2020年10月17日発売の週刊ヤングマガジン2020年47号で、『サタノファニ』148話が掲載されました。
サタノファニ148話は、囚われの身になった友坂はカチュア達に裏切ったわけではないと言い訳するも、カチュアは千歌達を目的地と逆方向に案内したと言う事から信用してはいませんでした。
対する若本は友坂がこれから喋る言葉を信じると言って、近くの換気扇を拳で破損させて彼女を従わせ、木場が生きているという事なので木場がいる場所へと行く事になり、友坂が案内役を買って出る事なりました。
果たして、友坂が吐く言葉は本当なのでしょうか。
本記事では、サタノファニ148話『木場と隊長』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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サタノファニ148話のあらすじネタバレ
若本は友坂を見つけて捕らえると、手に縄を縛りつけて拘束しました。
許してほしい、自分は裏切ってはいない、と言う友坂に対し、カチュアは、白々しい、と吐き捨てると共に、千歌達を目的地と逆方向に案内させたみたいだな、と言ったのです。
対する友坂は、それは誤解で、千歌達が信じてくれず、このように酷い目に遭った、と話すとカチュアは、当たり前だ、友坂みたいな女を信じられるか、と言います。
そして若本は、自分は信じるぜ、と言って友坂の首を左手で押さえつけると近くにあった換気扇を右拳で破損させたのです。
若本の拳が突き刺さった換気扇の部分は完全にめり込んでおり、この音を聞いた友坂は思わず漏らしてしまいました。
そして尋問の末、友坂は、隊長は真希と一緒にいて、木場は自分が助けてここから近い所にいるから案内する、と言うがカチュアは若本と違って心の中で、信じてついていっていいのか、と疑問に思っていました。
その様子を見ていた斯波は心の中で、助ければ手柄になりそうだがどうすればいいんだ、と思っていたのです。
そしてカチュア達は友坂の案内である部屋の中に入ると、そこには牢獄に入っている木場がいましたが、顔半分の皮が切り裂かれている状態にありました。
しかし、まだ息があり、若本の声に反応したので若本は、一体何があったのか、と聞くと木場は友坂の姿を見て怯えながら、友坂に酷い目に遭わされた、と喚いたのです。
そうしたらカチュアは友坂の首元にナイフを突きつけ、友坂は、木場を助けてあげたのに酷いじゃない、それに教団の目もあるから仕方ないし、裏切った演技をしなければ何時やられてもおかしくなかった、と懸命に言い訳をします。
しかし、カチュアは無視してナイフを更に突きつけてきたので友坂は、自分を始末したら真希も隊長も助からない、と言い、木場は、ここまで教団側の会話を聞いていて、隊長達の行き先は目星がついているから友坂を始末しろ、と叫んだのです。
そうしたら若本は妥協案として、友坂を牢獄の中へと閉じ込めると、万が一隊長達がいなかったから話を聞く必要がある、とカチュアに言います。
そして移動を開始し、斯波は心の中で、友坂を助け出せば法悦を味わえる、と思いながら部屋に入るが、牢獄を見たら驚愕の表情を浮かべました。
そしてカチュア達は北エリアへと入り、木場からは木場と隊長だけが助かり、残りは始末された事を知ったのです。
若本は、自分も突入していればこんな事にはならかなった、と言うと木場は、若本がいるからこのように反撃できるんだ、と言いました。
そして真希と隊長が捕まっている部屋の前へとやって来たカチュア達はドアを開けて、中に入るも特に誰もいませんでした。
奥にいると思ってカチュアは探すが、誰かが倒れる音がしたので後ろを振り返ると何故か若本が倒れていました。
その理由は木場が薬を注射器で注入したからであり、彼は反撃しようとしていたカチュアを蹴り飛ばします。
木場は、指示通りやった、と言うとドアから牢獄にいれた筈の友坂が現れたのです。
全部演技か、と言うカチュアに友坂は、血に関してはその辺の信者を始末して手に入れ、木場は長らく調教したおかげで忠実な僕になり、カチュア達を見つけてから色々準備していた、と答えます。
若本は、女狐が、と吐き捨てるも友坂は意に介さずに若本に対して、カチュアの目の前で行為をしよう、と恍惚な笑みを浮かべながら言いました。
サタノファニ148話の感想と考察
友坂に関してですが、若本が言っていたように本当に女狐ですね。
以前、友坂はカチュアが若本の事が気になっているのを見て、カチュアの事を悪しく言っていましたが、その時の話と今回の話からお前が言うなと思いましたね。
それに七瀬の事もそうですし、信者達の事もそうですが、友坂は利用出来そうな者なら何だって利用するスタンスみたいなので、よりゲスさが出ているなと言う感じですね。
木場の事ですが、かなりの演技っぷりでしたね。
きっと友坂の手によって行為をされているうちに、真希と共にいた隊長と同じように精神が殆ど崩壊して、友坂に忠誠を誓うようになってしまったのだと思いますね。
それに法悦を求めて行動をしていた斯波は完全に肩透かしを喰らってしまった感じになってしまったので、敵とはいえ可哀そう感じでしたね。
次回ですが、友坂の思い通りになってしまうのかなと思いますね。
若本は完全に動くことが出来ませんし、しかも友坂にマウントを取られてしまっている状態にあります。
カチュアは助けに行きたくても、完全に友坂の僕に成り下がってしまった木場が立ち塞がっていますし、戦闘力も高いのでカチュアも苦戦するでしょうね。
それ故に友坂のゲスな計画が発動されてしまうと思います。
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