可能だし、万が一自分がヨータに触れられたとしても絶対に興奮はしない、と断言すると共にナクタとの思い出を思い出し始めたのです。
幼い頃のピアノはナクタに全然勝てず、弱気になりつつありましたがナクタは、人に弱い事を見せるな、と一喝すると共に、自分達ガーディアンは誇りが大事であり、それが無ければだれも守れないから誇り高い人間になれ、死に関しては恐れるような事をするな、恐れるのは誇りを失くして生きる事だ、と言います。
そしてピアノを撫でながら、自分がピアノと同じ年齢の時はよく泣いていたから、きっと強いガーディアンになれるし、誇りを忘れるな、とナクタは言うとピアノは元気よく返事をしたのです。
現在に至り、ピアノは、自分には尊敬する人との約束があり、性欲なんかで自分の誇りが崩れるような事はない、と言い放ちます。
対するヨータは、この世界の興奮する確率は100%であり、ピアノも自分に触れたら興奮する事になり、恥をかく事になるから強がるな、と言いますがピアノは、そっちこそ他のガーディアンと一緒にしないほうがいい、と不敵に言ったのです。
そうしたらヨータは、絶対に興奮しないといいながら自分がキスしたら幸運して行為を求めてきたナクタと言う女性がいた、と言ったらピアノは動揺し始めます。
続けて、ナクタと行為をしたし、自分から頼んできたし、行為をしたらとても喜んでいたからピアノもそうなる、と言うヨータ。
そんなわけないと言わんばかりにピアノはモーニングスターを振るい、ヨータは回避すると攻撃に転じるも、ピアノはもう一つのモーニングスターを取り出して振るって、ヨータを鎖で縛りあげて動けなくさせます。
続けてモーニングスターによる攻撃を繰り出すピアノだったが、ヨータはカヅチを信じて叢雲を振るうとモーニングスターと鎖は切断され、動揺しているピアノに接近してキスしたのです。
そしてピアノは頭突きでヨータを吹っ飛ばすが、興奮し始めました。
性欲に負けるなんてありえない、と負けを認めないピアノにヨータは、頭突きしたけどちょっと手加減したよな、本当は自分と行為をしたかったんじゃないのか、と言ったのです。
図星と言わんばかりに、ピアノは赤面しながら冷や汗を掻いていました。

サタノファニ135話の感想と考察
ピアノは幼少期にナクタから稽古だけでなく、心構えも教えてもらっていたようですので、ヨータの言葉が信じられなかったのでしょうね。
実際、ヨータの言う通りナクタは行為をせがみましたが、それは勝負に負けたからであり、行為をする瞬間まで誇りを失うような事はしなかったので、多分これから先はナクタのような心構えが良い女性は現れないと思いましたね。
それにしてもカヅチが作ってくれた叢雲は凄い切れ味でしたね。
ごく普通の刀を簡単に破壊するかもしれない威力を持つモーニングスターの鉄球を切り裂いたのですから、今だったらサンドワームの姿になったガリアも切れたんじゃないかなと思ってしまいましたね。
何にしても一瞬の隙を突いて、ヨータはピアノにキスして興奮させたのでそこからどう行為に持っていくのかが気になるところですね。
次回は、ヨータはピアノと行為をする事になるのではないかなと思いますね。
キスした事でピアノは興奮してしまいましたが、それでも戦う意思やナクタから教えられた誇りを失っていませんでした。
しかし、興奮してしまっている状態でモーニングスターを振るう事は不可能ですし、ヨータはピアノにキスした時に彼女に頭突きされた際、手加減したと言っていましたので、もしかしたら心とは裏腹に体はヨータを受け入れる体勢になっているのかもしれません。
それ故にヨータにいいようにされてしまうでしょう。
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