2020年9月19日発売の週刊ヤングマガジン2020年43号で、『パラレルパラダイス』131話が掲載されました。
パラレルパラダイス131話は、メイと行為をして崩月を阻止しようとするヨータですが、行為をした結果、リリアの時と同じように首に痣が出なかったのです。
そこへ死んだ目をした状態の仁科が現れると、貴方も同じみたいだから死ねばいいと言い放ちます。
ヨータは記憶が戻ったのかと聞くと、仁科は記憶は戻っていないが、自分には女を自分の所有物のように扱う男を殺したい程深く憎んでいる思いが刻まれていると言ったのです。
果たして、ヨータの運命はどうなるのでしょうか。
本記事では、パラレルパラダイス131話『闇からの帰還 空白の時間』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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パラレルパラダイス131話のあらすじネタバレ
メイと行為をして崩月を阻止しようとしているヨータですが、首の痣が出ない事に加えて仁科に見られてしまったのです。
仁科は死んだ目をしており、貴方も同じなのね、死ねばいい、と過激な発言をします。
その様子からヨータは、記憶が戻ったのか、と聞きます。
対する仁科は、記憶は戻っていない、と言いつつ、ヨータみたいな男が女を物として扱う姿が殺したいくらい深く恨んでいる、と言ったのです。
ヨータは呆気にとられながらも、そうかよ、と返したので仁科はこれ以上何も言う事なく静かに部屋から出ていきました。
去った後、ヨータは舌打ちをした後、仁科がいてくれて良かった、と呟いていました。
そして朝になり、行為によって意識を失っていたメイが目を覚まし、ルーミがその事を確認するとヨータを呼んだのです。
ヨータはルーミの呼びかけに応じてやって来ましたが、すぐさまメイに対して深々と土下座しました。
昨日は調子に乗りすぎて色々酷い事をしてしまって本当にごめん、とヨータは謝罪の言葉を述べるとメイは、自分もどうかしていたし、行為をすることで崩月が無くなって長生きできるなら安いもの、と言ったのです。
しかし、実際は崩月の危機を回避できたわけではない事を分かっているヨータは、実はメイの首には痣が出来てない、と正直に言うとメイは、どういうことなのか、と聞きます。
ヨータは、偶に行為をしても痣が出ない場合があり、今のところリリアとハナハナ、メイを含めて3人しかおらず、崩月を回避できるのは首に痣がある女子だからメイが崩月で命を落とす可能性が回避されていない、と正直に説明したのです。
話を聞いたメイは暫く間を置いてから、昨日行った行為は全部無駄だったのか、と聞くとヨータはただ謝る事しか出来ませんでした。
そうしたらメイは憤怒の表情をして、許さない、と言ってヨータを殴り、ヨータが、許してほしい、と言っても、何でもする、と言ってもメイは殴る事をやめません。
その頃、ピアノはロミーからメイが昨日から部屋に戻らず、朝の見張りにも参加しなかった事を聞かされていたのです。
男に連れ去らわれた可能性がある、と言うロミーだがピアノは、メイの技量ならば男等に不覚を取ることはまずあり得ない、と断言します。
しかし、メイは怖がりで馬鹿正直なのをピアノは知っているので、もしメイが行為をしているのであれば、自らの手で始末しなければならない、と心の中で誓います。
そんな中、ロミーは、メイが男に襲われて行為をした確率は100%、と言い出し始めたのです。
そうしたらメイは、寝坊して遅れた、と言ってやって来たのでピアノは一応首を確認したら痣が無かった事に安堵します。
そしてロミーを睨みつけてから、何度もチョップしたのです。
メイは、どうしたなの、と聞くとピアノは、メイと連絡取れなかったら心配していた、もし男と好意をしていたらメイを始末しなければいけなかった、と言います。
続けて、昨日部屋にはいなかったみたいだけど何をしていたの、と聞くピアノ。
対するメイは気まずそうな顔をしながら、男と行為をしていた、と話すとロミーはすかさず、自分の予知大正解、と連呼しました。

パラレルパラダイス131話の感想と考察
今の仁科は記憶こそ戻ってはいないものの、嫉妬深い神の男に対する強い憎しみが深々と刻まれているみたいですね。
それ故に旅路の際にヨータがルーミと行為をしている時に、その時の強い憎しみが表に出て、あのような死んだ目のような顔をしていたのだと思います。
男に対して強い憎しみがあるのであれば、今の今までヨータに何も言わず、しかも始末しなかったのかが気になるところですね。
男を殺したい程強く憎んでいるのなら寝ている間に始末したり、今もメイとの行為に夢中になっている間に始末する事が出来た筈なのに、それをしないのは他に理由があるのでしょうね。
次回132話では、ピアノがメイに対してどのような処分を下すのかが分かると思います。
メイは実力こそあれども精神年齢が子供なので、ピアノに部屋にいなかったけど何をしていたのかと聞かされた際、隠し切れないと思って正直に言ったのでしょう。
ピアノは国母に忠誠を誓う身なので、本来ならメイは処罰の対象なのは間違いないと思いますが、行為をした際に出てくる首の痣がないし、知っているのは自分とロミーだけなので牢の中に閉じ込めるのかなと思います。
もしくはメイの性格を利用して、ヨータ達がいる場所を案内させるのではないでしょうか。
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