2020年9月23日発売の週刊少年マガジン2020年43号で、『エデンズゼロ』111話が掲載されました。
『エデンズゼロ』111話は、まず遺物やマザーエーテルという用語が登場します。
どうやら、これらはマザーにたどり着くために必要なものらしです。
そして、ウィッチがアンドリューの死について語るとナディアはそれを受け入れようとはしませんでした。
それはなぜか?
そんな彼女にシスターは心について教えた直後に宇宙船から燭台が現れますが、それによってレッドケイブに大ききな変化が起きました。
一体何が起きたのか?
本記事では、エデンズゼロ111話『いつか見たあの空を』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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エデンズゼロ111話のあらすじネタバレ
虹の色のように光り輝く星水晶を手にしていたシキ。
彼が持っていたのはワイズたちが首につけていた水中適合の星水晶でした。
シキが持っていた星水晶は、突然マザーのエーテルを吸収したと思っていました。
しかし、実際は“マザーエーテル“が自らそれに入ったからでした。
そして、ナディアはここにあった宝のことを話し始めました。
宝はマザーの一部。
それはマザーエーテルを発生していて、無くなったとしてもこの地にエーテルが残留していました。
「このエーテルがマザーの居場所を教えてくれるの?」
レベッカはナディアに質問します。
それに対してナディアは“遺物(レリック)”について説明を始めました
遺物というのは様々な形で存在するもので、レッドケイブの場合は宝として祀られていました。
そして、“マザーエーテル”は遺物を探すために必要な羅針盤のようなもので、遺物を集めてマザーエーテルを吸収することでマザーにたどり着く可能性があるそうです。
その話を聞いていたワイズはここのマザーエーテルを吸収すればいいのではないかと思っていました。
しかし、ここのを吸収しても意味はなく別のを吸収する必要があるそうです。
「このエーテルをたどっていけばいつか…マザーに」
シキは期待に胸弾ませていました。
そして、一同は神殿から去ろうとしますが、別れ際にピーノはナディアがアンドリューと再会できることを願っていました。
それに対して、気まずそうな顔をするレベッカ。
「アンドリュー様はすでに亡くなられております」
ウィッチはカミングアウトしました。
それに対してナディアは何を言っているのかわからない表情をしました。
人が200年位くることができないことをウィッチはナディアに告げますが、彼女は必ず帰ってくる約束をしたので信じようとはしませんでした。
ウィッチをレベッカは止めようとしますが、話を続けました。
「先ほどこの星に墜落した小型船…あそこに乗っていた骸こそアンドリュー様です」
ウィッチの発言に対してシキたちは驚きました。
しかし、なぜ操縦できたのかホムラは気になりましたが、その手がかりはウィッチが小型船で入手したチップの中にありました。
ピーノが腕にチップを入れると映像が映し出されました。
映像では、アンドリューが遺物の奪還に成功したことやナディアへの愛の告白が記録されていましたが、突然映像が終わってしまいました。
この原因は隕石の直撃。
そして、その影響で起動から逸れてしまったので200年かかってこの地に墜落しました。
「アンドリューはどこ⁉︎」
突然ナディアは探しに行こうとしますが、その時にケーブルを引きちぎりました。
そして、墜落した船に辿り着いたナディアはアンドリューの遺体を見て涙を流しました。
その後、突然船の中から何かが出てきました。
それは遺物である燭台。
それが現れたことで街の機械たちが動き始めました。
同時に、ナディアはケーブル無しでも機能停止することなく動き続けることができるようになりました。
そして、水位が下がり始めますが、水位が下がった状態がこの星の本来の姿でした。
「いつかアンドリューと見た世界もう一度一緒に見れましたね」
亡くなってしまったもののアンドリューと昔見た景色をもう一度見ることができたナディアは感動していました。
シキたちもこの景色を見て感動していました。
そして、エデンズゼロはレッドケイブをあとにしようとしますが、この時レベッカはこの星の200年分の時間を時喰みが食べて欲しいと思っていました。
エデンズゼロ111話の感想と考察
今回、前半では遺物やマザーエーテルについての説明が描かれていました。
どうやら、遺物のマザーエーテルを吸収することでマザーにたどり着くらしいです。
ちなみに、断言できない理由はまだ誰もマザーに会った人がいないからだと思います。
そして、今後は星水晶に他のマザーエーテルが吸収されることになるのだと思います。
このことで気になることが1つあります。
それは、この先の移動について。
マザーエーテルが遺物を探すための羅針盤になると言っているので、星水晶が近くの星のマザーエーテルに反応してその星への道標になるのかもしれません。
そして、後半はまずアンドリューがこの地に戻ってくるまでに200年かかった理由が明らかになりました。
レッドケイブに帰ってくる直前で隕石にぶつかったことで軌道が逸れてしまったからだったのですね。
残念すぎです。
そして、そのことにショックを受けたナディアに心とは何かをウィッチが教えました。
アンドロイドがアンドロイドに教えるのは違和感がありましたが、シキなど多くの人間とか変わったからこそ教えることができたのだと思います。
そして、今回の流れていくとレッドケイブ編は終了。
次回から新章突入だと思うのですが、どんな展開になるのかとても楽しみです。
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