2020年1月15日発売の週刊少年マガジン2020年7号で、『ダイヤのA act2』197話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』197話は、4回裏に一気に5点を取った事で13対0にし、コールド勝ちに王手をかけた青道高校。
そしてセンターライン以外の選手を入れ替えた青道高校はより勢いに乗り、沢村が好投して見事にコールド勝ちへと導きました。
その後、創聖と光和の試合を観戦する事になりましたが、昨日殆ど寝ていなかった沢村は重圧から解き放たれたかのように眠りについたのでした。
果たして沢村が寝ている中、勝ち上がって来るのはどのチームなのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』197話『その先へ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 197話のあらすじネタバレ
4回裏に5点取る事で合計13点として、コールド勝ちに王手をかけた青道高校。
5回表にもマウンドに上がった沢村は早速ワンアウトを取りました。
点差がついているせいか、青道高校は選手交代をしていたのです。
ファーストの前園のところには山口、サードの金丸のところには樋笠、代打として打席に入った由井はレフトに着いていました。
ベンチに下がった前園は沢村に声援を送っていたのです。
バックネット裏で大和田はセンターラインを残して守備を入れ替え、ベンチメンバーが試合に出たからチームが盛り上がっていると言います。
峰はそれは3年生だからだと言いつつ、交代する事が出来たのは沢村の投球があったからだと言ったのです。
ベンチにいる落合コーチは正直点差があるから1年の奥村に経験を積ませたかったと思っていたが、ここはコールドを決めに行く場面だからバッテリーは変えなかったのだなとも思っていました。
その間に沢村は御幸のリードの従って内角中心の投球でバッターを抑え、最後のバッターをセカンドゴロに抑えてスリーアウトにしたのです。
これによってコールドゲームとなり、青道高校は準々決勝に進出する事になりました。
そして敗北した法兼学園の選手達は休場の外で泣き崩れていたのです。
取材を受けた志村監督はヒット1本と結果は出なかったが選手は思いっきりプレーをしていたと、卜部もいい球を投げていたから悔しいだろうと口にします。
最後に全国クラスの青道高校はただただ強かったと締めくくるのでした。
一方で片岡監督も峰と大和田から取材を受けており、彼らに初回の攻撃は春から課題にしていたから練習試合での成果がここで出たと言いました。
峰は沢村の話題を出し、初戦は苦戦していたが今日は安心して見れたのではないかと聞いたのです。
対して片岡監督は相手が強くバットを振ってプレッシャーをかけてきたとはいえ、点差があったにも関わらず最初から飛ばし過ぎだと辛口のコメントを述べ、大和田は内心驚きます。
最後に初戦の時や今回の試合も全て次に繋がる糧にしてくれたらと締めくくるのでした。
一方、クールダウンしている沢村の元に降谷がやって来て、飲み物を手渡すとナイスピッチと言い、沢村は繋いだぞと返します。
そして第2試合の創聖と光和の試合を観戦し、創聖の投手はフォークに近いツーシームである創聖ツーシームを投げていたのです。
御幸は創聖は入部した投手に創聖ツーシームが受け継がれ、守備が堅くて毎年優秀な投手を育成するチームだと言います。
同時に創聖には奈良と呼ばれる川端と並んで三拍子揃った守備の名手が最も警戒する選手だとも言ったのです。
そして金丸は今の沢村の態度に対して注意しようとしますが、御幸はそのままでいいと言い放ちました。
同時に昨日も眠れなかったと言っていたしなと付け加えたのです。
他の選手達も特に沢村に対してどうこうは言いません。
その沢村はまるで重圧から解き放たれたかのように眠っていたからでした。
ダイヤのA act2 197話の感想と考察
途中から怪しい感じになってきましたが、コールド勝ちに出来て良かったんじゃないかなと思いましたね。
点差もありましたし、落合の言う通りに奥村を入れても面白かったのではないかなとも思いましだが、法兼学園は追い詰められて悪あがきするかもしれませんし、沢村の初回からの飛ばし過ぎも考慮して片岡は御幸のままにしたのでしょう。
そう言う事もあってか、今回の試合に関しても沢村にはまた課題が残る感じになりましたね。
時には試合前にスッキリ寝た方がもう少し余裕を持ってかつ長い回を投げられるのではないかと思いますし、ここからは強豪校のみが勝ち上がって来るので次回からそうして欲しいですね。
次回は創聖に関してのミーティングの話になるのではないかと思います。
今回の話の最後で創聖の話題で持ちきりとなっていましたので、恐らく創聖が勝ち上がって来るのではないでしょうか。
要注意人物である奈良を始め、警戒するべき選手達や創聖ツーシームについての説明をしていくのではないかと思います。
そしてどうやって対応するのかの練習を提示したりすると思いますし、次の試合で投げるであろう降谷にはどのようにして抑えていくのかの話し合いもするのではないでしょうか。
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