2019年10月30日発売の週刊少年マガジン2019年48号で、『ダイヤのA act2』189話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』189話は、夏の大会第5試合、沢村が所属している青道高校は法兼学園と試合をしようとしていました。
法兼学園は志村監督指導の元、アメリカ式の練習を取り入れている高校です。
沢村は初戦の試合の時以来にマウンドに立ちます。
前回はエースとしての初登板だったので表情は硬かったのですが、今回はまだ硬かったが前回よりはマシな状態でした。
そして試合が開始され、沢村は先頭バッターに対して思いっきり投げました。
果たして、前回の汚名を返上出来るようなピッチングが出来るのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』189話みたいな場所のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 189話のあらすじネタバレ
夏の甲子園を賭けた夏の大会第5試合、多くの人々が球場を訪れます。
青道高校も試合の準備をするために、球場入りを果たします。
バックネット裏では報道陣も集まりますが、昨日の薬師高校と市大三高の試合の事で盛り上がっていました。
優勝候補の薬師高校が負けたので、この事を記者は戦乱の幕開けだと評します。
先発予定の沢村は御幸と共にブルペンに向かい、軽く投げてから一旦離れます。
一方で法兼学園の選手達は素振りの際に、まるでゴルフをしているかのようなスイング練習をしてます。
それを見ていた観客も変だと思っていました。
法兼学園は部活が週休3日ですが、その分自主練に割いてます。
更に全体練習の時間が短く、コーチと共に選手個々に合ったメニューを用意すると言うアメリカの学校に近い指導をしているのです。
おまけに法兼学園は校風が自由なので、新たな環境で野球をやりたい選手が集まっているのです。
そして監督を務めている志村は中学生からアメリカで過ごしていました。
観客はこれは日本野球の改革の先駆者である法兼と、伝統的な名門である青道の戦いだなと感じてました。
試合開始の時刻になり、両校の選手達が礼をし、先攻の法兼の選手はベンチ、後攻の青道の選手達はポジションへと向かいます。
青道のオーダーは1番ショート倉持、2番セカンド小湊の1,2番。
クリーンナップは3番ライト白州、4番キャッチャー御幸、5番ファースト前園。
下位打線は6番センター東条、7番サード金丸、8番レフト麻生、9番ピッチャー沢村となっています。
沢村は前回の失敗よりも後失敗するであろう未来よりも、大事なのは失敗するかもしれないこの瞬間だと大声で言います。
最後に毎度お馴染みの台詞である、ガンガン打たせていくからバックの皆さんお願いしますと言うのでした。
沢村の声のデカさに、青道の選手達は期待していました。
逆に観客は沢村が初戦に4回途中2失点で降板し、四球とかが多かったので不安に感じていました。
なので夏の大会前のように投球を期待していました。
沢村に声をかけた御幸は、まだ表情に硬さがある事を感じていましたが仕方ないと割り切っていました。
時は早朝に遡ります。
沢村と降谷と共に散歩をしていた御幸は、沢村に昨日は寝れたかと聞きます。
沢村はあまり寝れてないが試合が終わったら爆睡すると大声でかつ笑って誤魔化します。
因みに降谷はぐっすり寝れていました。
完璧な状態でバトンを渡してやると降谷に言う沢村を見ていた御幸は、初戦よりは硬くなってないと感じていました。
そして沢村と降谷に2人が立ち続けるマウンドはそう言うところだと言うのでした。
現在に至り、御幸はプレッシャー等を背負って投げろと思いながら構えます。
沢村は思いっきり外角低めにボールを投げ、法兼の先頭バッターは空振りします。
御幸はバッターの振りを見て、今度は内角高めに構えます。
沢村はその通りに投げ、バッターは手が出ませんでしたがコースギリギリだったのでボールと判定されました。
バッターは思ったより球威があると感じていました。
御幸は外角低めに構え、沢村はチェンジアップを投げて空振りを取りました。
ダイヤのA act2 189話の感想と考察
夏の大会も第5試合に差し掛かっていますので、その分プレッシャーが重くのしかかってくるものです。
しかし、今日の試合の先発である沢村は割と落ち着いているように感じました。
表情は硬いですが、その分前回の二の舞にはならないぞと言う強い決意があるのではないかと感じましたね。
まずは先頭バッターを空振り三振にしましたが、次のバッターは油断ならないと思います。
法兼学園はアメリカ式の練習を取り入れているという事は、アメリカ野球が仕込まれている可能性があります。
そうなりますと、2番は4番バッター並みの長打力がある可能性がありますので、沢村には油断せずに投げていってほしいと思いました。
次回は沢村がこの勢いのまま、連続三振で抑えていくのではないでしょうか。
正直、まだ一人目のバッターだけにしか投げていないのでまだどうなるか分かりません。
しかし、初戦と違ってちゃんと御幸の構えたコースを投げているみたいなので大丈夫だと思います。
後は御幸のリードにかかっていると思います。
御幸も言っていましたが、今日の審判は高めの判定に厳しいです。
しかし、何時か高めのコースにも投げないといけないといけませんので、高めのコースの使い方が鍵になっていくのではないかと思われます。
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