2020年1月6日発売の週刊ヤングマガジン2020年6号で、『テッペン~那須川天心物語~』16話が掲載されました。
テッペン~那須川天心物語~16話は、まもなく試合が始まろうとしており、天心は同級生達の応援を受けながら向かいます。
そして弘幸、同級生、安藤が見守る中で天心と藩の試合が始まったのです。
一気に勝負を決めてやろうとしていた藩に対して、天心は得意のスピードによる攻撃を繰り出していきますが、体が大きな彼には大したダメージにはなりません。
弘幸は一本を取って決めないと通用しないと思っており、天心は絶対に決めるという表情をしていたのです。
果たして、何とか一本を取る事が出来るのでしょうか。
本記事では、テッペン~那須川天心物語~16話『頂点に向けて』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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テッペン~那須川天心物語~16話のあらすじネタバレ
同級生は試合が始まるぞというと、太っている同級生はこんな大きな試合会場で試合をするのは緊張しないのかと聞きます。
そうしたら天心は父親の弘幸を見て、弘幸との猛特訓に比べればここで試合をすることくらい大したことないと笑みを浮かべながら言ったのです。
同級生達も納得し、天心も弘幸から早く来いと言われてすぐさま向かいます。
そんな天心の後ろ姿を見ていた同級生達は凄くて自分達には絶対には真似できないと、毎日練習して毎週試合して足が腫れても難なく学校に来れる姿はかっこいいと呟いたんです。
そして大きいな声で絶対に優勝しろと、自分達は全力で応援するとエールを送る同級生達を見て、拳を突き出してお礼を言う天心。
その後、天心はトーナメント表を見ました。
弘幸は安藤は実績が十分だから2回戦からのシード枠で、天心はノーシードだと、辛うじて全国大会に出られた天心には誰も関心を寄せていないと、相手は地元の強豪でアウェーな状況で戦う事になるとプレッシャーをかけるような事を言ったのです。
しかし、天心の表情に迷いや怯えがなく、戦う男の顔になっていたので満足そうにする弘幸。
そして小学4年生の部第一試合が始まり、準備が終わった天心と藩が戦いの舞台に立つと、審判に言われて正面に礼をします。
同級生達はしきりに天心にエールを送り、弘幸は静かに見守っていたのです。
安藤もこの試合を見ており、藩の事を体力だけなら全国の中でもトップレベルの選手だと心の中で評しており、同時に天心はどのように戦うのかと内心期待していました。
審判の指示で2人は構えると、始めという声で試合が開始されたのです。
試合開始と同時に藩は一瞬で勝負を着けようと突撃し、拳による一撃を繰り出そうとします。
対して天心は彼が放った拳の一撃を眼にも見えないスピードで避けたのです。
しかも藩の背後を取っていたので、藩もかなり素早いなと思っていました。
安藤もやはりスピードで勝負をするのかと思っていたのです。
背後を取られた藩はすぐさま振り返って拳による一撃を繰り出し、天心はそれすらも避けて背後を取ると強烈な蹴りを繰り出して命中させました。
この様子を見ていた同級生達もこれは効いただろうと感じていたのです。
しかし、藩は怯むことなく蹴りを繰り出し、天心もこの攻撃を避けました。
体が鍛えられていて天心よりも大柄な藩にとって、天心の蹴りはかなり軽く感じており、痛くも痒くもない状態にあったのです。
そう思いながら蹴りを繰り出すも、天心はすぐさま避けました。
全く攻撃が効いていないのは同級生達も気づいており、逆に藩の蹴りを喰らったら一撃でやられちゃうと呟くのです。
対して安藤は藩の攻撃を避け、確実に攻撃を当てている天心が有利だと思っており、このままなら逃げ切れると思っていました。
天心は何度も攻撃を繰り返しても藩には通じず、彼の攻撃を避けて攻撃をする事を繰り返し行っていたのです。
試合を見ていた弘幸は彼から一本を取れないようじゃ、トップにはなれないと思っていました。
そして天心は絶対に決めるという表情をしていたのでした。
テッペン~那須川天心物語~16話の感想と考察
普通だったら初めての全国大会で緊張してしまうものですが、緊張を諸共しない天心のメンタルは凄いなと思いましたね。
常に平常心で試合に臨み、全国大会でも普段通りの動きで藩の攻撃を避けて的確に攻撃を与えているのですから凄いです。
しかし、流石に全国大会なので並の攻撃は中々通じませんね。
しかも藩は大柄な体をしているので、相手の攻撃を回避して的確な攻撃を繰り出す天心の攻撃パターンでは不利な相手です。
それ故に天心は隙を突いて胴回し回転蹴りを繰り出す以外手はないと思われますので、どのタイミングでこの技を繰り出すのか気になるところです。
次回では、天心が胴回し回転蹴りを繰り出して藩を一撃で仕留めるのだと思います。
藩には天心の攻撃が全く効いておらず、それ故に天心は恐れるに足らずと言わんばかりに攻撃を仕掛けている状態です。
それ故に攻撃が大振りかつ雑になって来ると思われ、しかも全部の攻撃を避けられていますので余計に雑になって来ると思われます。
この状況なら胴回し回転蹴りを決められる隙が出来る筈なので、隙を見つけたら即座に繰り出すでしょう。
ほぼ不意打ちで繰り出されますので、幾ら体が大柄な藩でも当たり所次第では一撃で倒れると思います。
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