2020年10月1日発売の週刊ヤングジャンプ2020年44号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』192話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜192話は、卒業式当日を迎え、伊井野達風紀委員は先輩達から卒業式の後で羽目を外す人が多いけど、そんな彼らを取り締まるのは君達だと言われます。
そして校門で見張る中、大仏は伊井野に先輩達とはふんわりと別れるより、ちゃんとさよならと思ったほうが有難うございましたと思える方が美しいから、式が終わったら改めて先輩達に行こうと言ったのです。
そして卒業式が始まりますが、終了後に在校生達は卒業生達にきちんと挨拶できるのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜192話『秀知院は見送りたい』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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かぐや様は告らせたい192話のあらすじネタバレ
卒業式当日を迎え、風紀委員を務めていた3年生の先輩達は伊井野達に対して、例年卒業式の後に羽目を外す生徒が多いけど、そういう者達を取り締まるのは伊井野達の仕事だから頼んだぞ、と言ったのです。
校門前で立っている伊井野に同じく立っている大仏は、先輩達とはもう二度と会う事はないだろうね、と言うと伊井野は、寂しい事を言うんだね、と言います。
大仏は、寂しい言い方かもしれないけど、また会うかもとふんわりと別れて二度と会わないよりもちゃんとさよならと思った方が、ちゃんと有難うございましたと思えるから、そっちの方が美しいと思う、と言います。
続けて、卒業式が終わった改めて挨拶に行こう、と大仏が言うと、話を聞いた伊井野も了承したのです。
そして卒業式は校長の有り難くも長いお話から始まり、無事に終わりを告げました。
卒業生が友人との別れを惜しんでいる中を歩いている石上は、千花、メガ子、マッキー先ハイがいて、2人はメガ子に、今からも留年しよう、と言っていたのを目撃し、無茶苦茶な要求をしている、と思っていました。
しかし、メガ子が1回留年していたのを知ると、さっきの要求も的外れじゃないし、何も知らずに突っ込んだ自分が恥ずかしい、と心の中で思う石上。
ずっとゲームをしていたし、大会に向けて毎日FPSをやりこんでいたから今年もダブると思っていた、と言うマッキー先ハイの言葉を聞いた石上は心の中で、理由が他人事じゃない感じだ、と危機感を抱きます。
同時に、卒業する人だけど話したら仲良くなれたのかな、と思う石上でしたが、メガ子の就職先がゲームチームだと知ると、それはやばいし、仲良くなるどころか崇拝するレベルだし、どうせならもっと早くその情報が欲しかった、と思ったのです。
スポンサーもついたし、校長が祖父じゃなかったらヤバかったかも、と言うメガ子に対して石上は心の中で、情報の洪水で頭が追い付かない、と言います。
それでも卒業してほしくない千花とマッキー先ハイがメガ子に対して涙を流す光景を、石上は静かに見守ったのです。
その頃、マスメディア部の元部長である朝日はかれんとエリカに、自分にとって報道は正義じゃなく世の中を自分の理想に近づける為のツールだ、と言いつつ、2人がどのように情報を使うのか自分はずっとリサーチしている、と言います。
新部長になったかれん、新副部長になったエリカは大きな返事をしたのです。
白銀より前の生徒会長は生徒会室にいましたが、白銀達に見つかると、君達には今も昔も適わない、と観念したかのように言って軽い打ち上げに参加する事にしました。
そして石上は体育祭の際に応援団長をしていた風野と会うと、風野から、先輩として何かやれる事があったと思ったけど自分には何も出来なかった、と言って謝罪したのです。
対する石上は、風野がずっと自分を気にかけてくれたおかげでどれだけ救われたか、照れ隠しでもそんな事は言わないでほしい、と言ってお礼を言って涙を流しました。
風野と別れた石上は、3年前の自分が今の自分を見たら笑うだろうな、と心の中で言いつつ、同時に、今日の分の涙はもう流したからこれからどんな結果になっても泣く事はない、と言ったのです。
そして桜の木の下には、石上を待つつばめの姿がありました。
かぐや様は告らせたい192話の感想と考察
大仏がふわっと別れるより、しっかりとさようならと思った方が有難うございますと思えると言っていましたが、確かにその通りかもしれません。
何時か何処かで会えるだろうという感じだったら、本当に会えるかもしれませんが、下手すれば一生会うことがなく、同窓会でも会えない可能性もあり、あの時、きちんと挨拶出来なかったとか言えなかった事を言えなかった等と後悔するかもしれません。
しかし、ちゃんと卒業式の際に別れれば、気持ちもすっきりしますから大仏の言う事にも一理あるなと言う思いがしましたね。
そしてちょいちょい登場していたTG部の元部長のメガ子が、校長の孫だったのには驚きでしたね。
マスメディア部でもスピンオフ作品の主人公であるかれんが部長、エリカが副部長を務める事になりましたので、それ以外の部でも世代交代が着実に進んでいる感じがしますね。
それを踏まえると生徒会だけ人員的な意味で、そんなに変わってないなと思ってしまいますね。
次回193話は、つばめが告白の返事を言う事になるのでしょうね。
告白の返事が石上にとって良いものになるか、悪いものになるかどうかは未だに分かりませんが、石上は例え駄目だったとしても後悔はないと思いますね。
一体どんな展開になるのか、気になりますね。
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