2020年9月23日発売の週刊少年マガジン2020年43号で、『東京卍リベンジャーズ』175話が掲載されました。
『東京卍リベンジャーズ』175話は、前回稀咲から銃を鶴蝶が払い除けました。
そして、彼はイザナを説得しようとしますが、説得しようとしたのか?
その説得の最中に「ドンッ」という音が戦いの場に響いた直後、鶴蝶はその場に膝をついた途端に血を吹き出しました。
果たして彼の身に何が起きたのか?
本記事では、東京卍リベンジャーズ175話『Admonitions are not sweet』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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東京卍リベンジャーズ175話のあらすじネタバレ
稀咲から奪い取った銃をマイキーに向けるイザナ。
そのことに対してタケミチはイザナに文句を言っていました。
一方、ドラケンはイザナの目がヤバイ状態になっていることに気づきました。
「撃てよイザナ」
殺す気満々で銃を向けるイザナをマイキーは煽りました。
それに対してドラケンは煽るのをやめさせるために叫びますが、またしてもマイキーはイザナを煽りました。
そんな状況で突然イザナの前に現れた鶴蝶。
彼はイザナが持っていた銃を払い除けました。
そして、その銃は稀咲の足元まで「カラン」と音を立てて転がっていきました。
鶴長の行動に対して驚くタケミチやマイキー。
彼らと同じく望月や斑目も驚いていました。
「鶴蝶がイザナに逆らった⁉︎」
一番驚いていたのはムーチョでした。
その理由は、イザナへの忠誠心が一番強い鶴蝶が銃を払い除けたりイザナに負けを認めさせようとしたからです。
鶴蝶の行動に対してイザナは激怒していました。
そして、ここで回想が始まります。
舞台は施設の一角。
この時鶴蝶は何かを作っていたので、それが気になったイザナは声をかけました。
ちなみに、鶴蝶が作っていたのは事故死してしまった両親のお墓でした。
続いてイザナは彼の傷が気になったので聞きますが、その傷は事故の時についたものでした。
そして、自分に話しかけてきたイザナを追い払おうとしますが、イザナはお墓を破壊してしまいました。
「俺がオマエに生きる価値をやる」
死者は自分のことを守ってくれないし今の鶴蝶は価値のない人間と思ったイザナは、彼に生きる価値を与えようとしました。
それは、王(イザナ)と下僕(鶴蝶)という主従関係を築いて、自分のために生きてもらうと言うことでした。
この出来事で生きる理由を見つけた鶴蝶は彼の下僕として今まで生きてきました。
「オマエの情けねぇ姿を見たくねぇんだよ‼︎」
イザナの下僕として今まで戦ってきたので、鶴蝶はイザナのことを止めようとしました。
しかし、幹部(極悪の世代)に鶴蝶の殺害をイザナは指示しますが、誰も動こうとしませんでした。
彼らが動かなかったのは自分には勝つことができないからだと思っていた鶴蝶。
彼は必死に説得しますが、イザナはそれを聞こうとはしませんでした。
「天竺の負けだイザナ‼︎」
ついに、鶴蝶は負けを認めてもらうよう泣きながら説得しようとしますが、イザナは受け入れようとはしませんでした。
この2人やりとりの最中に、「ドンッ」という音が響きました。
それにより、イザナの顔面に血が飛んできました。
一方、鶴蝶の“初代横浜天竺”と書かれた特攻服の“代”のあたりが血で滲んでいました。
そして、彼はその場に膝をつくと口から血を吹き出しました。
この状況に目を見開いて立ち尽くすイザナ。
一方、タケミチは撃たれた鶴蝶を心配して彼の名前を叫びました。
「ジャマなんだよテメェは」
鶴蝶を排除するために撃ったのは稀咲でした。

東京卍リベンジャーズ175話の感想と考察
鶴蝶が乱入というのは予想外でした。
前回の流れで予想していたのは、銃を撃つことなくイザナはマイキーにやられる。
そして、2人の戦いを見ているだけだった稀咲が何かしようとして次回へというものでした。
続いて、鶴蝶とイザナの関係が明らかになりましが、兄弟のような関係ではなく主従関係でした。
イザナがエマを殺害しようとした時に止めることができなかったことや、イザナが彼のことを“殺戮マシーン”と言っていたのはこの関係性があったからかもしれないと思いました。
そして、鶴蝶とイザナが施設で出会う回想シーンが入りました。
この時に主従関係が構築されましたが、それ以上に気になっていた鶴蝶の傷の理由が事故の時についたと言うことが明らかになったことです。
タケミチと同じ学校時代はついていなかったので転校後というのははっきりしていましたが、詳しいことがわからず初登場時から気になっていました。
さらに、施設にいることにも疑問を持っていましたが、事故死ということが明らかになりました。
明かされることはないと思いますが、この事故が転校したのか理由になったがもしれないですね。
そして、稀咲が仲間であるはずの鶴蝶を撃ちました。
この時に稀咲は鶴蝶に対して「ジャマ」と言っていましたが、あなたの行動の方が「ジャマ」ですとツッコミを入れたくなりました。
そして、この状況下でみんながどう動くのか気になります、特にイザナはどうするのかとても楽しみです。
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